メン・イン・ブラック:インターナショナル / クリス・ヘムズワース&テッサ・トンプソン主演。人知れず異星人たちとの問題解決に奔走する秘密機関MIB。新人エージェントMは実力はあるもののいい加減な男Hとバディを組むが……。

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ウィル・スミス、トミーリージョーンズのコンビで大ヒットしたSFアクションコメディの数年ぶりに新作。人々の知らないところで異星人とのトラブル解決にあったいるスーツの集団「メン・イン・ブラック」の活動を面白おかしく描いたシリーズであり、今回は腕はいいか何かとおふざけ気味の男性エージェントと、新たに参加することになる女性エージェントのバディが地球の危機を救うためにあちこち飛び回るお話。
宿敵から危険な兵器を守る任務のはずが、どうやら機関内部にも裏切り者が潜んでる可能性が出てきて……。
クリヘムとテッサトンプソンというアメコミ映画「ソー」のコンビが主演をつとめ、日本語吹き替えは杉田智和と、女優の今田美桜が担当。
共演はリーアム・ニーソン、エマ・トンプソン他。
あらすじ
地球に生息している異星人たちの監視と取り締まりを行っている最高秘密機関MIBことメン・イン・ブラックの新人女性エージェントM(テッサ・トンプソン)は、MIBロンドン支部内に潜んでいるとされるスパイの摘発を命じられる。Mは、先輩エージェントのH(クリス・ヘムズワース)と共に任務の遂行にあたるが、スパイ側が仕掛けていた裏工作によってMIBから追われる立場になってしまう。(シネマ・トゥデイより)


ド派手な映像に最後まで飽きない脚本なのに、どこかB級作品的なゆるさもあって大好きだったMIBシリーズ。キャストも一新されましたし、続編というよりも新たなスタートと考えて良さそう。パグ(犬)とか、虫みたいなエイリアン3人組とかニヤッとする要素はありますけど、これまでの作品見てなくても楽しめます。

新人がバディ組まされてあまり権限も技能もないま実地でどんどん対応させられてくのは1を彷彿とさせられて楽しかったのですが、今回はより「スパイアイテム」ぽいのがバンバン出てきて、見てて面白かったですね。空飛ぶ車、は予告とかでも知ってましたけど、そこからいろんなタイプの銃が出てくるのとかワクワクしました。設定的に「普通の人間は後から記憶を消されるために知ることができない未知の技術」ってのが出しやすいので、バイク的な乗り物とか含めて近未来的デザインに胸躍ります。

主役二人もかなりキャラがたっていて、ヒロインMの方はニューロライザーで消されなかったために独自でMIBのこと調べまくってついに接触、根負けして研修生にって展開もロマンあふれる流れで良かったですししかもその時のエイリアンの伏線が後半できちんと回収されるところも意外性あって面白かった。一方で腕はいいのにふざけキャラのHについてもコミカル要素も似合ってきたクリヘムにぴったりで、女性関係で振り回されるってのも納得しちゃった。普段そういう奴なのに、裏切り者と決着つけるところの「失敗したら俺だったことにしろ」ってセリフとか、遊んでいるようでそれぞれのエイリアンに合わせた行動とれるところとかやっぱりエージェントとして大事な素質を兼ね備えてて外見関係なしにカッコよく見えるんですよね。

インターナショナルとついてるだけあって、ロンドン支部からはじまり、モロッコの砂漠、ナポリの島、そして夜のパリと舞台がいろいろ変わるので違う魅力が楽しめましたし、追う立場が追われる立場に……など複雑になっていくのも良かった。前々から分かってますけど、世界各国にエイリアンは暮らしているんだってのを実感させられます。そういう部分では主にヒロインの活躍が多く目立った印象。監視レーザーをすり抜けて絶壁を登ったり、女性武器商人(?)のバトルも彼女が担当。格闘にたけてるエイリアンが腕が複数あったらそりゃ苦戦するよね。でも戦いの中で環境をうまく利用して戦ってました。

3番目に目立っていたのはチェスの駒的な存在のポーニィ。甲冑姿なんで日本人としてこの時点でちょっとニヤッとしちゃうのですが、エージェントHに対してのあたりがきつくて、結構毒舌なのもツボです。日本語吹き替えはトレンディエンジェル斎藤さんがやってるそうですが、見てる途中では全然わかりませんでした。小さい分なかなかどうして活躍の場もありましたし、特に終盤の働きはめっちゃカッコ良かった。あれがなければラストの一撃に繋がらないし。

お話的には割と予想しやすいというか、怪しいと思ってた人物が素直に裏切り者でしたし「悪いエイリアンを倒してハッピーエンド」とう王道でしめてくれるのもスカッとします。後から考えると「何かが変わった」ってそういうことだったのかな、と思えるのもいいですし、答えは最序盤にあったのか的な、ね。基本的に細かいこと気にせず見れる作品だったのはシリーズに通づるものがあって楽しめました。

そうそう、吹き替えについては「あれ?芸能人起用してるのかな?誰だろ」ってすぐに気がつくものの、個人的にはお話に集中しちゃったし違和感はなかったと思います。劇中での「外見ですぐにはわからないけどエイリアンを監視してる」というシーンにて、日本版のみ今田美桜さんの映像使われてるのはニヤッとしました。「絶対エイリアンでしょ、わかる」みたいなセリフは本人どういう気分で喋ったんだろう。杉田さんは例によって普段ふざけてる二枚目としてめっちゃハマってましたね。声のおかげでソーとかとは全然重ならなかったです。

シリーズ好きな人も、触れてこなかった人も楽しめる娯楽作品。もし事実だったら面白いなとワクワクしながら見て欲しい一本。

WOWOWにて吹き替え版を録画、視聴。





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