【海外ドラマ】『レギオン』X-menシリーズがついにTVドラマ化。主人公はプロフェッサーXの息子。能力を自覚してない彼は精神病棟に入れられるが・・。Amazonビデオで第1話のみ無料配信中。

レギオン シーズン 1 (字幕版)


FOXチャンネルでアメリカとほぼ同時の今年2月に放送開始し、10月にはDVDもセル/レンタルも始まっている海外ドラマ「レギオン」あの人気実写映画シリーズX-men初のTVドラマであり、映画を手がけたブライアンシンガー製作総指揮を担当。
ずっと気になっていたものの、とりあえずレンタルが旧作料金になるまで我慢だ、と自分に言い聞かせてきたのですが、なんとAmazonビデオで1話のみ無料になってるのを発見。見てしまいました。と言うことでご紹介。
概要
主人公は妄想型統合失調症と診断され、精神病院で治療を受けている若者デヴィッド。だが実は「X-MEN」の創始者である史上最強のテレパス、プロフェッサーXの息子で、彼自身もまたミュータントだった。その事実を知らないまま育った彼は、政府の秘密機関に囚われたところを、謎のミュータント組織によって救出され、自らに秘められた特殊能力の謎を探っていく。(20世紀FOXのHPより)


この予告動画で使われてるのもおそらく1話の映像しかないのでネタバレは大丈夫だと思うんですが、このあらすじでその1話のサブタイトルが「覚醒」ですからね。期待せざるを得ない。
中盤に差し掛かるまでは精神病棟でのシーンがほとんどで、彼が幻覚に悩まされてきたり、自分でも意図せずに物を壊してしまうと言う性質が描写されます。そこでデヴィッドが出会うのが物語の重要なキャラのシドニー。彼女も入院患者の一人なのですが、他人に触れられることを極端に嫌がっています。そんなシドに惹かれ、告白して付き合うことになった二人。
別のシーンでセラピスト「触れることができなければ愛を感じることはできない」なんて言われてましたが、二人で笑いあってる姿はとても微笑ましかったです。

面白いのが、それら全てが謎の組織に軟禁され取り調べを受けるデヴィッドの回想と言う形だと言うこと。真実を聞き出そうと薬も与えてないため彼の記憶はおぼろげであり、幻覚と合間って見てるこっちも何が現実で何が空想なのかと不安になって生きます。そもそもシドニーすら実在してないのでは、ってところまで。

しかし、動画で使われいる「ちゃぶ台返し:Lv100」みたいなシーンからの展開はさらにすごくて、1話の中だけでも能力者が数人出てきます。CGもハリウッド映画ほどではないものの迫力がありますし、ミュータントたちの能力に説得力が出てました。しかもすごいところで終わるので、続きがますます気になりました。最後に確認させてくれ、ってデヴィットが言うんですけど、とてもよく分かりました。いきなりあんな状況じゃ混乱するよ。

忘れちゃいけないのが独特な映像表現で、解説にもキューブリックの影響受けたって載っていましたけど、映画のシリアスとド派手の緩急とはまた違う世界観を感じさせます。ミニュチュア風な景色だったり、ダンスシーンだったり、なんか新しい。それは精神的に不安定というデヴィットの特性も表しているでしょうし、そういう意味での苦悩も今後描かれるんだろうなぁって感じがしました。

シーズン1話は全8話で、来年にはシーズン2の放送が決定しているようです。Amazonでは2話以降はレンタルが各話200円、購入600円。DVDレンタルは12月現在まだ「準新作料金」。全部で4巻。
スカパーのFOXでは来週からリピート放送が始まるみたいですので、気になる方はそちらでどうぞ。
もうちょっとだけ我慢して、レンタルで見ようと思います。

最後になりましたが動画のリンクはこちら


吹き替え版もありますが、そちらは1話も有料のようです。

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