タグ TAG / 大人になっても繰り広げられる、本気の鬼ごっこ。小一からのゲームで唯一負け知らずの男が結婚することになり、タッチするチャンスだと息巻く仲間達。しかし相手も当然対策済みで。ジェレミー・レナー、エド・ヘルムズら共演の実話を基にしたアクションコメディ。

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毎年5月の1ヶ月間、なんでもありの本気の鬼ごっこをする。小学校1年からずっと続ける愛すべきバカたちがいることをウォール・ストリートジャーナルが掲載し話題になり、エド・ヘルムズやジェレミー・レナーらで実写化したアクションコメディ作品。
古くからの友人5人組は、自分たちで作ったルールに乗っ取り1ヶ月間ぶっ通しの鬼ごっこを続けてきたのだが、ジェリーだけはこの29年間で一度も鬼になったことがない無敗記録更新中。しかし今年は彼の結婚式と重なることもあり、ホーガンたちはチャンスを最大限に生かそうと躍起になる。しかしジェリーも当然それ以上の対策を考えていて……。事実を知った記者や、妻、仲間内二人と付き合っていた同級生の女性など他の連中を巻き込んでいくドタバタ劇。そして最後はついに!?

あらすじ
毎年1ヶ月かけて繰り広げられる、ルール無用の鬼ごっこ。どいつもこいつも負けず嫌いな5人の仲間たちが、小学1年生の時から始めたゲームは、自分の首を痛めようが仕事がクビになろうが、友情にヒビが入ろうがお構いなし。“タッチ(捕まえた)!”の勝どきあげて相手を凹まそうと猛ハッスル。折しも今年のゲームは、仲間内でただ1人負け知らずのプレイヤーの結婚式と重なり、他の連中はこのチャンスを逃す手はないと大張り切り。ところがどっこい、当の本人はそんなこと先刻承知で、すでに策は練ってあった……。勝つためなら大の大人がここまでやるか!? 実話に基づくハチャメチャなコメディ!(予告動画概要欄より)


ジェレミーレナー無双。この映画の面白さは負け知らずのジェリーがいかに他の連中を鮮やかにいなしてくかだと思うんですけど、いちいち本気で格の違いを見せてつけてくるから笑っちゃう。ジェイソンボーンのスピンオフや、アベンジャーズでカッコいい姿を見せてますけど、あれに匹敵するくらいのアクションがバンバン出ます。その本気さが仇になったのか、撮影中に骨折してしまうといいう悲劇が起き、この後に控えていたエンドゲームの撮影までにはなんとかなったものの、この映画の残りのシーンはCG合成だったらしいです。

対照的に他の連中、ホーガンたちがちょっとつめが甘いというか、惜しいところまで行くんだけどやっぱりちょっと間抜けなんですよね。だからこそ忍者みたいなジェリーが際立つ。冒頭で触れた通りこの映画は実話を基にしていて、映画ラストには実際の映像(タッチの瞬間をスマホで撮影したっぽいもの)が流れるんですが、待ち伏せしたり、老婆に変装したりと、まあ色々やってます。でもその度に「なってないな」ってジェリーにかわされてしまう。そもそも4人のうち、一番頑張ってるのはホーガンだけ。特にケヴィンはあんまり活躍してたイメージがありません。ただ彼の口から出る言葉は毎回ネジが飛んでて、そういう意味ではかなりインパクトありましたね。記者さん引いてたよ。
残りのボブとチリも、まあジェリーの作戦なんですが元カノの登場で注意をそらされちゃうし、性格上、抜群のチームワーク!ってタイプじゃなかったのも問題かも。

パーティから飛び出した後のゴルフ場、森への流れからどんどんスケールがでっかくなって、流石にこの辺は映画的な誇張かな、と。それでもめちゃくちゃ笑えますし、若干ホラーかな?って思うくらいの「やばいところに迷い込んでしまった」感。案の上全員ボロボロにされるし、僕ならこの辺りで心が折れて諦めてしまいそう。ジェリーには勝てねぇよ、って。タイムリミットを設定からこそ、相手にどんどん手札を出させて、その上で全部打ちまかしてしまうってのはとても効果的だなとしみじみ感じました。

後半に差し掛かるあたりでの籠城戦とそこからの展開は「逃げるための演技なのか」「いやいやガチでしょ」が見てるこっちもなかなか判別できなくて面白かったし、仲間にとってどんだけこの鬼ごっこが大イベントなんだよってツッコミ入れつつも羨ましく思えてきました。側から見るとこいつらバカだなって感じですが、本気で嫌ってる相手とこんなことできないし、絶対タッチしてやるって気持ちの一方で、あいつは別格だよなっていう憧れと誇らしさのないまぜの感情があると思うんですよね。そういうメンバーに恵まれてるのが素晴らしいし、こっちまで楽しくなってくる。

終盤にはとある秘密が暴露されて若干シリアスががかりますが、こういう映画ですから、最後まで馬鹿騒ぎでエンディングに突入していくのもすごく爽やかに追われるところもナイス。演じてる俳優たちも心なしかめっちゃ楽しんでるように見えて(だからこその骨折??)、そこも見てて気持ちよかったです。本気でバカをやってくれるからこそ、笑えるし、同時にグッとくる。

エンディング、クラッシュ・テスト・ダミーズの"Mmm Mmm Mmm Mmm"をキャスト陣がカバーしてるんですが、染み込むメロディにジーンときつつシュールさで笑えるという、なんとも言えないクオリティで、これまた印象的でした。
youtubeで映画タイトルのTAGとともに検索するとヒットしますので、興味のある方は。

スターチャンネルにて字幕版を録画、視聴。

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