常敏が手を組んだ、ドロミテのスタンド「ブルーハワイ」によってゾンビ化した人々から逃げる定助だったが、康穂の協力によって本体の情報がついに判明。これで直接攻撃できると思ったのもつかの間、常敏に襲われ、唯一の手掛かりである「歯」を隠滅させられてしまう。
本編のネタバレを含んだあらすじ+プチ感想です。
#62 ブルーハワイ その③(3)
参考:前回、第62話の感想はこちら( http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/jojolion62.html )
今回のトビラ絵は常敏とそのスタンド「スピード・キング」、そして能力の説明になっていまして、能力自体はこれまでの描写通り触れた部分の温度をあげるというもの。ただ意外だったのが「温度差は数℃(度)」ということで、やろうと思えばできるけどコントロールしてたんじゃなく、ほんの少ししか温められないって点。
前回の安穂のように人間に対して使った場合を考えても、病気になった時少し熱があるだけで体調が全然違いますから、文字で書かれてるよりも強いかもしれませんね。
後ろから攻撃されたため康穂自身は常敏だとわかっていませんが、気絶から目を冷ました彼女は、定助が残した歯も、ドロミテ=泥駒政次のことを調べたスマホ自体も破壊されなくなっていることに気がつきます。常秀のガールフレンド(実際は?)ということで命は取られなかったわけですが、定助に連絡する手段がないので、直接会うしかなさそうですね。せっかく本体を叩けると思ったのに。
一方の定助はタクシーに乗り込みゾンビたちを巻こうとしているわけですが、突然車に何かが衝突。それはゾンビ化したカラスで、不審に思って外に出た運転手も案の定ゾンビ化。この、次々に乗り移って襲ってくるのがかなり厄介ですよね。前回彼が予想してた通り、おそらく射程距離はほぼ無限。体力がもたない・・・。
結局また走って逃げるしかないのですが、今度はなんとハエ!小さい分避けるのも難しくなりましたし、不意打ちが怖い。いつぞやも出てきたコンビニ「OWSON」にダイブし、商品を投げつけてやり過ごそうと頑張りますが無駄無駄無駄。水でハエについた血を流そうとしても無駄でした。殺虫剤を手に取る定助。
あえてトイレという袋小路に逃げ込み、敵が直線でしかやってこれないタイミングを見計らって確実に仕留める。これは勝ったな!と思ったのですが、そこに現れたのは、
乳幼児!なんだこれ。お客さんの中に乳母車を押してた人がいましたが、そこに感染したんですね。これまでゾンビがやられる→次の媒介へ、って感じが多かったのですが、もしかして任意のタイミング、ドロミテが自由に媒介を変えられるってことですよね。
ドアで挟んで距離を取ろうとするも、やっぱり子供相手だと躊躇しちゃいます。7部も大好きなんで貶したいわけじゃないんですけど、この状況で敵を倒せるのってジョニィくらいじゃないと無理な気がする。
結局ゾンビに触れらてしまい、ゾンビ化=ドロミテに体を乗っ取られる定助。神社まで歩かせられ、知っていることを喋らされてしまいます。ついに植物鑑定人の情報がバレてしまいました。
「これで・・・勝った」あれ、敵側が勝利宣言しちゃったこの流れは・・・!ドロミテの頭部に振り下ろされる鉄パイプ。康穂ちゃん登場!連絡を取るには、直接会うかしかない。定助の携帯のGPSを追ってたどり着いた彼女。この頼もしさはかっこいい。
不利になったと悟ったドロミテはとっさに岩に変化しようとしますが、「池に沈める」と脅され、最終的に仲間である常敏のことを喋り、定助のゾンビ化も解除。すごい、完全に詰んだと思ったのに、素晴らしい働き。
ロカカカに近くのは危険が多く、さらに「合法」になって「新種」になった、という衝撃の事実まで判明したところで今回は終了。
何回にも渡って逃亡劇を強いられたドロミテ編ですが、最後はほんとあっけないし、命が惜しくてペラペラ喋っちゃうのは小物臭がしてなかなか面白かったです。そういえば岩人間で再起不能にならなかった唯一の例かも。恋人を守ろうとして四肢を失ったっぽいし、そこまで悪いやつじゃないのかもしれませんし、泳がせるのかな?
スタンド紹介も出たことだし、常敏との直接対決もいよいよって感じになってきましたが、ドロミテ曰く、資金洗浄をしてる「使いっぱしり」とのことなので、ロカカカに携わってる人間(岩人間)はまだまだいるのかも。
新種ってことは品種改良している奴らがいるってことでしょうしね。
一応ひと段落はつきましたが、次回も楽しみです。
そんな63話が掲載のウルトラジャンプ4月号は、3月18日<本日発売>
【ウルトラジャンプ4月特大号本日発売】
— ウルトラジャンプ編集部 (@ultra_jump) 2017年3月17日
★表紙+巻頭カラー+袋とじ:惰性67パーセント
★シリーズ新連載:いいゆだね!/秋本治
★特別付録:ローゼンメイデン0‐ゼロ‐卓上カレンダー
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今回の付録はローゼンメイデンの卓上カレンダーなのですが、画像を見る限り月ごとのシールを貼り替えて使うタイプのようで、昨年の同時期に付録で付いてきた、「ジョジョ4部/8部卓上カレンダー」にもそのまま使えそうな予感。紙の書籍で購入された方は試してみてもいいかもしれません。
僕は例によって電子書籍版で購入。Amazon、これまで100ポイント付いてきたのですが、今回はなかったのできっかり500円ですね。
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