ハード・パニッシャー / 両親の訃報を知らされた、英国特殊部隊の隊員。友の協力を得て、一人、また一人と犯行グループに残忍な方法で復讐を果たしていく。しかし警察がそれを許すはずもなく・・。

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イギリスのアクション俳優ダニーダイア主演。両親を無残に殺された英国特殊部隊員が、目には目をと言ったように犯行グループを残忍にやっつけていく復讐劇。拷問的な、ハードな描写を多少含みますのでご注意を。
あらすじ
イギリス軍特殊部隊の精鋭兵士ジミーは、赴任先のアフガニスタンで突然両親の訃報を受け取る。タクシードライバーの父が、あるとき路上で襲われていた女性を助けたためにギャング団から逆恨みされ、母もろとも生きたまま火を付けられるというむごい殺され方をしたのだった。正しい行ないをした父と無関係な母までがなぜ無残な死を遂げなければならないのか。怒りに震えるジミーは、自らの手で犯人たちを断罪することを決意する。(WOWOWより)


原題は血の復讐を表す"Vendetta"。「Vフォー・ヴェンデッタ」という映画のタイトルでも使われている単語。文字通り最初から最後までジミーの復讐劇となっているこの作品ですが、その方法が結構残虐で、去年単独ドラマもネトフリ で配信されたアメコミヒーロー「パニッシャー」よろしく"処罰するもの"という邦題もぴったりだと思います。セメントを使ったり、濃度のたかそうな酸を使ったりと本当にハードでしたし。

上記あらすじにある通り、直接的な描写こそ控えめですが両親を殺したギャング団は本当にクズ野郎で、したがって主人公ジミーの気持ちも痛いほどわかるし、彼に協力しちゃう友人も決して間違ってないと思う。私刑は確かにいけないことだけど、十分すぎる悪だし「スカッとする」気持ちの方が大きいです。

一方でそれをよしとしない人たちもいるわけで。この映画の面白いのは「やばい奴が復讐しにくる」というギャング団の視点と、彼の復讐を止めようとする警察。それからジミーが所属してた特殊部隊とそれぞれの立場からも描くことで主人公に感情移入して終わり、ってだけじゃなくなっているところだと思う。彼をひたすらに応援し続けちゃうと、いよいよ完遂か、と思われたところでのちょっとした展開でショックがより大きかったと思う。十分すぎるほど切なかったけど。

最終的に、復讐の連鎖になっちゃうという。劇中であるものを「街の清掃業者」に例えた話がありますが、それぞれの役割ってものがありますから、ジミーの気持ちはわかるけど、やっぱり逸脱してるのは否定できない。

ただまあラスト付近の警察の対応にグッときたので後味は予想してたほどは悪くなかったです。締め方も良かったし。

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