初回更新時記事タイトル(2023/2/14)
「【海外ドラマ】THE LAST OF US【U-NEXT独占配信】シーズン1の吹き替え版配信開始&Youtubeで第1話が無料公開中!(2023.2.14現在) 1ヶ月限定なのでお早めに。」
U-NEXTの作品紹介ページにも「200以上のゲームアワードを獲得」って紹介されていましたが、ゲームファンなら絶対に名前を知らない「ラスアス」を、ゲースロでもお馴染みHBOが実写化。日本ではU-NEXTにて独占見放題配信中です。
字幕版自体は1月より1話ずつ配信が開始され、2/14現在5話まで配信中。
そしてついに2/13より、日本語吹き替え版第1話が配信開始されました。
『THE LAST OF US』#山寺宏一 #潘めぐみ#高橋広樹 #田中敦子 #朴璐美
— U-NEXT海外ドラマ公式 (@unext_kaidora) February 13, 2023
ゲーム版と同じ豪華キャストでおくる
吹替版が本日より配信開始📣
配信を記念してYouTubeにて
1ヶ月限定で第1話を無料公開します🎉https://t.co/TceB6vJjTV
ぜひご覧ください🍄#TheLastOfUs #UNEXT
(U-NEXTのツイッターより)
まだ視聴できてないので間違っているかもしれませんが、今回は原作の世界観、ストーリーを忠実に再現。プレイした身としては、予告動画を見ただけでワクワクが止まりません。
ざっくり言うと、キノコの胞子による病気が蔓延し文明が崩壊してしまった世界。自身も娘を持つジョエルはエリーという少女と出会い、彼女と共に過酷な世界を生き延びていく。感染者に噛まれるなどしたら誰もがアウトにも関わらず、抗体を持っているのかエリーは平気。特効薬など人類の希望になりえると信じ、旅を続ける二人だが……。モンスターのようになってしまった感染者や、この手の作品お馴染み「人間の敵は敵」という展開だったり……。基本的に生きるか死ぬかの極限状態がずっと続く作品です。
他の3Dゲーム同様にゲームでもモデルとなった俳優女優さんがいるのですが、(エリーはドラマ「ブラインドスポット」のパターソン役)この実写ドラマは新キャスト。でもイメージ通りというか、あの世界観を全力で再現しようとしてるのがよくわかるので違和感はありません。
しかも何より日本語吹き替えキャストが山寺宏一さん他ゲームと同じなので、日本語版でプレイした人は尚更「そのまま実写になったよう」に感じられると思います。
というかゲームの時点でクオリティが高すぎて「遊べるドラマ」みたいなものなんですけどね。プレイ映像を公開するのは禁止されていないので、うまく編集した「観るだけで理解できるラスアス」のようなものもYoutubeにあると思います。一番は自分の手で遊んで欲しいけどね。
早くもシーズン2の制作が決定していて、そちらはゲーム2作目「ラスアス2」のストーリーの実写化ということ。というとこは、シーズン1の最終話まででゲーム1作目の最後までやるってことです。変なところで終わってないというのがわかるだけでも、安心してご紹介できます(笑)
ゲームではクリッカーと呼ばれ、奇妙な音を立てながら徘徊する頭部がキノコになった感染者が出てきます。弾薬も武器も限られた中で、彼らの注意を引かないようにこっそり移動する(いわゆるステルスゲーム)のも集中力と緊迫感あって楽しかったのですが、その辺がドラマでどう再現されているかが楽しみ。
そして何より、ジョエルとエリーの絆なんですよね。なんだこの生意気な子供は。って感じだったのに、親子みたいな関係性になっていく。お互いを信頼できなきゃ死んじゃうってのもあるけど、二人とも善人なのは間違いないので。その変化も楽しみだなぁ。
というようにゲームをやってお話を全部知っていても、いや、知っているからこそどう表現されているのだろう、そして感動させてほしいという期待が膨らんでいくので本当に楽しみ。1話ずつ更新なので最終話まではまだかなり先になっちゃいますが、契約中は追っていけたらと思っています。
ちなみに結構悲惨な世界観だし、過激なこともできちゃうHBOなのであんまり子供向けではないと思います。そこだけはご注意を。ゲーム版をやれたなら大丈夫だと思いますけどね。いくら変異しちゃってるとはいえ、元人間をバンバン撃ったりも、人間同士の戦いもあるだろうし。
※配信停止。
2023.7.26追記
観終わっての感想
