マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語 / あのわんぱくワンコが返ってきた。ある少年に預けられた、ひと夏の物語。今回は動物たちが喋る!

マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語 [DVD]

先日紹介した『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』の続編、というかスピンオフで、彼がまだ子犬だった頃、ジョンたち夫婦が取材旅行にいく間預かってくれたボディという男の子との日々を描いた作品。犬を買いたいボディは、マーリーほどの犬をしつけられたら母親に許可がもらえるだろうと考え、犬の競技大会の練習を始める。ご近所さんのラブラドールたちも登場するほか、なんと今回は人間の言葉をしゃべります!
あらすじ
夏休みの間だけ子犬のマーリーを預かることになった少年ボディは、お母さんの仕事の都合で、しばらくおじいちゃんの家で過ごすことになる。そこで出会ったケイシーから子犬の競技会があることを聞いたボディは、マーリーを出場させようと思いつく。だが、トレーニングを開始しても、いたずらっ子のマーリーは言うことを聞かない上、前回チャンピオンの妨害にも遭遇。果たしてマーリーとボディは、無事に競技会へと出場できるのか?(スター・チャンネルより)


上記予告動画のYoutbeコメント欄にも『バディーズっぽい』との書き込みがありましたが、子犬たちが登場して人間には聞こえないけど喋る、という設定はほんとにディズニー映画っぽい印象で、前作以上に子供も楽しめる内容になっていると思いました。

預かっている間のお話なのでさいごまでマーリーは子犬のままですし、競技会に向けて練習する主人公たちを描く一方で、優勝のためには犬にきついお仕置きをしたり対戦相手を妨害したりという『悪い大人』が出てきたりとわかりやすいストーリー展開でしたし、そんな悪役が最後に痛い目を見てスカッとする、というのも王道で良かったです。

マーリーのおバカっぷりは、元海兵で厳し目のおじいちゃんの言うことを聞かず本能のまま動くという意味では発揮されていましたが、仲間のために勇気を出したり、大会でカッコいい姿を見せるなど、想像以上にカッコいいし可愛くてタイトルにおバカってつけなくてもいいレベル。最後の最後で暴走を見せ、劇中で『世界一のバカ犬』呼ばわりされてしまうというお約束はありましたけど。

前述の通りラブラドールたちや、大会の対戦相手、それから猫に至るまで動物たちが可愛らしく喋るのでそれだけでも癒やされますし、それぞれ物語ラストには幸せになるというのもナイス。主人公的にもすごいいい結果でしたしね。後付ですが、『こういうこともあったのかな』って思う分には十分に楽しめる映画でした。

DVDレンタルにて吹き替え版を視聴。
2011年の作品ですが、主人公ボディの声を当ててる石田彰さんにびっくり。元々声色が多いのは知ってましたけど、今落語のアニメでかなりの年配者を演じてるのでそのギャップがすごかったです。

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