ジョジョリオン 第102話 【ネタバレあり】 あらすじ 感想 (2020/11/19 更新) #ジョジョ

前回までは……
ボロボロになった康穂の前に現れた救世主、東方常秀。すぐそばでワンダーオブUの本体に監視されているのを感じながら、この状況を好転させる唯一の方法として選んだのは新ロカカカを摂取すること。下心があったものの助けてくれるという常秀の提案をのみ、使うことに。するとみるみる彼女の体は回復し、逆に常秀の腕は萎れていく……。
ジョジョリオン」最新102話・本編ネタバレを含むあらすじ+プチ感想です。


#102 終わりなき厄災 その(8)

参考:前回、第101話の感想はこちら( http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/jojolion101.html )

扉絵は康穂と、それと重なるように描かれた定助。彼女は走っている姿で運命−疾走中というアオリとも一致してますが、対照的に定助はしゃがんで様子を伺うようなカットなので今現在の状況を暗示させます。

1ページ目から幼い日の康穂の回想がスタート。どうやら母に連れられてサマーキャンプにきたようですが、本人は乗り気じゃない様子。母の携帯をチラ見すると沖縄への便を検索していて、娘の世話から解放されて恋人と旅行を計画してるみたいですね。「ママだって夏休みが欲しいのよ」ってずいぶんハッキリ言うなぁ。前々から思ってたけど子供より自分の方が大事ってタイプだな。

実際キャンプが始まってみるとすでに知り合いグループなどが形成されていて、初めて参加する康穂の居場所はありません。恐れてた通りの展開。ファイアスターターでの火起こしもひとりぼっちでやったため加減も分からず指を怪我してしまい、周りの子にバカにされながら手当へ。当然処置が終わっても元の場所に戻る気は起こりませんよね。ちょっと泣いちゃってる康穂。可愛そう。というかこのあたりの描写地味にリアルで読んでるだけで辛い。僕も自分からどんどん輪の中に入れるタイプじゃないので、こういう風になりそうです。

あまり子どもたちのこない、「蜂注意」の看板が立ってるあたりで膝を抱えて時間を潰していると、近くから謎のカリカリ音が。そこは火打ち石のような、擦り合わせるだけで火が起こせる岩をもつ謎の青年がいました。フードをかぶっていますが、現在脅威として存在してる透龍その人です。こんな場所に一人でいる大人に一度は警戒する康穂ですが、彼は「道に迷って困っているだけだ」と説明。

康穂がより詳しい話を聞きたがると、ある人間を探していて、その条件が「老人で」「医師免許を持っていて」「介護施設に入ってて」「お見舞いに来る人がほとんどいない」ということ。うわ、これいわゆる『背乗り』相手を探してるってことじゃないか。しかもこれに合致するのは院長……。ピュアな子どもなので、得意げに携帯で調べてあげる康穂。現在8人いて、一番近くて茨城にいる模様。これ何気にすごいですよね?どうやって検索すればいいかもいまいち想像つかないんですけど、この頃から『何かを探す』『携帯』に縁があったんだな康穂。

明負悟の情報を見て格好のなりすまし相手だと思った透龍は「また会えるといいな 君が僕を忘れた頃に」と言い残して林の中に消えています。蜂を捕食しながら考えあぐねいてたところ康穂に救われた形になったのか。これで好意を持ったというか、執着するようになったんですね。一方康穂も彼からもらった岩によって火起こしが簡単にでき、とりあえず残りのキャンプが最悪な時間になるのは防げた。礼さんに続いてこっちとも過去に因縁があったとは。

舞台は現在に戻り、意を決して新ロカカカを食べたことで康穂の損傷は完全に修復。DIOよろしく、とても「なじんでいる」ようです。違和感も全くなし。まさしく元に戻ったという印象でしょうか。しかし右腕が萎れてしまった常秀は想像以上にうろたえ、泣き叫んでいます。いやいや、予想できなかったのかよ(笑)

それを物理的な意味でも高みの見物している透龍は、新ロカカカの凄さを実際に目の当たりにしてますます欲しくなったようです。「こんなところで生命のアップグレードをみるとは」もともと2億円で売るつもりだったようですが、「裕福な奴らはあれいくらでも出すぞ」死や運命も平等ではなくなり、社会の勢力図は変わると予測。ビルゲイツも買ってくれるかも、と予測してるあたり笑えます。

