チャーミングマンを入れた5人のメンバーでついに新しい任務に挑む。それはHOWLER社の持つ権利まるごとを溶岩の力で引きつけること。土地の権利を得るため「ハワイ州土地権利所」を訪れ、二手に分かれた彼らは【DEED原本】を見せてもらうことに。若干のトラブルがありつつも無事に溶岩に反応させ意気揚々と後にした彼らだったが、いきなりウサギの体に異変が。
本編のネタバレを含んだ感想です。
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ジョジョの奇妙な冒険part9「ジョジョランズ」第14話 (2024/4/19) ネタバレを含む感想。/ 溶岩のパワーを使い、「土地の権利」を丸ごと奪い取る。チャーミングマンを加えた5人への新しい任務が始まる。
http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/JOJOLands014.html
#015 ビックマウス・ストライクス・アゲイン
ウサギへの必死の救命措置。原因は敵か?それとも持病か。
僕ら読者的には十中八九「新手のスタンド使い」だろうと思ってるでしょうが、チャーミングマンは前回から懐疑的でずっと持病とか薬物中毒の線を探ってた。信じてやれよ。って感じていたのですが、今回のやりとりでジョディオたちも含めてまだ仲間になって日が浅いことを再確認させられるとたしかにウサギのこと何も知らないし当然かも。あらためてミッション開始から怒涛でしたね。
そんなこと言いながらもきっちり心臓マッサージし続けるチャーミングマンは「きっと良いやつ」
というか土地登記所の入り口付近でこのトラブル起きちゃってるからすごく無防備。騒ぎにならないかな。
朦朧とする中で自ら提案するウサギ。医療ドラマで見るやつ。
ドラゴナに対して「ストロー」を欲しがって、と提案した時点でめちゃくちゃテンション上がった。僕が知ってるだけでも3つくらいの医療ドラマで出てきましたよこの治療法。れだけで一気に呼吸が楽になってというのも含めてお馴染みのやつ。
ボールペンを突き刺したりとか、彼のようにナイフとかメス、カッター使ってみたいな。でもそれあくまで主人公格の医療従事者がやってることでウサギみたいに自分でやってない。助かるためとは言え麻酔なしで自分からさすってどんなメンタルだよ。すげぇ。そしてやっと車に運び込めて待機チームと合流できた。一応助かりそうか?
体内を攻撃する謎のスタンド。それを見れたのはウサギだけ。
THE MATTE KUDASAIが変化したストローだからこそ、感知できた体内の敵スタンド。なんか血管引っ張ったり、殴りつけたりしてる。マジできもいわ〜。なんかウイルスとか菌ってこういうことなんだろうね。「はたらく細胞」のメンバー連れてきてほしい。しかもよく見ると忍者というか、目の部分だけ空いたマスクみたいなのしてる。個人的にツノはバイキンマンを連想しました(笑)
この状況でもヤク中の妄想だと切り捨てられそうになるの可哀想だけど、そこは我らがジョディオが冷静に客観的に情報を整理してくれて助かった。敵だとしたらどのタイミングで近づいたのだろう。これは僕も思った。見張られているのかな。
二人目の被害者。自動追尾型のスタンド!
DEED原本をめくってくれていたお姉さんがウサギと同じ、いや彼よりも酷い状況になっているのを見てようやく信じてくれたチャーミングマン。やっぱり紙に仕込まれていて、探ろうとしたことをきっかけに発動するタイプなんでしょうね。誰かが監視していたわけではない。劇中でも自動追尾型のスタンドだと発言。メタ的なこというけどジョジョの登場人物ってある程度スタンドのルール(大まかにタイプ分けられる、射程がある)わかってるよね。まあ自分の能力を色々確かめて、他もそうだろうって考えてるんだろうけどさ。
手のひらを返すようにウサギを褒めるチャーミングマン。この二人の組み合わせも面白い。「なかなかやるな」「孤独に立ち向かうってやつは好きだぜ」とか散々貶された後だからギャップでやられるぜ。にくいなこのやろ。
スタンド「ビックマウス・ストライクス・アゲイン」
チャーミングマンのスタンド能力についてはまだ謎が多かったのですが、やはり体を細かい「砂のようなもの」に分解し、また再構築できるのか。自分の右目だけを砂にしてから、またウサギの体の中で眼球に。まあ実際よりも小さく作ってるんでし、大きく作ればこないだの「遠近感がバグる」みたいなことになるのかも。砂の能力ってことでNARUTO序盤の我愛羅のカンニングシーン思い出しました。
ウサギの血管の中を舞台にしたのもワクワクしたなぁ。自動追尾型だから弱いのはわかってたけど、あっさり捕まえられちゃった。その力が弱い代わりなのか、触れたらアウトだったはキツイなぁ。攻撃が本体にフィードバックして、チャーミングマンの右目が負傷。痛々しい。
ジョディオが言うには「癌」ということだけど。そうか、細胞が変化しちゃうわけか。
こんなのどうやって捕まえれば良いのよ、って思ってたらまさかのドラゴナもピンチに。そりゃそうだ、彼女もまたDEEDのすぐそばにいたのだから。
なんか毎回エピソードのラストに緊迫した状態になっててほんと次回までが待ち遠しいし、これがまた面白い。次から次に奇妙な冒険してる。
最後にちょろっと明かされたお姉さんの素性によって、この敵スタンド使いはやはりHOWLER社に害をなす者への攻撃してるって考えられる。そして他にもいくつもスタンド使いを抱えていそう。しばらくはこの大企業のとの戦いかな。めっちゃワクワクする。
今回出てきた敵は人体に影響を及ぼすし、スタンドそのもののパワーは弱いけど攻撃性能としてはかなり極悪でバトル向きですね。今の所のノーヴェンバーレインがすごく限定的だから余計に解決するビジョンが見えないよ。
かなりヤバい状況ですが、ウサギやチャーミングマンの魅力がさらに増すエピソードで今回もとても楽しめました。
そして高橋一生さん、飯豊まりえさんジョジョ婚おめでとうございます。末長くお幸せに。この場を借りて祝福いたします。
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