カナエマストーンを探していた充瑠らキラメイジャーたちだが、海賊が奪ったという情報を元にゴーカイレッドと戦うことに。一方でカルビワルドと戦う五色田介人たちだが、キラメイの面々と共に「焼き肉フルコースを食べきらないと脱出できない部屋」に閉じ込められてしまう。あの手この手でなんとか脱出を試みるのだが……。
駒木根葵汰、増子敦貴、世古口凌、森日菜美、小宮璃央、木原瑠生、新條由芽、水石亜飛夢、工藤美桜、庄司浩平に加え、小澤亮太、伊藤あさひも参加。
あらすじ
キラメイレッドこと熱田充瑠(小宮璃央)たちは、宝石の国・クリスタリアの女王マブシーナの依頼でお宝「カナエマストーン」を探すためゴーカイトピアを目指す。一方、ゼンカイザーこと五色田介人(駒木根葵汰)たちは怪人・カルビワルドに焼肉屋空間へ連れ去られ、そこから脱出するため、次々と出てくる焼肉フルコースの完食に挑む。(シネマ・トゥデイより)
まず大前提としてタイトルになっている戦隊ヒーローを知らないと楽しめないファン向けコラボ作品。でも、かくいう僕も「キラメイジャー」はガッツリ見て全話Blu-rayに保存、『キラメイVSリュウソウ』を購入済ですが、「ゼンカイジャー」は見れていません。だから登場人物もほとんどよく知らない状態での視聴。それでも問題なく楽しめたので、【どちらか知っていれば大丈夫】と思っていいかと。
話がそれますがゼンカイザー役の駒木根さんは先日まで放送していた『ドンブラザーズ』でマスター役(明言されていないのでどういう関係性かわかりません)だったので、今回のテンションの高さがまずびっくりして、違和感がすごかったです。そのあたりは今大ヒット公開中の【ドンブラVSゼンカイ】を見た時に触れようと思います。
他のロボット(?)の面々もすごくキャラが立ってて、人気声優さんが当ててるのもあってわちゃわちゃ感が楽しかったですね。バトルシーンでの「斬られたふりして分離」だとか、焼き肉の時にどこの部位かを解説してたりと、少ないながらも個性を見られたのでなんとなくですが把握できました。
一方で大好きなキラメイの面々がまた見れたのはすごく嬉しくて、今回も「変だよね」でお馴染みの時雨がコミカルな役回りでニヤニヤです。またまた万力ネタを披露してて笑った。こっちもこっちで全体的に明るいから好きです。メタ的な意味でもみんなで焼き肉を食べるのって同窓会っぽくて撮影とはいえ楽しかっただろうなって。カットがかかったら残りは演者やスタッフで美味しくいただいたんだろうし。いやいやこれ飯テロ要素もありますね。
1時間ほどなのでそういうコメディだけでなくカナエマストーンをめぐる攻防でマーベラス(お宝)やルパンレッド(怪盗)って要素を持ってくるのも良かったし、未視聴でピンと来ませんでしたが敵の隠し子設定とか変化による撹乱などでドラマとしても普通に面白かった。劇中でもツーカイザーがゴーカイジャーのデザインをオマージュしているとのことで、パクリ元(?)とのツーショットは熱かった。『ツーカイザー×ゴーカイジャー』で共演しますのでそちらもどうぞ(僕は先に視聴済) あとゼンカイジャーの鳥に対してマーベラスが「うちのに似てるな」って言ったのが面白かったです。
先輩要素としても、ゴーカイルパンだけじゃなくて「黄色といえば食いしん坊キャラ」という戦隊あるあるを揶揄するような自然な登場のさせ方で豪華だったし、予告動画でネタバレしちゃってますけど歴代レッドが駆けつけてくれるところも熱かった。流用とはいえ名乗りが聞けるのも感動ものです。一方でキラメイとゼンカイの名乗りはめちゃくちゃふざけてたのでお楽しみに。二度見した。
コラボ回お馴染みの特殊なパワーアップですが、ひらめきーんぐ！によってパワーアップした姿良かったです。マブシーナがちょっと可哀想でしたw わちゃわちゃやりつつも最後は敵の怪人を倒してハッピーエンド。ヒーローらしくて良かった。
ちなみに焼き肉チャンスを逃したメンバーにも救済があったのも好き。ターさん割と別行動多いよね。
僕みたいに片方しか見れてない人間にとっては「こういうキャラなのか、そっちも早く見なきゃ」って気持ちにさせてもらえるし、履修した作品に関しては再びきらめいてるメンバーを見れて懐かしさと嬉しさを感じられる映画。
東映特撮ファンクラブにて見放題対象になったので、他の作品と一緒にぜひ。僕はこれと「ドンブラ最終回ディレクターズカット版」を主な理由で再加入しました。
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