「ゲーム原作の映像作品」全部に言えることですが、やっぱりプレイ済みの人がたくさんいるわけでいかに再現するかも見どころなわけで。結論から言うとこれトップレベルでそのままでしたね。いや、実際は色々違いもあるんだろうけど、間違いなく「こういうシーンあったよな」「ここ覚えてる」って展開のオンパレード。一部アレンジしたり、端折ったりもありますがすごく良かった。
印象的なシーンのひとつ、とある動物のシーンもありましたしね。
エリーは混乱が起きてから生まれた子供だから(出産時の回想シーンも最終盤にあります。)僕らにとって当たり前の文化、食べ物を知らなかったりするんです。ゲーム中もそういうのありましたが、ドラマ版ではより強調されていて、いちいち感動したりテンションあがる姿が面白かったです。さらには「ジョーク集」もキーアイテムになっていて、希望の少ない世界で何度も和ませてもらいました。元々は英語の言葉遊びなのに日本語でも駄洒落になるように翻訳されていて苦労が伺えます。「牧師と教師で韻をふむ」とかそのままのやつもあるけど。(プリーチャー、ティーチャー)
エリーが軽口をたたくシーンも多々ありますし、汚い言葉も結構言うのでクソガキ感にニヤニヤ。
最初こそ明らかに鬱陶しがってるのにジョエルにとって大切な存在になっていくのが良かった。そもそも娘を重ねてる部分もたしかにあるんだけど、元から善人なのがよくわかる。子供に銃を持たせたがらない、手を汚してほしくない。自分だって精神がボロボロだったのにね。特にトミーに心情を吐露するシーンは泣いちゃった。
ゲームの時は大部分がジョエルを操作するんで、やっぱり「感染者にやられないぞ」とか「エリーを守るんだ」って気持ちが強かったけど。妻や娘のこと、そしていつ何があってもおかしくない世界で生きていくのは大人だから、男だからどうこうってものじゃないって改めて感じた。最後の選択の時点でカッコ良すぎるけど、ますます好きになりましたよ。
その最終盤が終わった後の「真実を言ってると誓って」「誓うよ」ってジョエルとエリーのやり取りのシーンは役者の表情を見えるからこそよりくるものがあって。あんまり書くとネタバレになってしまいますが、お互いが「嘘をついてるとわかってる」「嘘だとバレてるとわかっている」だろうなって個人的には見えました。後部座席のシーンをゲームで見た時点で僕はそう解釈してるんだけども。
さらにジョエルが付け足したことでより「嘘」が意味をなしてくる。いい味付けでした。
ラスアスはあのラストシーンが良くてさらに話題作になった感じがありますからね。
実写オリジナル要素としては、シャワー、着替えや女性特有のこと(生理用品や月経カップ)を隠さずに描写したり。あとはこれも視聴前にネットで見かけてましたがモブキャラの恋愛を1話かけてガッツリやって泣かせにきたりとか。そこを掘り下げるのか。って驚きがありましたがすごいラブストーリーでしたね。ラスアスドラマでやることなのか?って気もしないでもないけど。感染でパニックになると、こういうのも起きる。
それこそ王道ですが「大事な人が感染してしまって〜」「生き残った人間も略奪などやりたい放題」って要素もあります。すごくのめり込むストーリーなので原作未プレイ、ゲームが原作だと仮に知らなくても最後までハラハラドキドキだと思います。
ちなみにDLC?の「残されたもの」もエリーの回想シーンという形で実写化されてるので、ほんと1作目をまるごと映像化してるって表現が正しいですね。何回も触れてますが、ドラマを見ながらプレイした頃を懐かしめると思います。つまりゲームやっててもやってなくても素晴らしい。
HBO原作なので映像のクオリティはさすがですし、感染者との戦いや、人間同士のバトルが多々起きて結構過激な映像もあったりしますし、前述のおじさん同士のラブシーンなどあるのでお子さん、あるいは食事しながらの視聴だけははおすすめしません(笑)
世界中で売れたゲームなのでハードルも高かったと思いますが、「こういうのが見たい」をきちんとやっててとても面白かったです。2作目をなぞるシーズン2も2025年を予定してるとか。
でもまあそっちはお話が賛否両論だったのでね……。どう実写化してくれるのか、今から楽しみです。
昨年秋にフルリメイクが出ました。
【PS5】The Last of Us Part I【CEROレーティング「Z」】
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