をつぐ物語。しかし任務の中で組織の隠された秘密や、姉の死の真相を知ってしまう。
女学生のジャーインは目の前で姉を殺されてしまうが、ダンス教師だと思っていた彼女の正体は秘密組織ファントムのスパイだった。復讐のため、遺志をつぐために組織に参加。厳しい訓練を経てスパイとなる。戦闘能力や美貌を駆使して任務をこなす彼女だが、かつての恋人と出会ったことをきっかけに組織の不審な点に気づき始め、真相に近づいていくことに。
共演はグー・ティエン、フゥー・リン、ヘイ・ズーほか。
あらすじ
ダンス教師のジャーメイと女学生のジャーインは仲の良い姉妹。ある日、ジャーインの目の前で姉が殺害されてしまう。秘密組織ファントムのスパイだった姉の遺志を継ぎ、姉の命を奪った軍閥トップのマー・シージエへ復讐するため、ジャーインはファントムのメンバーに加わることを決意する。(ムービープラスより)
先日紹介した「スパイエージェントウルトラ」と違い、今回はちゃんとした(セクシー)アクションサスペンスとなっていて、かなりシュートントンのアクションシーンが見られます。ザ・女性エージェント映画って感じで、色仕掛け的なものだったり、たかい戦闘能力だったりでどんどん任務をこなしてくのがかっこいいです。
ちなみにシュー・トントン主演作は「Missデンジャラス」「Missリベンジ」「Missアサシン」とこの映画以外にも似た邦題の作品が多いのですが、「沈黙シリーズ」同様にまったく繋がりがないのでご安心を(笑)
最序盤の訓練シーンとかを含めて同じ組織のメンバーたちも数名出てくるんですが、ライバルっていうよりはちゃんと仲間になってくれてて良かった。姉の復讐のことも知ってますしね。劇中進むにつれて犠牲になっていくのでなんとも切ない。そこに組織の非情すぎるルールとか、真実が明らかになっていく。
前半のメインである、とある男性に近づく任務。彼の境遇を調べ上げた上での作戦なのでしょうが、ジャーインがかつて日本に留学していて「さくらこ」という名前だった、なんていう嘘経歴が出てきます。永田町のお寿司屋さんだとか和菓子が好きなんていうワードで盛り上がってて、ちょっと面白かったです。しかもこの日本要素は、別のとある重要なキーポイントになってて終盤でびっくりです。
後半はラスボスに至る前座としてマー将軍との戦いがメインですが、秘密の鍵的な要素があったり、さぐるために同僚と2人で変装して潜入のハラハラがあったりしてサスペンス的な面白さも少し。あとこの辺りから元恋人もがっつりメンバー入りして一緒に悪に立ち向かう決意してたのがちょっとかっこよかった。
ラスボスとの一騎打ちシーンは武器も相まってそこそこの見応え。激しいアクションというわけではないけど、ジャーインの最後の戦いって意味でもカタルシスがあったし、向こうには向こうの事情があったりで燃えましたね。いやほんと、看板に偽りなしで最初から最後までシュートントン主演のままやったのでそこも満足感がありますし、今回もいろんな衣装で見せてくれるのでそこも見どころかと。
かなりの距離を大ジャンプしたところだけはありえなすぎて笑ちゃったけど。
ついでにいうと、銃を自動で自動で発射するにして階段から落としたところもウケました。
これもジャンル的にはB級だとは思うのですが、ヒロインアクションという意味ではしっかりやりきってるのでそういうのが好きな人はおすすめ。僕もシュートントンのファンとかではないのですがここまでくると出演作網羅したいなって気持ちが強くなってきてしまいましたよ笑
huluで吹き替え版で視聴。
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