ジョジョリオン 第65話 【ネタバレあり】 あらすじ 感想

ウルトラジャンプ 2017年 06 月号 [雑誌]

前回までは・・
回想シーンで明かされる常敏、そして花都の過去。彼女が服役した理由と、祠の存在。一方ドロミテという脅威から解放された定助と康穂だったが、乗車したバスで運転手が突如倒れ、そこにはあの「植物鑑定人」その人が!
最新65話、本編のネタバレを多分に踏んだあらすじ+プチ感想です。
#65 植物鑑定人 その②(2)

参考:前回、第64話の感想はこちら( http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/jojolion64.html )

トビラ絵は山への道を進んで行くバス。定助、康穂、植物鑑定人とその他の乗客を載せているこの車ですが、どうやら何者かに狙われているようです。ページをめくると「いきなり‥植物鑑定人」と、読者のツッコミを代弁するかのような定助のセリフ。見開きで描かれた3人を見ると、素知らぬ顔で運転する鑑定人と、驚きを隠せない定助たちとの温度差がより際立ってます。
大体のことは憲助さんから聞いているものの、協力するとは言ってないという鑑定人。ミラー越しに康穂を捉え、「なぜ連れてきた?」と定助に聞きます。なんか冷たい印象を受けます。でもそれだけ危険が迫っているということなのでしょうか。
彼女に降りてもらうか?という提案に対し、「92.5%の確率で死ぬ」と言い切る鑑定人。どうやらこのままバスで進むようですが、すでに何者かに追われているのは間違いなさそう。聞かれているかもしれないこと考え、"まずは"バスを捨ててさらに先を目指すとしか教えてくれません。
必ず彼を守り、定助自身の命や康穂ちゃんは二の次三の次だと言い、それに驚く彼女に「合理的な意見を言っただけだ」と付け加えます。こう言い方にトゲがあるというか、もう少し優しくなれないのかな(笑)
そうこうしている内にバスはパーキングエリアに到着。そこでバスを後にします。通報されて敵に居場所がバレないように乗客のスマホを破壊しろと指示しますが、すでに康穂がペリズリーパークの能力で写真を削除済み。「勝手にきただけ」と言われた彼女ですが、これで少し反撃できたかな。
敵とは一体何かと再び問う定助ですが、鑑定人も田最のことは知らず、ただ黒い「敵」が社会に紛れ込んでいて、ロカカカというものがあるなら手に入れたがってるだろうと予想してるとこのこと。
突然指をさす鑑定人。驚いてその方向を向くと、最初はわけがわかりませんが、よく見ると木がゆっくりとこちらに近づいてきます。アスファルトのところまで来るとさすがに土よりも硬いからか、近く速度は緩くなりましたが、亀裂を作りながら確実に移動してきます。これが敵の攻撃なのか?
木々はゆっくりと回転しながらこちらに近づいており、さらに側には土の中で眠っていたであろうネズミの死体も。なんかこう弾丸で貫かれたような傷になってるんですが、どういうことでしょうか。ものを回転させる力?

土の地面を踏まないように、ここからさらに進むぞ、という鑑定人に対し彼自身のことを教えてくれと頼む定助。鑑定人は答え、名前は「豆銑 礼(まめずく らい)」で32歳、憲助専属の果樹栽培師だそうです。定助たちと10歳以上離れてるのか、ならこれまでの言動もまあ納得。そして再び彼の衣装に注目すると、結構「豆」をモチーフにしたデザインされてます。苗字気に入ってるのかな。
礼のことを知った定助は、彼に今ここでロカカカの鑑定を頼むことに。そうすれば敵のターゲットは定助一人になり、康穂も含め、危険から遠ざけられると考えたようです。しかもすごいことに、東方邸敷地内の全ての枝を(何百枚)をスマホで撮影てしてたということ。見つけるためとはいえ、かなりの苦労ですよね。えらい。
目を通した礼は「ロカカカの枝は無事」とした上で、敵が手に入れようとすれば必ず礼が必要で、だからこそ居場所がバレた今追われ続けるだろうと。定助が一人帰ったところで変わらないと告げます。「すまない」と一言謝る定助。ドロミテに操られて喋ってしまったことが発端ですけど、あれは強力でしたからね、仕方ないと思うんだけど。
パーキングエリアには休業中のリフトがあり、礼がリモコンで電源を入れると動き出し、3人で乗ります。これから向かう山頂に安全な場所があるのかと尋ねる康穂ですが、礼がいきなりリフトの鉄柱に乗り移ったかと思うと、ハッチのようなものを開きます。いつのまにかリフトは止まっており・・・。
収納されていたテーブルが出てきて、中には様々な食器や調理器具、電子レンジまで。
割愛しますが、ここで突然礼のクッキング教室がスタート。ノリノリで「ロマノフ」というデザートを作り上げます。セリフの間に「どや?」って言ってるのがすごくシュール。髪型も帽子のデザインも違うんですが、どことなく「さかなクンさん」を彷彿とさせました。
あっけに取られる二人。まさかここに住んでいるのか!と驚きます。きました4部オマージュ。スキーで賑わう冬以外はここにおりさらに斜面全体は彼の果樹園で仕事をする上でも便利なんだそうです。
話してる途中で少し待てといい、斜面に向かって指をさすと、体の表面から紐というかテープ状にばらけ、それが伸びていきます。そしてイチゴをとる礼。ストーンフリーとかオーロンサムミーみたいな能力ですね。能力発動中には彼のスタンドもちらりと。ここにまで豆って描いてあって笑いました。
"よろしければ、くつろぎながらこれからの計画を話そう"なんかキャラ変わってないかな?独特でちょっと好きになりそうです。
というところで今回はおしまい。次回は話してる途中に襲われて、本格的に戦うって感じでしょうか。今の所、地面から離れていれば大丈夫そうだけど、本気を出してないだけってこともあるからね。

そんな65話掲載のウルトラジャンプ6月号は5月19日本日発売。

付録のジョジョステッカー、第二弾の今回は2部がテーマで、カーズのとかみたいです。

僕は今回も電子書籍版で購入しました。

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