生き残るための3つの取引』『ベルリンファイル』などのリュ・スンワン監督、脚本による、勧善懲悪な刑事もの。大企業の御曹司でやりたい放題の男によって虐げられる労働者。熱血刑事は彼の無念のために仲間とともに立ち上がる。
目をみはる男臭いアクションとシリアスな展開、そこに加えられたユーモアは古き良き時代の日本の刑事ドラマを彷彿とさせ、悪が懲らしめられるラストにはスカッと爽やかになれる傑作エンターテイメント。
ファン・ジョンミン、ユ・アイン、オ・ダルフら共演。
あらすじ
広域捜査隊所属の刑事ソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)は、長きにわたり追跡してきた事件をようやく解決したばかりだった。そんな折、彼はパーティーで怖いもの知らずの財閥3世チョ・テオ(ユ・アイン)と出くわす。ある事件を追っていたドチョルは長年の勘で、その事件の背後にテオがいると感じるが……。(シネマ・トゥデイより)
2015年公開の作品ですが、今もなおニュースで目にする「財閥関係者のやりたい放題な振る舞い」そんな世相を受けてか、本国では大ヒットしたそうで、『金でなんでもできると勘違いしてる坊ちゃんが最後には痛い目を見る』というストーリーもより感情移入しちゃう気持ちもわかります。そうじゃなくても見ててとてもスカッとしましたから。
主人公の熱血刑事役のファン・ジョンミンさんは出演映画は未視聴なものの、交通事故がきっかけで女優と恋に落ちる「アクシデントカップル」で純朴な郵便局員(うろ覚え)を演じてた姿が印象的で。でも今回はあぶない刑事とか前述の通り日本の古き良き刑事ドラマで見てきたかっこいい姿をこれでもかと披露してます。単純に腕っ節が強くてメインとなる事件以外にも行くつか捜査をするんですが、その中の犯人との格闘がめちゃくちゃ見応えあります。ジェイソンステイサムっぽい、その場にある色々な道具を駆使してボコボコにして行っちゃいます。
それに加えて度胸というか心根がカッコよくて。序盤別件でパーティで初めて御曹司と会った時に結構ナメた態度を取られたんですが全く動じてなかったのが超かっこいいです。それが予告動画でも使われる「罪だけは犯すなよ」というセリフ。これが最後の対決で活きててきて、そこでもまたカッケェ!ってなります。
もちろん主人公以外にも個性豊かな同僚たちが多数登場。個人的に愛されキャラの女性捜査官が好きですね。かなり強いし。基本的に刑事同士のやりとりは毎回ニヤニヤするレベルで面白くて。特にうざい犯人がいた時に「掃除の時間だ」って阿吽の呼吸で監視カメラをホウキで隠してドツク、みたいなのとか、お互いをバカにしつつも追いかけっことか最終対決での連携とか、緩急が良かったです。もちろん忘れちゃいけないのがチーム長。この手の作品おなじみの「暴走気味の主人公のサポートし、さらに上のお叱りから守ってくれる存在」としても活躍してました。
悪役のユ・アインもいい感じのぶっ飛びっぷりで。女性に対する扱いとか食事シーンの汚さもそうですが、なんと行っても被害者の労働者のおっさんをいじめ抜くときの子供への対応。「パパの姿を見てあげなきゃ」って頭を掴んでずっと目撃させてるのは本当クズって感じだった。周りもひどいと思いながらも逆らえないっていうの異様な空間でした。だからこそ最後にきちんと成敗されるところでスカッとできるんですけどね。
吹き替えがあったのでなんとなく見はじめたら面白くてのめり込んでしまった、かなり掘り出し物な映画でした。
タイトルで触れてる通り韓国歴代3位の観客動員数なので、知らなかった僕が勉強不足なだけなんですけどね。
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