【Disney+】シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~ / 君主制が残る現代を舞台に、実は超能力を持っていた各国の第二王子王女たちが集められ、脅威に立ち向かうための訓練をつまされるが……。ペイトン・エリザベス・リー主演。

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ディズニー+オリジナル映画。王国が多数存在し、君主制度が残っている現代。イリリア王国第二王女であるサムはいつも反抗的でバンドを組んで路上ライブをしては警察とも衝突する日々で模範的で次期女王の姉とは大違い。それもあってか夏の間サマースクールに通うことになるが、そこには各国の第二王子/王女が集められており、実は彼らはスーパーパワーを持っていて、来るべき脅威との戦いのための訓練が目的だと判明。人より聴覚や嗅覚が優れる「超感覚力」が目覚め始めるサム。その頃囚われていたはずの悪者が脱走して……。
ディズニー『アンディ・マック』で知られる16歳のペイトン・エリザベス・リー主演のほか、ナイルズ・フィッチ、イザベラ・ブレイク・トーマス、オリビア・ディーブル、ノア・ロマックスら共演。

あらすじ
サムはイリリア王国で2番目に生まれた君主制を批判する王女。彼女は王家の模範のような子ではなく、自分の居場所を模索している。まもなく18歳になり、新たな女王となるための行動をとっている姉のエレノアとは違い、バンドを組み、反君主制を歌い上げているサムは警察との衝突が避けられない。そんなサムに業を煮やしたキャサリン女王はサマースクールに行かせることにするが、サムはその学校が謀られたものだと知る。それはサムと他の4人の王国の第二子たちが皆、スーパーパワーを持っており、特別な秘密結社のメンバーになるための訓練を受けに来させられているということであった。しかし訓練が始まると、サムたちにふりかかる驚きはこれだけではない。謎の凶暴な男が大切な人たちの安全を脅かそうとする。そのとき彼女らは王国を救うため、パワーを使いこなせるようになるのだろうか?(ディズニー+配信ページより)


劇中キャラも言っていますが、「ブレックファストクラブ」ぽく始まったかと思えばそこからアベンジャーズに変わっていくので超能力モノが好きな人間としてはめちゃくちゃ引き込まれました。まあタイトルの時点でスパイとかそういう世界を予想してましたが、まだ君主制が残っていて、かつ第二王子/王女だけがスーパーパワーを持つって設定が面白いですよね。反抗期、SNS命、オレ様系、距離なしぐいぐい良い子ちゃん、内気なオタク系と同期も個性豊かですし、主人公サム以外も魅力的だった。

前半部分は能力に目覚めはじめた彼らがそれぞれ使いこなせるように訓練しつつ、チームとしての絆が形成されていく様子。はっきりと描写されることはないですが、それとなくラブロマンス的な匂わせがあるのも、おそらくターゲットである同年代=ティーンエイジャーに共感しやすいと思います。他人からの人気ばっかり気にしてた金髪ちゃんとオタクくんの組み合わせっていうのもなんか良かった。やっぱり冴えないキャラに一番感情移入しちゃいます。

そもそもそのマッテオは虫をコントロールする能力な訳ですが、最近でこそアントマンの実写があったとはいえ、やはり若干地味に映りますよね。でも重たいものを持ち上げたり、色々なものを運ばせることで色々な広がりを見せていくとともに彼自身の自信に繋がっていく過程が良かったです。オレ様系キャラが言葉で人を操る、生配信するの大好きなのに透明人間、とか本人のキャラと能力が微妙にリンクしてるのも笑えましたが、少人数なのに「人から能力を一時的に借りられる」というチート級がいるのも意外。HEROESなんてシーズン通じての敵キャラ扱いでしたよね。彼女が借りてる間本人は使えなくなるっていうのも凶悪。

後半は、序盤にチラ見せしていた脱獄犯との遭遇と、彼の思惑を阻止できるかという流れに。その正体と、サムとの関係性も明らかになっていきます。君主制度というこの映画の設定と関連してきて、「選ばれた者」と「それ以外」の格差がうむネガティブな感情などなど敵側にもある程度共感できるようになってるのも好きでした。特にサムが反抗的キャラだけに、余計にね。

各キャラの能力的に戦闘とかあんまり想像がつきにくかったのですが敵とのバトルシーンではそれぞれうまい具合に連携してて、結構感動しちゃいました。派手さ的には物体を念力でコントロールするテレキネシス使いなので敵の方が見応えはありまして、特に簡易的な足場を作るところとかほんと能力の生かし方に年季の違いを感じます。それに対して主人公側はチームワークで対抗したってイメージ。予告動画であるものを持って走るドレス姿のサムが最後ダイブしてますが、そこからの流れもグッときます。

能力のことは他言無用なため、もともと親しかったバンド仲間(同時に惹かれあってるっぽい)一般人のマイクと距離ができてしまうっていう要素も入ってるんですが、映画が終盤になるにつれて彼もまたナイスな活躍をしてくれるのでそこもご注目。さらに同時進行で描かれてた姉の女王就任というビッグイベントもありますし、最後いろんなことが一気に解決して大団円!って終わるのも気持ちよかったです。

一方で新たな脅威も発生。因縁があるので主人公チームが追うことになり本格的に任務スタート!なところで終わるのでもしかしたら続編も期待できるかも。ネトフリの場合は割と人気作品は続編やってくれるイメージありますけどね。ディズニーはどうでしょうか。最初に触れた通りみんな魅力的なキャラなのであるならぜひ見たいと思います。

ティーン向けのディズニーチャンネルオリジナルムービーという感じで、割と王道の、思春期とかアイデンティティについて共感しやすい作品だったと思います。それに加えてストーリーにひねりがありましたし、超能力ものとしての見応えもなかなかでとても楽しめました。会員の方はおすすめです。

今回紹介するにあたって「アンディマック」を調べたのですが、髪型が違うとはいえ主演の子の雰囲気が違いすぎてびっくり。3年前とはいえすごい成長です。Dlifeでやってたような気がしますがスルーしちゃってたドラマ。

ディズニー+で吹き替え版で視聴。10/2より配信開始されています。


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