キングコング:髑髏島の巨神 / 過去になんども実写化された巨大生物を、謎の島の"長" として新たに描くアクション作品。コングと他のモンスターとのバトルは迫力満点。トム・ヒドルストン他出演。

キングコング:髑髏島の巨神 [Blu-ray]


過去に何度も映像化された「キングコング」が、新たな設定、ど迫力な映像で再び実写化。ほとんど情報のない神秘の場所「髑髏島」へと探索に赴く人間たち。しかし彼らを待ち受けていたのは、想像を超える摩訶不思議なものばかりで・・・。
トム・ヒドルストン、サミュエルLジャクソン、ブリー・ラーソンら共演。
吹き替えキャストとしてGACKT、佐々木希も参加。
あらすじ
コンラッド(トム・ヒドルストン)率いる調査遠征隊が、未知の生物を探すべく、神話上の存在とされてきた謎の島に潜入する。しかし、その島は人間が足を踏み入れるべきではない“髑髏島”だった。島には骸骨が散乱しており、さらに岩壁には巨大な手の形をした血の跡を目撃する。そして彼らの前に、神なる存在であるキングコングが出現。人間は、凶暴なキングコングに立ち向かうすべがなく……。(シネマトゥデイより)


キングコングというと、都会に不釣り合いな巨大なゴリラが現れて高いビルの上に登り、脇には女性を抱きかかえている、というイメージが一番強いのですが、今回の舞台は髑髏島というほとんど情報のない神秘的な場所であり、水辺やジャングルがメイン。ただそのサイズだけは文字通りのキングコングで、ヘリコプターをまるで虫か何かを叩き潰すような動きで破壊していく様は圧巻の一言。だからこそ最初は敵として見ちゃうわけですが・・・。

しかしこの映画のメインは髑髏島に救う奇妙なモンスターたちとキングコングの迫力バトルであり、まるでゴジラなどの怪獣特撮映画を見ているようでとてもワクワクします。ツノが発達しまくった水牛、木に擬態する虫、超背の高い蜘蛛、そして地中から這い出る「スカルクローラー」
映画を見ていくとスカルクローラーとキングコングが敵対関係にあり、人間的にはコングを応援すべきという流れになっていきます。ただし探検隊に同行した軍人たちは仲間がやられているためそう簡単に信頼できるはずもなく。
コングがヘリを撃墜させた関係で人間たちがほうぼうに散ってしまった関係で、それぞれ危険や未知と遭遇しながら少しずつ島の秘密がわかっていくという流れも先の読めなさで引き込まれてしまいましたし、後半にこれでもかとあるバトルシーンは前述の通りかなりダイナミック。しかもコングは結構頭がよくて、色々なものを武器にして戦うため思わずすげぇって思っちゃいました。

人間も負けておらず、コングを助けるような行動を示したり、主人公コンラッドも日本刀で大暴れ。太平洋戦争やベトナム戦争も物語に絡めていますが、日本刀が活躍したのは嬉しかった。全体的に怪獣特撮映画にリスペクトしたような作りになっていたのですが、それは最後まで見て納得。なんとあの映画に繋がっていくとは。よくよく調べるとモナークという組織はすでに出ていたんですね。次回作も楽しみです。

これまでで一番大きいサイズでしたが、人間と向き合って意思の疎通をしあったり、女性を助けるっていうおなじみの展開もあるのも良かったです。

人がやられてしまったり、プテラノドンぽいのとの戦闘などの血しぶきなどの関係からかPG12ですがそこまでのグロ描写はありません。が、蜘蛛のシーンは正直目を背けましたし、スカルクローラーのなんとも言えない気持ち悪さは苦手な人もいるかもなのでご注意(笑

スターチャンネルにて吹き替え版を録画、視聴。

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