【海外ドラマ】ザ・ラストシップ / 世界中に蔓延する致死率の高いウイルスの脅威。唯一の希望はアメリカ海軍の駆逐艦。艦長とその部下たち、そして博士は未来のために奮闘する。: 映画感想.net ～映画ファン「きよ」のオススメ作品紹介～

2017年11月01日 19:34

【海外ドラマ】ザ・ラストシップ / 世界中に蔓延する致死率の高いウイルスの脅威。唯一の希望はアメリカ海軍の駆逐艦。艦長とその部下たち、そして博士は未来のために奮闘する。

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無料BSでも放送されていたのでご覧になった方も少なくないと思いますが、今更ながら海外ドラマ「ザ・ラストシップ」にどハマりしました。現在加入中のスカパー！「AXN海外ドラマチャンネル」で先月最初からの一挙放送を録画、少しずつ見はじめたらその面白さにとりつかれ、他の映画視聴よりも優先してあっという間に追いついてしまいました。ということでネタバレにならないようにその魅力を殴り書きしたいと思います。
予告動画はこちら

冒頭も少し触れましたが簡単にあらすじを書くと、アメリカ海軍所属の駆逐艦「ネイサン・ジェームズ」は北極での特殊任務を終え、帰ろうとした際何者かに攻撃を受けます。わけも分からず情報を集めると、実は世界には今までに類を見ない新種の「ウイルス」が蔓延。感染力が高くかかると数日で死に至らしめる遅しい病気ですが、その治療法を探ることこそがネイサンジェームズに乗っていたウイルス学者のスコット博士の任務だったのです。
外の世界は想像以上に厳しい状況で、治療法は人々を救う反面、それを手に入れたものが莫大な＜力＞を手に入れるのも確か。そのために駆逐艦は色々な敵に襲われることになり・・・。という感じです。

これだけ見るとひところ流行ったというか一つのジャンルになりつつある「パンデミックもの」なのですが、舞台が海軍(の駆逐艦)のため、ミリタリー要素というか、軍人たちの手に汗握る銃撃戦、さらにはミサイルや魚雷といった船の装備を用いた大掛かりなバトルも描かれます。
艦長のトーマスチャンドラーをはじめとするネイサンジェームズの乗組員は人間的にも魅力的なキャラばかりで、メインとなる数名はより深く掘り下げられるために感情移入しまくりです。個人的には規則に反して同僚と付き合ってるグリーン大尉(吹き替えはドラマ・ARROWの主演日野聡さん)だったり、信心深く寡黙ながらも艦長らを奮い立たせてくれるジーター先任兵長。あとはシーズン１の途中から仲間になる気のいいおっさんのテックスが特にお気に入り。シリアスな展開、命の危険がある緊張感のある流れでもユーモアもふんだんに入ってるので見ていて疲れないのもいいです。

ストーリーと言えば、予告動画で「衝撃のラスト」と書かれている通り、思いもよらない方向に進んでいくのも予想が裏切られて良かったです。最序盤で登場する治療法を狙うロシアだけでなく海軍の敵として色々な存在が登場。それがテンポよく進むので気持ちいです。あんまり言うとネタバレになっちゃうので伏せますが、シーズン２で出てくる「新世代ババア」と言うキャラクターは特に強烈。一度聞いたら耳に残るし、いわゆるパワーワードで笑いました。OP映像がシーズン毎に違うのですが、全体の流れを暗示していて後から振り返るとなるほどなぁって思います。

ちなみにシーズン１が全10話、シーズン２、３がそれぞれ全13話です。AXN海外ドラマチャンネルではまだシーズン２がそろそろ終わる、って言うところなのですが実は先月末にまたHuluに加入しまして、そちらで僕は今シーズン３に突入しました。シーズン２最後まで見た勢いで今これを書いています笑

これ最初に書けば良かったんですが、シーズン３には真田広之さんも出演とのことで今から楽しみですし、配信や発売こそされていませんがシーズン４もあるのでまだまだじっくり味わえそうです。