もともと(普通の)ロカカカを薬にして売ろうとしてたし、だからこそ乗っ取り相手に医者が良かったんでしょうけど、結局はお金や権力、名誉に帰結するんですね。なんかもっと岩人間にとってすごい効果があるとか、さらに予想外の効能があるって流れなのかと思ってましたけど「価値を理解するもの(=自分)が手にするべきなのだ」ってよくある悪役の考え方で欲しがっていたのか、と。


樹々に隠れてはっきりとは見えないものの、敵が透龍ですぐそばにいることを感じた康穂は彼に語りかけます。同時この状況を整理。何をすれば打開できるか考えます。やはり透龍はワンダーオブUの本体であり、康穂だけは好意を持っていてできれば助けたいと思っているようです。「僕を目視したら君たちは死ぬよ」おお、すごくホラー映画っぽい。

厄災の流れは依然として全員を襲っていて、ここで康穂が動いて、彼やワンダーオブU(院長)を追いかけようとする行為をただの一つするならそのターゲットの順番は「康穂から」になるという。常敏は絶命(明言された!)し、密葉、憲助、つるぎ、常秀、礼、定助も最終的には死ぬ。その順番から外に出ろと。「全て忘れてそのまま家に帰るんだ」
典型的な『君は殺したくないけど、邪魔するなら、わかるよね?』ムーブ。

記憶では別人かと思ったけど幼い頃から遠龍は時々近づいてはいなくなる。そして何かを奪っていったような気がする。という康穂に対して思い出だけだよと言い放つ透龍。ストーカーっぽい。
ここで康穂は何かを思いつき、常秀のポケットからスマホを取り出します。

改めて透龍は警告しますが、「厄災のターゲットになるということは、今追いかけているということ。」あえて立ち向かうことを決意した彼女はペイズリーパークで何をすればいいのか探します。そして見つけ出したのは家政婦の虹村さんの電話番号。「何かが起こることになろうとも、定助の元へは辿り着ける」覚悟を決めて押します。

この間、実はさらに常秀が暴走してまして、もう完全にギャグです。やっぱり返せー!だとか「その右手で他の誰かを手コキしやがったらぶっ殺してやる」「俺の右手で定助のタマを触りに行くっていうのかクソビッチ」などと、もはや妖怪かと思うくらいのすっごい顔で迫ってくるのマジでやばい。ここまでくるとこのまま最終回までゲスキャラで終わるね。途中で我に帰ったかのように自分で頭殴ったり首絞めたくても腕がないとかやってるのほんとシュールすぎる。ラスボス(多分)と対峙してるんだぜ、これ。

電話受けた虹村さんは大学病院で母であるホリィさんの世話をしている最中。手短に状況を説明して、そのスマホを定助に渡すように促しますが、居場所がわかるはずもなく。しかし母の手に書かれた「ロカカカのラボは婦人科A2室」を見て、理解し、すぐさま行動に出てくれます。
礼が瀕死で、実質孤軍奮闘の定助のサポートになるか!?

というところで今回はおしまい。事態急転!!兄の為に虹村さんが動く というあおりですが、ここにて彼女とは。たしかにこの状況で定助助けてくれるキャラってもう限られてますから、当然かもしれないけど、全然予想してなかった。そしてアドレス帳の文字で気になって調べたところ、単行本24巻の登場人物紹介欄からは虹村京(けい)となってるみたいですね。初登場からずっと(きょう)さんだったのですが。
"億"泰、形"兆"、京と数字繋がりでしたが、もしかして形兆をオマージュした運命が待ち受けているのか??
でも「先回り」の能力って改めてみると「追われたら攻撃」に対して結構なカウンターぽくていいですよね。これすごい活路になりそう。すげぇなぁ。

前回のラスト的にまだ康穂のターンだとは思ってましたけど、定助の更なるパワーアップ(秘めた力のコントール)が待ってると思うと、早くそっちが見たいと思ってしまうのも事実。ただ次回こそ病院が舞台っぽいんでね。楽しみです。
さらに早くも25巻が来月12月に発売が決定したそうで、年明けかと思ったらこれは嬉しい。

そうそう、ウルトラジャンプはジョジョリオン本編を挟む形で高橋一生さんのインタビューがたっぷり載ってます。かつてテレビ番組で映った本棚に露伴ルーブルが置いてあったり、話が決まる前からのジョジョ&露伴好きっぽいんで、実写ドラマほんと楽しみにしています。

そんな102話他掲載のウルトラジャンプ12月号は11月19日<本日発売>





電子書籍で購入しました。

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