前回までは・・・
刻々と迫るロカカカ収穫までのカウントダウン。定助&礼は生長を促す虫をロカカカの枝に伝わらせ、時間が来るまで息をひそめる作戦に。一方、岩人間プアートムの支持通りオゾンベイビー発動のための「ドールハウス」を敷地に埋めた常敏。自分たちは安全だと思いきや、突如部屋に異変が。外に飛び出したつるぎと岩助がいきなり倒れ・・・。
ウルトラジャンプ掲載の最新73話、本編のネタバレを含んだあらすじ+プチ感想です。
#73 プアー・トムとオゾン・ベイビー その②(2)
参考:前回、第72話の感想はこちら( http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/jojolion72.html )
扉絵は定助ひとりと「ただ待つことは許されない」というアオリ。前回礼はこのまま待つだけと言ってましたがオゾンベイビーの攻撃を受けてる以上そんな簡単じゃないですよね。
ページをめくるとやはり常敏視点のモノローグ。あんな終わり方をしておいて、もし今回別のところから始まったとら「どうなったの!?」と続きが気になってしょうがなかったと思います。ご存知の通り休載を挟んで2ヶ月ぶりのジョジョリオンなので、彼が語る形で "最近のジョジョリオンのあらすじ" を復習してます。新ロカカカを巡る戦いについてと、東方家のために手に入れるという最終的なゴールは一緒でも、憲助と自分では意見が違うことなどが書かれてます。ここで岩人間プアー・トムと書かれていましたので、確定。ある時点から8部の主人公の敵は全員岩人間と考えても問題なさそうです。
その次の展開がショッキング。特に岩助。前のエピソードでもすごい悲鳴あげてましたけど、目玉が飛び出しちゃってます。つるぎも目、鼻、耳などから出血して息も絶え絶え。ドアを開けたことで一気にダメージを受けました。空中にはスタンド「オゾン・ベイビー」のビジョンがゆらゆら。不敵に笑ってます。
様子を見るために自分も外に近づいたため常備自身もさらに症状が悪化。なんとかつるぎを室内に呼び戻そうとしますが、彼は動くことができない様子。プアートムの能力としか考えられず、やはり定助だけでなく敷地内の全員をターゲットにして近づくものを自動攻撃するつもりのようです。たとえ礼もやられてロカカカの枝が判別できなくなっても、時間をかけでも見つけ出す腹だと予測する常備。この間もどんどんダメージを受けています。
ボロボロになりながら犬小屋に逃げようとする岩助が不憫・・。
状況を整理し、スタンド攻撃について分析します。倉庫のドアの開閉で悪化したこと、その前のポリ容器が凹んだこと、中に近い方が被害が少ないことなどから、とにかくつるぎを倉庫に戻すことを優先。
「スピード・キング」の加熱・点火で止めてあっった車のエンジンを入れ、つるぎを抱えた自分に側面をぶち当ててその衝撃で倉庫に戻ることに成功。スタンドがシフト操作してる絵はなかなかシュールです。
ドアをしめてやっと落ち着いた二人。そして空気の加圧だと確信します。前回の予想あってましたね。余談ですが飛行機や新幹線での耳の違和感って怖い反面なんかちょっとワクワクするのは僕だけでしょうか。初めから自分も標的だったとわかって悔しがる常備。しかも遠隔なのでプアートム本人はリスクゼロっていう。
一方地下通路を進む定助&礼。彼らにも異変は起きています。すぐに地下道を出るぞ、扉を開けろってセリフで終わってますが、これダメなパターンでしょ。いや、とりあえず開けてもまだ室内だからギリギリ大丈夫か?
すぐまた常敏たちの場面。つるぎが減圧症になったと判断し、処置をしなければと考えを巡らすと、倉庫内までオゾンベイビーの姿が。スピードキングでラッシュを叩き込みますが、煙のように手応えが全くありません。この時の掛け声がスピィィィィだったりスピィィィァァァだったり面白い。よくよく見ると車掌さんっぽく見えてきます。スピードキング。
幸いにも場所が倉庫だったので物は色々あり、塩素酸ナトリウムを発見した彼はそれを加熱して酸素を発生。ミネラルウォーターのペットボトルを通じてつるぎに酸素を吸わせます。これで応急処置としてなんとかなりそうですね。「扉を閉じたらそこを加圧」「開けて外に出たら減圧」という単純ながら凶悪な能力。今なお加圧が続くこの状態は以前ピンチのままなので、なんとかあの「ドールハウス」を破壊する必要があります。
そのことを伝えると、「お父さんは岩人間と繋がってるの?」と不安がるつるぎ。ここで改めて彼にも「憲助とやり方は違うが東方家、そしてつるぎの病を治すために一生懸命なだけ」だと説明。この危機を乗り越えるため、定助と鑑定人(礼)を利用すると決意した常敏でしたが・・・。
というところで今回はおしまい。まずドールハウスをなんとかしないと、プアートムと直接戦うことすらできないのがキツイですね。カウントは出ませんでしたが、依然として収穫までの時間が迫ってきてますから、先越される前に倒せないときつそう。個人的な予想ですが今回ので「定助VS常敏」はなさそうな気もしてきました。利用するなんて言ってるけど、共闘しそう。彼一人じゃなくてつるぎもいますからね。定助に対して悪い感情はなさそうだし、戦いそうになっても彼が止めそう。とりあえずプアートムを倒してからの話ですけど。
2ヶ月ぶりのジョジョでしたが、状況は少しだけ改善して、次回からは反撃(の方法を考える)感じでしょうか。加熱というシンプルな能力ながら色々な使い方があるスピードキング。割とパワーもあるのかな。動いてるのが見れて良かったです。
そんなジョジョリオン73話掲載のウルトラジャンプ3月号は2月19日<本日>発売。
電子書籍版はこちら。今回も僕は電本で購入しました。
一つ前のエントリで紹介してますが、露伴スピンオフの単行本が7月に出るようです。
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参考:スピンオフ「岸辺露伴は動かない」最新作を含めた4つ収録のコミックス2巻が7月19日発売され、「六壁坂」OVAがついたDVD同梱版も同時発売!(予約は5月まで)
http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/Rohan-comics-V2.html
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