波乗りするペンギンたちを描いたソニー・ピクチャーズ制作のCGアニメ。南極で暮らすコディはかつて出会った凄腕サーファー「ビッグZ」に憧れサーフィンの毎日。そんなとき、大会のスカウトが彼の元を訪れる。熱意のおかげでなんとか参加にこぎつけるものの、9連覇中のチャンピオンにぼろ負け。森の奥に住むザ・ギークというペンギンが怪我した彼を助けてくれるのだが・・・。
シャイアラブーフ、ジェフブリッジスが声を担当し、日本語吹き替えも小栗旬、マイク眞木、山田優ら豪華共演。
あらすじ
新人サファーのコディ(シャイア・ラブーフ)は“サーフィン・ワールドカップ”で優勝すれば、欲しかった称賛と尊敬を手にすることができると信じていた。しかし、老いぼれサーファーのギーク(ジェフ・ブリッジス)と出会ったことにより、コディは必ずしも試合で優勝した者だけがチャンピオンとは限らないことに気づかされる。(シネマ・トゥデイより)
先週に引き続きサーフィン映画を。技術はそこそこ、だけどサーフィンに対する熱意は人一倍強いコディ。そんな彼に密着するドキュメンタリーという設定で進んでいくのでちょっと新鮮でした。本人や母親、弟のインタビューが流れたり、ちょいちょい撮影クルーの存在が見え隠れして面白い。子供ペンギンたちの会話とかもありますし。
2008年と少し前の、ソニー・ピクチャーズとしては2作品ではありますが、CGに関してはここ最近のCGアニメに引けを取らないクオリティで波乗りシーンも見応えありました。
ギークという引きこもりペンギンに助けられ、どうやら彼もまたすごいサーファーだったことが匂わされると、なんとなく彼の正体が見えていくるんですが、引退したすごい人に極意を教わって主人公が覚醒していく、っていく少年漫画の王道的展開でとても良かったです。
ライフセーバーのラニとのラブロマンスとのバランスも良くて、彼女にとって親と同じような存在のギークがコディのおかげでまたサーフィンをやるようになった姿に感激っていう関係図もいいと思いました。チキンジョーのおかげで早い段階で二人ともいい感じの雰囲気でしたし。
この映画の終盤「勝ち負けより大切なものがある」っていう展開を見せるんですが、それをジョーという友人の存在がうまく見せていたと思いました。ギャグシーン担当なので、途中食べられそうになったりしながらもずっとコッディを探し助けようとしてくれてたし、ふざけてるように見えて実際サーフィンの技術すごいし、いいキャラしてました。
わかりやすいストーリーだし、前述の通りコミカルなシーンも多々あるのでファミリー向けにぴったりの作品です。ネットフリックスにもありました。
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