【Disney+配信】実写版 わんわん物語 / 1955年の名作アニメを実写化。クリスマスに優しい夫婦に飼われ大事にされてきたレディと、野良犬で自由気ままな生活していたトランプ。環境の違う二匹は出会い、惹かれあっていく。

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1955年に公開され、後に続編も製作されたディズニーのアニメーション「わんわん物語(Lady and the Tramp)」を実写化。定額動画配信サービス「ディズニー+」スタートの目玉として配信された作品。監督はチャーリー・ビーン。プロデューサーに『ジャングル・ブック』や『プーと大人になった僕』のブリガム・テイラー。
夫婦の飼い犬として愛されてきたメスのコッカー・スパニエル「レディ」。赤ちゃんが生まれたことで少しずつ環境が変わっていくが、犬嫌いの親戚が訪ねてきたことが発端でついに逃げ出してしまう。そこで出会ったのが野良犬として自由気ままに生きる雑種犬のトランプ。彼と共に野良としての大冒険を繰り広げる中で二人の距離は縮まっていくのだが……。
主演の吹き替えとして、レディ役にテッサトンプソン、ジャスティン・セロー、ジャネール・モネイの他、人間キャストとしてカーシー・クレモンズ、トーマス・マンら共演。
あらすじ
ニューイングランドに住むダーリングへのクリスマス・プレゼントとしてディア家にやってきたコッカー・スパニエルのレディ。夫妻の愛情を一身に受けていたが、二人に子供が生まれる。レディは変化に戸惑いつつも赤ん坊を見守る。ある日、夫婦の旅行中にベビーシッターとして猫好きで犬嫌いのセーラおばさんがやってきたため家を飛び出したレディは、野良犬のトランプに助けられる。生まれも育ちも異なる2匹であったが、やがて互いに惹かれ合うようになる。しかし、レディが保健所に捕まってしまう(wikipediaより)


冒頭で触れた通り動画サービス「ディズニー+」の目玉として配信された本作。なのでサービス開始の早かった本国では昨年から公開されていて、日本へは6月11日のディズニー+上陸と同時。ようやく見ることができました。
実写化ということで実際の映像とCGの融合というスタイルなわけですが、僕の大好きな映画「バディーズ」シリーズ同様に犬たちの顔の部分だけが「まるで喋ってるように」合成され、会話をする。だけど人間たちには内容までは伝わらない=単なる泣き声、という形で描写されます。先日紹介したライオンキングと違って犬たちも基本的に本物が演技しています。余談ですがトランプを演じたワンチャンは保健所から引き取られたということで、実際に野良生活を経験してるんですね。
こういう表現が正しいか分かりませんが、「こういう人いるよね」っていう表情がたくさん出てきて、犬の可愛さも堪能する一方ですごく見入っちゃうです。特に笑うときの顔がお気に入りで、レディの上品な感じが出てます。

上記あらすじもアニメ映画版のあらすじをwikipediaから引用したほどで、これまた記憶が曖昧ですがほとんどなぞる形で実写化されています。いわゆる身分違いの恋、ラブコメの王道の一つなので今なお感情移入できる鉄板ですからね。仮に擬人化されても大ヒットするだろうなってくらい引き込まれます。劇中歌もアレンジされて再登場。個人的に一番好きなのは保健所のシーンで流れる「彼がトランプ」他の犬たちがコーラスとして参加するんですが、シェパード(?)の歌うときの表情がもう最高で、何回も見ちゃいました。YouTubeではディズニー公式で動画が上がっていますので、ネタバレになってもいいという方はこちらからどうぞ。( https://www.youtube.com/watch?v=tgI9QrD22cc ) ジャネールモネイさんは歌手としても活躍する女優さん。NASAの女性職員の映画「ドリーム」の主演3人のうちの一人でしたね。

基本的に不快なシーンが少ないのも魅力的なところ。トランプがいたずらして恨みをかった人や、それが仕事だから目の敵にするのも仕方ない保健所の職員。あとは自分の飼い猫ばかり信じてレディを疎ましく思ってるおばさんくらいなもので他は基本的に犬好きばかりなのが良かった。一番有名な一つのスパゲティを食べるシーンに出てくるレストランの人々も、なんでこんなに優しいの!?ってレベルでめちゃくちゃ癒されました。スタッフが勝手に骨をあげようとして怒られるのかと思ったら、オーナーがそれ以上の高待遇してくれるという。あー、ただ一点、ネズミが出てくるシーンが何度かありますので、苦手な方はご注意ください。家族と一緒に視聴したのですが、ダメな人なのでもう画面に映ってないよ、とか教えながら見ました(笑)そういえば実写版シンデレラも結構ネズミシーンあるんですよね。ミッキー「マウス」だからかな。

今あげたレストランのシーンもロマンチックですが、基本的にレディがトランプから自由の良さを教えらるのはどれも魅力的で、船旅とか、夜景を見ての遠吠えとかシチュエーション的にすごく良かったです。原作を見たのがだいぶまえでラストを忘れてしまったので、「これ一緒に野良になるのもそれはそれで幸せだよな」「あれ、でもそうするとレディの飼い主夫婦が可哀想か、じゃあ戻るんだっけか」とか思うくらい。貧乏で衛生的によくなくても、充実した生活できそうなんですもんね、トランプ。ちなみにtrampは流れ者とか浮浪者っていう意味もあるんで、主役二人の犬の名前であると同時に環境の違いもニュアンスとして出てるぽいです。レディ=貴婦人、とか

終盤にかけてもご近所さんの犬が活躍を見せたり、あまり引っ張らずにレディの飼い主たちもすぐに勘違いだと気づいたりしたのでハラハラしつつもハッピーエンドを信じて見ることができましたし(まあディズニーですしね)、何より保健所職員とのやりとりがね。あの迷い一切なしの発言は見ててほんとに感動的でした。そうだよ、これが一番幸せな道だよなーって。しかも後日談的にさらにグッとくる映像も流れるしで、最後まで素晴らしい映画でした。古いものは色あせない。仮にオリジナル版のエピソードを知ってたとしても楽しめると思います。何回でもいうけど犬が可愛すぎる。

予告でも言及されてますが、家族で安心して見られる万人オススメの作品です。

日本語吹き替えでの視聴でしたが、レディ、トランプはそれぞれ行成とあ、 咲野俊介が担当し、水野 貴以、花輪英司、塩田朋子ら豪華共演でした。歌のシーンも日本語でした。

Disney+で視聴。

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