ジョジョの奇妙な冒険part9「ジョジョランズ」第22話 (2025/1/18) ネタバレを含む感想。/ 刺客を撃退したジョディオチーム。銀行による取り立てをチャンスと捉え、次のミッションへ。一方、社長の護衛に3人の強者が集結し……。

前回までは……。
辛くも勝利をおさめ、また銀行員のヨコハマというハウラー社の資産強奪計画の糸口を見出したジョディオチーム。メリルの指示のもと、7日間のタイムリミット内での「取り立て」作戦を実行することに。一方おいつめられているアッカハウラー社長は世間からの風当たりも強くなり、逃げるような生活へ。そこに部下3人があらためて彼の護衛を担当、その中には追跡能力に長けたものもいて……。
本編のネタバレを含んだ感想です。

先月の感想はこちら


ジョジョの奇妙な冒険part9「ジョジョランズ」第21話 (2024/12/19) ネタバレを含む感想。/ トイレの個室まで追い詰められながらも、なんとかボビーの撃退に成功したジョディオ。戦意喪失したことでバグズの攻撃もやみ、次の目的が決まりつつある。
http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/JOJOLands021.html



#022 ドルフィン銀行のとりたて

目的地に向かう車内、確実に強まるチームの絆
いきなり扉絵にて「洋上のなりすましミッション」って描かれてクルーザー出てきてビビる。てっきりハウラーの家に押し入るのかと思ってたから、船なのか!っていう。これ独立してるところがミソですよね。敵にとっても今の乗員以上に仲間を増やしにくいし、同時にこちらとしても逃げ場がない敵の本丸に攻め込むわけだから。それにしても洋上でパーティって海外作品でもけっこう出てくるので「いかにも!」って感じで相手がお金持ちでそこにあぐらを描いて好き放題してきたのが一目でわかる。
読み進めるとここが彼にとっての別邸の一つだと判明。そうか家なのか。金持ちすげぇ。想像以上の広さがあるっぽいし、ましてやヘリコプターまで。あーこれ炎上してヘリで逃げるながれですね。読めた。でもジョディオってジョセフの孫なんですよね。飛行機……笑
離岸するポイントへの移動の車内、ウサギがずっとパコの車についてイジっていたり(「車は問題ないってさ」とフォローするドラゴナのお姉さん感すき)、チャーミングマンの肌触りで盛り上がってたり。権利書を見にいく時よりも確実にチームワークできてるし、距離が近くなってますよね。やっぱりともに死線を潜り抜けただけはある。「弟を探し出す」っていう、今回のミッションの先にある彼らの目的を再確認。一族につたわる信仰の言葉によって、「家族」や「仲間」への想いを固める流れがエモい。このチーム全体がある意味家族ですよね。誰も欠けることなく勝って欲しいなぁ。

本丸を前にして、最終ブリーフィング
洋上のハウラー邸をのぞみながら、メリルの言葉を反芻しながらもミッション内容の確認。前回の流れからいって銀行になりすまして差し押さえしてしまおうということは予想できましたが、なりすましてるとはいえ政府の指示としてどうどうと敵のものを奪いにいけるのは強いですよね。権利書に触ったからすべてがそっちの方向に動いてるとはいえ、かなり幸先がいい。ただすんなり取り立てに同意するわけがないし、「違法な兵器製造」が溶岩に近づかせないための嘘ではなく事実だったとしたらそれもまた懸念事項になるし。このクルーザーはただの前哨戦でしかない。というよりもあらためての「宣戦布告」の意味合いでしょうか。過去の感想でも「今のところ小物っぽい」って触れましたが、追い詰められて覚醒しそうだもんなぁ。たとえば7部の大統領とか体型までシュッとしてきたし。アッカはスタンド持ち確定だからなぁ。
ヨコハマになりすましたチャーミングマンは大前提として、溶岩を使うドラゴナ、ジョディオの3人の構成で向かうのも面白い。これで2人は面がわれてしまうけど、もはや部下3人とのバトル目前だしね。情報がばれているパコと、ウサギは留守番。このチーム全員で一緒っていうのが案外すくないかも。

船上で出迎えるアッカハウラーと、キーウエスト
キーウエスト弁護士!?そうか3人のうちだれか一人ならリーダーぽいこの人しかいないか。前回スタンド能力を見せてきたから、線虫で恐怖を可視化するレムチャバンが最初の相手かと思ったんだけどね。まああの3人クセが強すぎて誰がきても苦戦しそうだからワクワクなんだけど。まんまと荒木先生にやられた気分。先に触れちゃうけどハウラー邸チームは今回これ以上の動きがないから、キーウエストがどんな能力か判明するのは次回におあづけなんだよ。未知の能力と戦うことになるのは僕らもジョディオたちも条件はおなじ。
しかもこの状況でメリルからのメール。この暗号っていうのも闇の組織ぽくてロマンありますよね。数字と本を使った指示、スパイ作品みたい。教科書も電子書籍対応だからものがなくてもスマホ一つで読めちゃうのも現代風ですが。

メリルに迫る2人。襲いかかるスタンド攻撃
新キャラ3人のうち、残りの2人はこっちにきていたのか。たしかにパコだけの素性がばれてるわけで、通っていた学校を調査されるのは当然ですよね。「恐怖」ってシンプルな感情そのものしか考えていなかったのですが、「秘密がばれたくない」という恐れもあるわけで。焦りにも似た、「やましいことがあるもの」の炙り出しにも効果的なのか〜前回も触れましたが追跡にぴったりすぎるだろ。
そこはただものじゃないメリルだから、なんとかかわすのかなーなんて思ってたら相手も凶悪。くいさがる。「恐れているのは、質問?それとも我々そのもの?」って強キャラのセリフだよ。
暗号自体はばれなかったものの、「質問はすでに拷問に変わっているんだぜ」モードになってしまう。ここで寧波の能力おひろめかー。対象物に軽い気体を注入する力??まるで風船みたいに膨らんで、天井方向へ上昇してるよね?しかも最終的には破裂する?みずぶくれみたいなイメージなのか。「自由にさせてみよう」はやはり自白させる効果うんぬんではなくて、拷問って意味か。メリルの口は硬そうだけど、2体1だし、かなりピンチ。そもそもこの人はスタンド能力者なんだろうか。
カッコよかったのがパコ。メリルからのメールを受けて、助け出す決断を下すまでが早かった。本来ならバックアップとしてジョディオ側にいるべきだけど、やっぱり単にボスってだけじゃなくて母校の校長って意味でもメリルを慕ってるんだろうか。でも間に合うか?
来月以降はアジトとハウラー邸で同時進行でバトルが展開してくんでしょうね。ウサギも最終的にパコについて行くとは思うんだけど、戦闘で役にたつビジョンが見えない(笑)
3人の新キャラのうち一人ずつ来ると思ってたから、いきなり3人とも一触即発ってのはいい意味で裏切られた。もう初回からずっとそうだけどめちゃくちゃテンポがいいので毎回めっちゃ楽しいです。気になって調べたら5部ってあの濃さで連載期間2年もないらしい。ジョジョランズは長く続いて欲しいなぁ。

漫画とは関係ありませんが、露伴新作映画公開決定や、ヱビスビールのデザインなどジョジョ関連の嬉しいニュースも多数。2025年もこの勢いのまま突っ走ってもらって、こちらもしがみついていきたいと思います。個人的に「SBRアニメ化決定」のサプライズ発表をちょっと期待してました笑

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今回も電子書籍で購入しました。

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