『ハート・オブ・ウーマン』や『恋するベーカリー』のナンシー・マイヤーズがメガホンを取り、アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロという豪華共演で描くヒューマンドラマ。
アイディアを元に作ったサイトがヒットし、ものすごい成長を遂げ今や多くの社員を抱えるほどになった女性社長ジュールズ。しかし多忙さを極め、夫ともすれ違って行くように。一方、シニアのインターンを雇うという企画に応募し彼女の会社に入ったベンは、そこで社長の補佐という業務を命じられるが・・・。
40歳年上の部下が彼女に与える影響とは。人生で大切なものを教えてくれる感動作。
あらすじ<
ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッションサイトを経営・管理する会社のCEOとして充実した日々を過ごしていた。仕事と家庭を両立するパーフェクトな女性像そのものの彼女はまさに勝ち組だったが、ある日、試練が訪れる。同じころ、シニアインターンとして、40歳も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)がジュールズの会社に来ることになり……。(シネマ・トゥデイより)
おそらく多くの人がイメージしたであろうアンハサウェイの代表作「プラダを着た悪魔」。今回は彼女が社長役で、逆の構図になってます。あらすじ設定で予想できる通り、人生の先輩として、多くの経験をしてきたベンは、彼女だけでなく同僚たちにとってとても良い影響を与えてくれます。紳士道を重んじ、常に落ち着いていてためになる助言をかけてくれる。でもそれが決して偉ぶってないし、すんなりと受け入れられる。シニアっていうか、ものすごく大人、なんですよね。
ジュールズにも夫がいるし、ベンにもマッサージ師というお相手がいるので主演二人のラブロマンスこそないのですが、最初は「目ざとすぎて逆に引く、配置転換して」なんて思っていたのに弱音を吐ける存在にまで心を通わせて行く様子は胸を打たれます。社長である前に妻であり母であり、一人の人間。ジュールズは周りを置き去りにするくらい頑張りすぎてしまって、結果的にボロボロに。そんな彼女に立ち止まらせて、何が大切なのかを彼女自身に考えさせるという役はベンにしか務まらなかった。
最初こそジェネレーションギャップとかで戸惑うベンのおかしさとか、中盤のスパイ映画かなってノリの大胆な行動でニヤニヤしますが、全体的に頑張る人々へのエールと人生の先輩に対する経緯みたいなものを感じてシンプルに感動できる作品。相変わらずアンハサウェイはキュートで、デニーロはカッコよかったです。
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