パディントン / 世界中で愛される児童文学をCG技術で実写化。ロンドンへとやってきた熊が巻き起こす騒動をキュートに描く。想像を超えた可愛さ。

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キャラクターの絵自体なら誰もが一度は見たことがある「くまのパディントン」を実写化したファミリームービーで、ペルーのジャングルで暮らしていたマーマーレード好きの熊がはるばるロンドンへやってきた、というお話。駅で彼の前を通りかかったとある家族が泊めてくれることになるが、お互いのカルチャーショックなど、大騒動に。オリジナル版のパディントンは007シリーズの新生Qでもおなじみのベンウィショーが声を当て、日本語吹き替えは松坂桃李くんが担当。その他、吹き替えキャストには古田新太、斉藤由貴、木村佳乃と豪華共演。
あらすじ
ある日、大都会ロンドンのパディントン駅に、真っ赤な帽子がトレードマークの小さなクマが降り立つ。南米ペルーの奥深いジャングルから長旅の末ようやくイギリスまでたどり着いた彼は、右も左もわからない状態だった。思い切って丁重な態度で通行人に語りかけるものの、言葉を話すクマに反応してくれる人はおらず……。(シネマトゥデイ)


ストーリー展開としては起承転結のお手本って感じのわかりやすい流れで、これは小さい子供でもすんなり入れるだろうなぁと思いました。上記あらすじが「起」だとすれば、駅でパディントンを見かけ、ちゃんとした家が見つかるまでの条件で泊めてくれたブラウン一家で暮らすようになり、絆を深めた彼らは家族同然に。一方でニコールキッドマン扮する怪しげな女性がパディントンをつけ狙い、最後には直接対決。という感じ。

でもその一つ一つのエピソードがとても微笑ましくて伯母への手紙に「ここの人たちは変わっています。」と書かれているけど、人間の生活を知らないパディントンが巻き起こすドタバタはマジで可愛すぎる。予告動画で警官のコスプレして空を飛んでいるシーンなんかでは怪我の功名で一転して人気者になっちゃいますけど、文字通り「ブラウン家に嵐が来た」って印象。

そんなシーンをより面白く、そして可愛くしているのがCG技術で、見始めた当初あまりにリアルで逆に浮いて見えるくらいでした。「ヨギー&ブーブー」も実写との融合がうまかったですが、このパディントンと違ってデフォルメした「漫画のキャラクター」だったのに対し、こっちはあくまで「動物の、くま」っていうのを残したデザイン(?)容姿をしてるので、リアルさが半端ない。特に濡れた時の表現ですかね。毛の質感がすごかった。雨の街ってのもありますし、お風呂でとんでもないアクシデントにも見舞われますし。
パディントン以外にも家族の心情を表すかのような壁の模様だったり、ジャングルの様子だったり基本的な映像表現が本当に綺麗で、絵本がそのまま実写になったという表現がぴったりだと思います。

基本的に家族向けなのでそういうニヤニヤできる要素がいっぱいでしたが、意外だったのがニコール・キッドマン関連。彼女でベタ惚れして協力しまくるお隣さんの奮闘も笑えましたし、メタ的なことをいえば彼女の元夫であるトムクルーズの代名詞である「ミッションインポッシブル」パロディが数回出てくるのは笑っちゃいます。
わかりやすい悪役、というのもストーリーに入り込みやすくて良かったですし、ホームアローンぽくやっつけられるところもグッド。その他、ブラウンさんの女装だとか、おばあちゃんの活躍ぶりとか面白いシーンばかり。予想以上に楽しめました。

今回はスターチャンネルにて吹き替え版を録画、視聴しましたが、字幕版も録画して、ベンウィショーの声も堪能したいと思ってます。

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