ジョン・ウィック / キアヌ・リーブスが復讐の鬼と化すハイテンションな傑作アクション。銃撃と格闘のミックス「ガンフー」で敵を倒していく爽快感は必見。

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マトリックスシーリーズでキアヌリーブスのスタント(ダブル)を担当していたチャド・スタエルスキの初監督作品であり、他にもアクション関係者が多数関わり、銃撃と格闘を組み合わせた「ガン・フー」でマフィアを倒し続ける主人公ジョン・ウィックの戦いっぷりをこれでもかと見せつけくれる大迫力。大ヒットし、今年の2月には2作目が公開予定。ウィリアムデフォーやブリジットモイナハンら共演。
あらすじ
かつて裏社会にその名を轟かせた伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、足を洗って愛する妻と平穏な日々を送っていた。その妻が病で亡くなり、悲しみに暮れる彼の心を癒してくれたのは妻から贈られた1匹の仔犬だった。ある日、マフィアを父に持つロシア人の青年がジョンの家を襲撃。愛車のマスタングと仔犬の命までも奪い去ってしまう。怒りに震えるジョンは封印していた“殺し屋の魂”を解き放ち、たった1人で復讐に乗り出してゆく。(スターチャンネルより)

マトリックスの2作目あたりのエージェントネオ=キアヌ無双が好きだった身からすると、あのネオが帰ってきたと思ってしまうくらい、最強の主人公でした。前述した、ガンフーという、殴る・蹴る・撃つが鮮やかな一連の流れになってバッタバッタ(この表現がぴったり)と倒していく姿はただただ口を開けてポカーンと見入っちゃうのみで、さしずめ昨日レビューした映画の原題じゃないですが「瞬き禁止」って感じ。

あらすじの通りジョンは裏社会でも一目置かれるすごいやつなんですが、視聴者がそれを知るのは物語が少し進んでからで、奥さんを亡くし意気消沈してる男がガソリンスタンドでチンピラに絡まれ、その夜家に押入られて車を盗み犬を殺されるという事件のきっかけが描写され、犯人の父=マフィアのボスに「お前はとんでもないことをしてしまった、奴を怒らせた」で、ジョンが実はすごい人だってわかる。そこからは怒涛の復讐劇の始まり。もうノンストップバトル。最高です。

これが1作目とは思えないくらい、別に原作があるんじゃないかってくらい物語の世界が作り込まれていて、「ディナーの予約をする」という隠語や、殺し屋たちが集まるけど、そこで「仕事」するのは禁止されている高級ホテル。報酬として支払われるコイン(金貨)などなど、アメコミやゲームに似た世界観なのでどっぷりと浸かることができます。ジョンの親友の凄腕スナイパー(ウィリアムデフォー)や女殺し屋、ホテルの支配人、フロント係。それから清掃してくれる人(ドラマ「ブラックリスト」でいうところの、Mrキャプラン)などなど、登場人物も個性的。

そうだ、そのフロント係をフリンジのブロイルズを演じていたランス・レディックが担当してるんですが、吹き替えが面白かった。ラスボスでマフィアのボス(=復讐相手の父親)も堀内賢雄さん、そしてこのフロント係も賢雄さんなんですが、それぞれ2枚目モード/3枚目モードで演じ分けてます。いつぞや紹介したサーフィンドッグでは後者。フルハウスのジェシーおいたんでは前者。みたいな感じ。

全体の7割くらいの時に一応の復讐は達成するんですが、そこで終わりじゃない。また少し展開があり、最後のバトルが待ち受けます。車にこだわりがあるジョンですがその運転テクニックもかなりのもので、運転+銃撃の連携もすごかった。追われている相手が思わず笑ってしまう気持ちもわかる気がします。こいつまじでヤバいって。

決着をつける時がさすがアクションをわかってる人だなって思いましたが、それ以外にも映し方がうまいんですよね。なんのごまかしとかもなく、単純に戦う姿を撮ってるんだけど、それがめちゃくちゃ絵になってるというか、かっこいい。だからこそ一連の流れが綺麗に見えるし、スピード感が増すんだと思います。

話題になっていたので楽しみにしていたんですが期待通りの爽快感でめちゃくちゃ面白かったです。

スターチャンネルで吹き替え版を録画&ネットフリックスでも配信開始されました。

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