マンハッタン花物語 / 悲しみに打ちひしがれた彼女の前に届いた匿名の花。送り主はいったい……?不器用な男女の王道ラブストーリー。

マンハッタン花物語 [DVD]

恋愛に臆病な女性と、そこに表れた花屋とのロマンチックな恋を描いた王道ラブストーリー。
主演はクリスチャン・スレイター&メアリー・スチュアート・マスターソン。
監督・脚本を担当するのは今作がデビューとなる戯曲家のマイケル・ゴールデンバーグ。
あらすじ
リサ・ウォーカーは重役に抜擢され、将来を嘱望されるビジネス・ウーマン。仕事中毒なほど仕事熱心な彼女は、しかし心にはいつも孤独な影があった。そんな彼女のもとにただ1人の身内であった男性の訃報が届いた人生最悪の日の朝、オフィスに突然、差出人不明の美しい花束が届いた。気になった彼女がその差出人を捜し出すと、その人物は悲しげな彼女の姿を偶然見かけたという花の配達人の青年。そんな事がきっかけで2人は付き合い始め、リサは次第に彼に魅かれてゆくが……(allcinama.comより)


あらすじのような、「職場に突然花が届く」というのもいいのですが、それ以上にロマンチックだったのは、スターリングローズ。
花を贈ったのが自分だと白状し、家の屋上にある植物園を見せてくれわかれた翌日。会話の中でリサが好きだといったこの紫がかった灰色のバラの花束を、一時間に1回届けさせたのです。どんどん溜まっていき部屋中に所狭しと飾られたバラ……最初の「悲しそうな顔が見えたから」花を贈っことといい、ストーカーのラインじゃないんですかね。ロマンチックでありながら、半分ぐらい引いてしまいそうになるのですが、それでも彼の悲しい過去や、素直な気持ちを知るとグッとくるものがあります。
そんな彼以上に不器用なのはリサの方で、自身の生い立ちなどをどこか引け目に感じてしまったり、とにかく臆病。「幸せが怖い」という感覚はわからなくもないですけどね。そこが上手く伝わらず、ルイスはとにかく猛アプローチするものだから、お互い好きで愛し合ってるのに、すれ違ってしまう。
ましてや家族の前でプロポーズは……悪気はないのだろうけど男の僕でもプレッシャーかけすぎじゃないかってツッコミいれましたよ。
王道、と表現したのはそういうすれ違いをへて最高のハッピーエンドだからなんですけどね。ラストのやりとりとかリサとルイスにぴったりで本当に微笑ましかった。
主演ふたりの演技力が素晴らしくて、上司が休暇をとれと言いたくなるような、悲しみに沈んだリサの表情とか、彼女を心から愛し大切にしたいと思うルイスの温かいまなざしとか素晴らしかった。
どんな状況でも、花を受け取るとみんな喜んでくれる。だから花屋は一番の職業だっていうセリフがとても心に残りました。幸せを届ける、本当に素敵な職業ですね。

DVDレンタルで視聴。字幕吹き替えともにアリ。
映像特典として、劇中歌のミュージックビデオやキャストのプロフィールもありました。

マンハッタン花物語 [DVD]
東北新社 (2000-05-26)
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