シスターズ(2015) / ティナ・フェイ&エイミー・ポーラーW主演。売りに出されることになった実家に久しぶりに帰省した中年姉妹。流れでパーティを開くことにしたのだが、、、。

シスターズ(吹替版)

ピッチ・パーフェクトのジェイソンムーアがメガホンを取り、脚本はコント番組「サタデーナイトライブ(SNL
)」などで執筆してきたポーラベル。そのSNLで共演し盟友だというティナ・フェイとエイミーポーラーが姉妹役で主演し、馬鹿騒ぎするドタバタコメディになってます。
あらすじ
ティナ・フェイとエイミー・ポーラーが、ジェイソン・ムーア監督最新作で再び共演。疎遠だった姉妹が、家を売却した両親に、部屋の片づけをするよう呼び出される。2人は楽しかった日々の思い出にと、最後にもう一度だけパーティーを開く。しかし、高校時代のようにクラスメートを招待したものの、結局パーティーは、疲れた大人たちが日頃の憂さを晴らすどんちゃん騒ぎに。(amazon動画ページより)


自由奔放で恋愛歴もすごくパーティが似合う人気者タイプの姉ケイトと、今は看護師になり、ボランティアなどもしてるどちらというと真面目タイプの妹モーラ、という典型的な正反対のコンビであるんですが、二人とも口が汚くてびっくり。劇中かなりのシーンでお下劣なネタがバンバン出てくるのでR15+指定なのも納得。中年になって怖いもの無しになってやりたい放題って感じで笑えます。ちなみに彼女たちの両親も「クソ」とか言っちゃうレベル。

でも少し違うのは、子供がいて家庭を持っているのが姉だということ。家族のためにそろそろ落ち着いて大人にならなくちゃと思いつつもなかなか上手くいかないっていう状況に持ってきて、たまには妹も弾けなくちゃと提案したパーティ。以前はモーラがやっていた「不測の事態に備えてシラフでいる役」をかって出ますが、、、。

ティーン向け映画でよくあるようなパーティシーンが物語後半のメインなんですが、最初こそ大人だから落ち着いた雰囲気でいいなと思ったのもつかの間、お酒にドラッグに音楽にでだんだんと暴走。冴えないオタク少年が一度タガが外れると、ってのもお約束のパターンですがまさにそんな感じで、モーラが煽ってくのは見てるぶんにはかなり面白かったです。終盤にかけ、二人の家がとんでもないことになっちゃうんですけど。

色々とキャラが濃いのでみんな魅力的でしたが、主演二人以外で言うと、モーラのラブロマンス相手のイケメン(なのか?)が偽マット・デイモンみたいな雰囲気で好きでしたね。なんだかんだで相性が良さそうだった。そしてあの悲劇は痛そう。そしてネイルサロンで働く韓国人のヘイウォン、労働環境の悪さとか、うまく発音できないとかのネタだけだと思ったら仲間を引き連れパーティに参加。基本姉妹の同級生=40代の中に若者が混ざってて絵的にも良かったです。ケイトの話を聞いた彼女が「みんなドロドロしたもの抱えているのね。韓流ドラマみたい」って言ったのは笑いました。

最初から最後まで容赦なく連発されるお下劣ジョークに耐性がある方ならかなり楽しめる作品。コメディではあるものの、家族の絆とか、締めるところは締めていつの間にかあったかい気持ちになったし。同年代には共感できる部分が色々あるのかなーなんて思いながら見てました。
日本ではDVDは未発売のようで、動画サービスなどで見られるようです。
Amazonプライム会員は無料対象で、しかも字幕と吹き替えどちらもありました。ちなみに吹き替え版で視聴。

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