映画ではないもののマーベル作品を紹介してなかったので一気にご紹介。2作品とも『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション』と冠されているので映画ともドラマとも言い難いのですが、MCUの一つであるGotGのスペシャルエピソードだし、もう片方は今後作品に絡んできそうなキャラの顔見せっていう意味があるだろうしでファンは見逃し厳禁です。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル
大切な仲間のクリスマスを特別なものに…
そんな思いから銀河一の”落ちこぼれ“チームが用意したクリスマスギフトは…なんと人間!?
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、ガモーラを失って傷心したクイルを励ますため、 “ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、完璧なクリスマスギフトを求め地球に降り立つ。 しかし、“クリスマス”という地球の慣習など知らない彼らが用意したプレゼントは、モノではなく…クイルの憧れ”ケヴィン・ベーコン”だった。 (予告動画概要欄より)
ウェアウルフ・バイ・ナイト
ミステリアスな洋館に<ある目的>のために集うハンターたち。
閉ざされた空間の中で暗闇に紛れ、密かに人間の姿で紛れ込むウェアルフ=“人狼”。
「この中の誰が人狼なのか…?」
敵味方もわからず、いつ襲われるか予測がつかない恐怖と緊迫感が迫りくる中、 ハンター達の、命を懸けた、長い一夜が始まる。予告動画概要欄より)
まず「ホリデー・スペシャル」についてはケビン・ベーコンがよく出てくれたな、っていう一言に尽きる。サプライズとしてのプレゼント選びで暴走して思いもよらないドタバタが起きるというのはコメディでもありがちですが、人間丸ごと1人誘拐してくるっていうのがなんとも彼ららしい。基本的に全員出てくれますが、ドラッグスとマンティスが地球それもハリウッドに降り立って色々するんで特にスポットが当たってます。個人的に他と比べてマンティスだけ前に出てない気がしたのでここでガッツリ扱われるの嬉しいですね。
基本的にアホなんで彼女がしっかりツッコミすると思いきや、地球の文化を知らないとはいえ明後日の方向に解釈してどんどん酷いことになってくのはめっちゃ笑えました。アベンジャーズが存在する世界だしもっと騒がれると思ったんですけど「ゴッドオブウォーだ」って勘違いしてチヤホヤされるところが特にツボ。クレイトスに似てるけどもww
やり方は間違ってたかもしれないけど仲間思いの行動っていうのがまずジーンとくるし、あのキャラが作ったプレゼントとか可愛らしくてほっこりしました。そもそもクイルの思い出自体が実は悪いものじゃなくて。特にヨンドゥのことを思うと余計に泣けます。
「ウェアウルフ」は、予告の通り最後の一瞬を除いてほぼモノクロで描かれる作品であり、そこを含めた古典ホラーへのオマージュが散りばめられた異色作。化物が出てきて壁に影が映る。美女が叫ぶ。的な感じ。モンスターと戦ってきたハンターたちということで新キャラが大勢登場しますが、その中にウェアウルフ=人狼=モンスター側もいるっていう。まあその謎で引っ張るっていうタイプの作品でもないんですけどね。あとはマンシングっていうキャラも登場しますし、この面々が今後MCUに絡んでくるんでしょう。種類的にはムーンナイトとか、今後公開が待ち遠しいブレイドとかと毛色が近いのかな。すごい人の末裔であるヒロインも人間やめてるような身体能力でちょっとジェシカジョーンズを彷彿とさせたり、ハンターたちのアクションも結構凄くてモノクロでもかなり見応えがありました。主演のガエル・ガルシア・ベルナルさんは「モーツアルト・イン・ザ・ジャングル」が記憶に新しい。
どちらも1時間程度でサクッと見られる作品ですのでディズニープラス加入してる方はお忘れなく。
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