ジョジョの奇妙な冒険part9「ジョジョランズ」第33話 (2025/2/18) / 敵を撃退しただけにとろまらず、社長に対しても追撃の手を緩めないジョディオ。予言通り彼らにとって有利な取引が成立するが、スタンド能力で忽然と消えてしまう。

前回までは……。
ジョディオは溶岩のパワーを心から信じ、社長の別邸というアウェー、バトルの直後という状況にも関わらず攻めの姿勢を崩さない。警察官の再登場など良い展開が続き「かならずサインをする」という予告が現実となる。が、ハウラーはスタンド能力を発現して忽然とその場をさる。深傷をおいながらも、当初の目的を果たしたジョディオたちだったが……。
本編のネタバレを含んだ感想です。



先月の感想はこちら

ジョジョの奇妙な冒険part9「ジョジョランズ」第32話 (2025/1/19) / あえてボールプールに誘導し、かなりピンチになりがながらも兄弟二人の能力で見事キーウエストのスタンドを攻略撃退。あらめて社長と対峙するが……。
http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/JOJOLands032.html




#033 ウサギと詐欺と猜疑心

うお、サブタイトル的にいよいよウサギの掘り下げか!とテンション上がりますが扉絵はドラゴナ。紙幣で作ったドレス、これ実際にありそうですよね。富の象徴をきてるのに「富では満ち足りぬものがある」って皮肉めいた煽り。前々から触れてますが、人間讃歌のジョジョですから、「お金で買えない価値」こそキーワードとして使ってきそう。
あーたとえば特定の誰かこそ「最も価値がある」ということだったり、あるいは人を救うために全ての富を捨てる展開……?ワクワクしてきました。

冒頭でさらっとあの後の顛末とさえ呼べないほどの後日談がありますが、どさくさに紛れて病院に放置されたキータンとレムチャバン、そして本物のヨコハマ。これ普通に考えたら再登場するってことなのだろうか?後味悪いから一応死んでないよ、ってだけで描写するかな。バトルとしてなのかは別にせよ、とくにレムチャバンの能力は割とストーリーに絡ませやすいですよね。

ジョジョランズ2幕 9ヶ月後
!!!!!!?????? 電子書籍で購入したんですが、ページをスワイプした時ガチで声出ました。こんなの予測してないって。たしかに大きな山を一つ超えたな、って認識は全員持ってたと思うんですが、こんなにはっきりと「新章突入」って明示されるのはやばい。ドラマでいったらシーズン2ですよね。ここからまたガラッと話が変わるのか、期待しかないです。それでウサギなのか。
ジョディオ、ドラゴナ、ウサギっていうのもまた新鮮な組み合わせですが、ずっとポテトの話してるの面白いし、こういう奴いたよなーって懐かしい気持ちになる。この「運転の練習してる」っていうのが、一難さった「ありふれた日常」ぽくもあり、逆に今後大きなトラブルの前の嵐の前の静けさ、フラグとしてめちゃくちゃ警戒警報でてますよね。

ごきげんよう Go危険よ〜
こういう荒木先生独特の言語センスでしか得られない栄養がある。初登場時は割と大丈夫かこいつ?ってキャラだったのに、ウサギって変なところ度胸あるから憎めないんですよね。完全にスタンド能力を悪用してて笑っちゃう。何が「正攻法」だよ。逆にめっちゃ弱々しいジョルノ。彼の中で明確な線引きがあってその一線を超えたら容赦なくなるけど、それ以外は穏便に済ませたいタイプか。
それにしても窓越しに覗き込むチンピラのサイズ感が大きすぎてシュールすぎました。精神的なものも含んでるのかな(笑)


母娘を襲うサイバー詐欺の魔の手
これ荒木先生「ビーキーパー」気に入ったのかなっていう印象を受けたんですが、ツイッターで検索したら今の時点でちらほら。日本でも特殊詐欺は多いですが、海外ドラマ映画でもサイバー犯罪を扱うの結構ありますよね。わかりやすく「虐げられる人々」を登場させて、なるほど新章では犯罪集団を相手にするのね、ってわかって、またしてもワクワク。何度か触れてますが今回のジョディオたちも割と犯罪者側でそこに引っかかる人も見かけますが、少なくとも次にぶちのめされるのは擁護しようのないクズだから、安心してざまみろ!を楽しみにできます。ママの髪型にフーゴぽさがある。


アジトでの作戦会議、次の獲物

9月経ったことによる変化。パコの指も無事だし、みんな無事で良かった。あらめて事後処理というか、冒頭でさらっと展開した分、改めて顛末が語られたもののやはりこれといった進展はなしなんですね。国が絡んでくるし簡単な話じゃないなーとは思ってたけど、いきなりハウラーの土地、富を自由にできるわけがない。だからみんな劇的にお金持ちになってなかったですね。ドラゴナとかブティックで散財しそうだもんな……。
そして繋がる、ウサギの焦り。「母さんとはあんまり仲良くねえんだが」っていいつつ、めちゃくちゃ心配してるってがなんかこの年代っぽさあってちょっと泣ける。ていうかずっとヒソヒソしゃべってるジョディオはなんなんだよw
オブラートに包んで喋れないから、一応緩衝材として姉(兄)をかいする処世術なんだろうか。
そして阿吽の呼吸で気絶させるのも笑った。でも「かわりにしゃべってやろうか、ぶっ殺してやる」って仲間思いが溢れ出ててここもエモポイント。
みんなが熱くなってる中で、対照的にひとりドライなのもジョディオらしいし、その直後の「俺たちはあがっていくんだ」で急に人が変わったようになるのが最高。冷酷なまでに合理的で、掲げた目標に向かって猪突猛進。そして

岸辺露伴再登場フラグ!!!!
なんというサプライズ。溶岩が壊れちゃったからそのパワーに期待できないけどどうなる?と、古くからの持ち主のハウラーでさえあれしかもってなかったのにそもそも露伴はどうやって手にみつけた?ってのにたいして次回一気に色々判明するとは。てっきりファンサービスと、実写映画に絡めた上での、浩一くんとかのポジションかと思ってたのに。これは嬉しいなぁ。まあ電話越しとかウェブ会議的なものになるだろうけど、それにしても露伴が絡むのはいい。現実の事件の「ルフィ」が海外にいたように、もしかして犯罪集団の本拠地として舞台が日本にうつるなんて可能性もゼロじゃないしなぁ。めちゃくちゃ楽しみだ。

ということで文字通りの新章突入、それもいきなりワクワクする要素てんこ盛りでウサギほりさげ、次の敵、そして露伴と内容たっぷりで今回もページをめくる手が止まらなかったです。

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