96時間シリーズなどアクション俳優としてのイメージも強いリーアムニーソンが挑むのは、姿なきハイジャック(?)犯。日々飛行機に乗っては異常がないか確認する任務につく連邦保安官のビル。そんな彼の元に何者かから「指定の口座に金を振り込まないと殺人が起こる」という予告メールが。コンビの捜査官と調査を開始するが・・。
誰が犯人かわからない中、向こうのペースで犠牲者が増えていく「飛行機内」という閉鎖空間。果たしてビルは打ち勝つことが出来るのか。
彼に協力する隣の席の女性役としてジュリアンムーア、キーマンの一人としてドラマ「ストレイン」主演コリー・ストールら共演。
あらすじ
ニューヨークより146人の乗客乗員が搭乗した、ロンドンへと向かう旅客機。その警備を任されている連邦保安官ビル・マークス(リーアム・ニーソン)のもとに、1億5,000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害するという異様な犯行予告メールが届く。限定されたネットワークからメールが送信されたことから同僚が犯人ではないかと思いつつ、犯人の特定に奔走するビル。そしてメールの内容通りに、機内で1人ずつ人が命を落とす。やがて、地上から犯人が指定した口座はビルのものであることが判明する。(シネマトゥデイより)
誰が犯人か予想しながら見ようとしても息つく暇なく進展する物語に惹きつけられっぱなし。もちろんリーアムニーソンのかっこいいアクションも魅せてくれます。
ストーリーは上記あらすじの通り、主人公ビルの目線で、突如送られたメールに困惑しつつ自体の収束に向けて奮闘するという物語。犯人がとてもよく調べていて、周りには「ビルがハイジャックを目論んでいる」と勘違いさせるような様々な仕掛け、罠があり、周囲の人間の信頼を得ることすらままならない状態に追い込まれていくので危険度がより増します。事実見ているこっちですらもしかして忘れてるか嘘をついてて本当にビルが犯人というオチなのでは?とまで思ってしまいます。ある出来事をきっかけに酒浸りになり孤立していた、という彼のバックグラウンドも非常に活かされています。
そんな状態でもジュリアンムーア演じる「隣に居合わせた女性」がまず協力してくれるんですが、これも怪しく見えてきて、もう本当にハラハラ。サスペンスの醍醐味です。その他にもお医者さんや刑事、プログラマーなどのたまたま居合わせた乗客や、犯人に支持されてあることをしてしまった「巻き込まれただけの人」(それも演技か?)など、メインキャラがどのひとも決定打にかけるために最後まで読めなかった。
かと言って終盤に判明する犯人もなるほどなっていう納得できる(注意深く見てるとわかるかも)な感じだったのでそこも好印象。アクション要素が一気に加速して、最後は爽やかに終われるのでご安心を。
あらすじを探しに言った時にちらっと目に入った牛津厚信さんの解説が『原題どおり“NON-STOP”な107分なのである。』という一文で締められていましたが、ほんとその通りで、極上のハラハラ感とリーアム無双を期待して見た身としては大満足の一本でした。
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