邦題の通り、山奥のロッジを舞台にしたシチュエーションスリラー。週末旅行として、都会から160キロ離れた場所にそれぞれの車に乗りやってきた10人の若者たち。
出演はミーナ・スヴァーリ、ブライアン・オースティン・グリーン、ジョアンヌ・ケリー、フィオナ・グーベルマン、ザック・ウォードほか。
あらすじ
休暇を利用して山奥のリゾートに出発した10人は、にぎやかな車中を過ごし、キャンプ場“LAST STOP"に到着する。しかし、そのエリアにあるガソリンスタンドは中がからっぽ。帰りのガソリンがない彼らは他に旅行者がいないか探そうと2手に分かれ、山小屋の中と周辺を探索し始める。山小屋にはさっきまで誰かがいた形跡はあるものの人影は無く、しかも一室には首吊りを仄めかすロープがつられていた…。一方、周辺を探索していた2人は丘に登って周辺を見渡すが、どこまで見ても“何もない“風景に恐怖を覚え引き返す。帰る手段がない彼らは山小屋にとどまろうと話し合ううち、10人の中の1人、トレイシーがいなくなっていることに気づく…。(Amazon商品ページより)
原題はDon't Blink、目を閉じるなというもので、劇中、誰かが残したこのメッセージを発見することになります。最初こそ、あれ?いつの間にいなくなってるじゃん!っていう恐怖があるんですけど、予告動画に使われている通り、ほんの一瞬、それこそ瞬きをしてる間に消えてしまうので無事にいきのこれるかのハラハラの方が大きくなります。
そう、何者かが潜んでいたり、仲間グループの中に実は殺人鬼がいて、それを匂わせる伏線とかがあるタイプの作品じゃないんです。何か不思議な力が働いて次々に消えていく。そういうものだっていうのがわかってしまうと、頭を使って注意深く見るというよりも、「その瞬間を見逃さないようにしよう」っていう感じ。そしてそのありえない状況下で、生存者がどう足掻こうとするのかを見守りたいって感じです。
極限状態に置かれたグループでありがちな仲間割れや暴走シーンなんかもありましたし、いつしか見ている僕らも「瞬き禁止ルール」を己に課していると、ショッキングな出来事によりびっくりさせられるかも。多少ですが血が出ます。しかも瞬きした瞬間に跡形もなくなくなっているから恐ろしい。
世にも奇妙な物語で扱われるホラー、というのか、とにかく「何が起きてるのか考えても仕方がない」タイプの作品なので、シンプルにハラハラや恐怖を楽しめた気がします。ラストシーンもやっと終わるのかと思わせてからの・・・。が背筋がぞくっとしました。
Netflixで吹き替え版を視聴。
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