あらすじ
<プリンス>と呼ばれ裏社会で恐れられていた凄腕の暗殺者ポールは、ある事件をきっかけに足を洗い、愛する娘と二人、平穏な暮らしを送っていた。がある日、その娘が忽然と姿を消した。足取りを辿るうち、ポールはかつて暗殺者として過ごした古巣に戻ってきていた。囚われた娘を救うため、ポールは過去の封印を解き、暗殺者としての本能を呼び覚ます!(amazon商品ページより)
あらすじを見ずに見始めたので、冒頭にてプリンスと呼ばれ遅られられた人の犯行を記した新聞記事が流れ、その中でブルースウィリスの娘が事故で犠牲になるシーンを見てやっと彼が主人公じゃないことを知りました。そこからは本当の主人公ポールの物語が始まります。
最初こそ娘の女友達を車に乗せ、ドラック関係やら色々と手がかりを手繰り寄せていく普通の流れなのですが、若者に絡まれた際に一気に覚醒。え?普通のおじさんじゃないのっていうアクションを見せ、女友達は衝撃を受けます。いや誰だってビビりますよ。96時間だって経歴が分かってるから「さすがー!」ってなるんですし。
そうそう、題材が題材なので似たような作品結構あると思うんですけど、序盤の方で「娘がいなくなって父親が探す、ありがちな話だから警察もちゃんと調べてくれない」みたいなこと言ってて笑いました。ありがちって自ら言っちゃうのか……。
ひねってるのが素性についてのネタバラシシーンで、あるクラブに立ち寄った時に出会った人がプリンス時代のポールを知っている人で、彼がかなりビビってくれたおかげでその部下に当たる人たちもポールに行為的になって一気に娘に近くんです。なぜプリンスなのか、とか、回想シーンではなく伝説って形で説明されるのかーってちょっと残念です。
と、思ってたら後半にかけてかなりアクションシーンてんこ盛りなのでご安心を。因縁があるとはいえ、娘の責任だってゼロじゃないのに一方的にやっつけていく姿は笑えてきます。強いから文字通り無双です。協力してくれたかつての仲間ジョンキューザックもドンパチに参加します。
この手の作品では割とよくあるので覚悟してましたが、ブルースウィリス自体はそんなにアクションしません。ちょくちょく出てくる秘書的な立場のRain(ピ)の方がポールとバトルしたり見せ場があった印象。
あらすじから受ける印象通りの「凄腕パパの娘奪還劇」でけっこう楽しめました。
コードネーム:プリンス [DVD]
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