俺たちニュースキャスターをはじめ、「俺たちシリーズ」をいくつも手がけたアダム・マッケイが原案、脚本、監督を担当したドタバタコメディ。ウィル・フェレルとジョン・C・ライリー演じる中年二人を主役に、それぞれの親が再婚したことで義兄弟になり起きる騒動を描く。
リチャード・ジェンキンス、セス・ローゲン他共演。
あらすじ
ロバート(リチャード・ジェンキンス)とナンシー(メアリー・スティーンバージェン)は仕事先で運命の出会いを果たし、恋仲の関係になる。しかしそれぞれには一人息子がおり、どちらも定職に就かず、未だに親のすねをかじるダメ息子だった。ナンシーの息子であるブレナン(ウィル・フェレル)は母親の再婚に大反対。一方のロバートの息子、デール(ジョン・C・ライリー)も適当な理由をつけて父親の再婚に異議を唱える。しかし二人のそんな努力も空しく、ロバートとナンシーは再婚することに。さらに悪いことにそれぞれの家族が一つ屋根の下に同居することになった。だが成長しきれていない息子たちのウマが合うはずもなく、二人は敵対し合い、溝はどんどんと深まっていく。(Wikipediaより抜粋)
他の俺たちシリーズ同様、お下品でおバカなギャグの連発ではあるものの、最初は反発しあっていたブレナン&デールが意気投合して、名コンビになっていくのもベタながらグッと来ましたし、問題児が二人に増え、さらに増長していってますます頭を抱えることになる両親の苦悩にも他人事ですんでいるからこそかなり笑えて、ストレートなタイトルとから受ける印象以上に楽しめました。
もちろん主役二人の個性も強烈なんですが、対照的にできのいい弟デレクも性格の悪さはかなりのものでしたし、その奥さんアリスがこの映画随一のぶっ飛びキャラでびっくり。バカにされつづけたのに見返すことができたのもスカッとポイントです。
コメディではあるんですが、かなりストーリーがよくて、引き込まれるんですよね。ダメ人間なんだけど、一生懸命成長しようと努力して、その結果、結構ちゃんとした大人になれる。でもなんか彼ららしさがなくなってしまって、さみしいなぁと思ってたところで・・・。予想しやすい反面、ツボが抑えられててよかったと思います。
おバカ系映画好きは特におすすめ。
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