ジョジョの奇妙な冒険part9「ジョジョランズ」第4話 (2023/5/19) ネタバレを含む感想。押し入った別荘の家主=岸辺露伴がスタンド使いだと判明し焦るジョディオ。仲間たちも透明なワイヤーが四肢に絡まりピンチに。しかも本体は猫!?

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ちょっと悩みましたが、ウルトラジャンプの表紙に載っちゃってるのでもう記事タイトルにも「露伴」の名前出しちゃいます。
前回までは……
ノーベンバーレインで露伴の注意を逸らすことに成功したジョディオでしたが、同時に不自然な点を見抜かれ自分たちの存在に勘づかれてしまう。見えていることから露伴もまたスタンド使いである可能性が大きく緊迫感がさらに高まる中、仲間たちも奇妙なワイヤーが絡まり食い込んでいくというピンチの真っ只中だった。ふわふわと浮いていた謎の糸。我が物顔で闊歩していた猫の能力なのか?果たして!?
本編のネタバレを含んだ感想です。



先月の感想はこちら
ジョジョの奇妙な冒険part9「ジョジョランズ」第3話 (2023/4/19) ネタバレを含む感想。押し入った家に滞在していたのはあの有名人。なんとかバレないように侵入し、金庫の中のダイヤを見つけようとするジョディオたちだが……。

http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/JOJOLands003.html

表紙&クリアアファイル+記事タイトルのルールについて

今回のウルトラジャンプの表紙もジョジョリオン。冒頭でも触れた通り思いっきり岸辺露伴が映っているので本編まだ追えてない人はすごいサプライズになってしまってますよね。僕も一応、過去3回のエントリタイトルでは名前出さないようにとか配慮してきたつもりですが、そもそも初回の時点で「名前はジョディオ!」とかネットニュースで話題になっていたので露伴が出ることネタバレ喰らっちゃった人も多いのかなって。てことで今後はタイトルでも触れます。
ジョジョランズからは映画レビュー記事同様に一言添えて見てるんですが、「前回はこうだったけど今回どうなるの?」っていう最新話そのものについては触れないようにしますのでご安心を。でもまあ【まずは本編読んで】このブログもチェックしていただく形でお願いしますね。
デザインですが、結束バンドで手首を縛られ、ロープでぐるぐる巻きにされているというのはなんともインパクトあります。しかも付録のクリアファイルも同じイラストっていう。9部主人公と露伴のツーショットって書くと豪華ですけど、強盗と被害者……。露伴に肩入れしている状況で見るとジョディオの悪のイメージがさらに際立ちますよね……。
ただ結論から言うと嘘予告というか、4話ではまだこの状況に至らないんですよ。うお、流石に4人チームだと露伴でも負けるのか。まあ主人公がやられたら「第9部完」だもんね。ってページ読み進めたのにまだジョディオとは戦いません。焦らされている気分。

ワイヤーと猫。それぞれのスタンド能力の活用
これも先に言ってしまうと本編ではまだ確定されてませんが、謎のワイヤー攻撃はやっぱり猫のスタンド能力なのかな。あそこまで思わせぶりに描かれてて無関係はありえないもんな。最初こそギャグキャラっぽく出てきたウサギだけが妙にビビってるというか「スタンド使いを相手にした時の心得」=慎重さみたいなものが強調されててもしかして過去にそういう現場(犯罪)を経験したのか?って予感もしたり。パコが彼のそういう意見をあんまり聞き入れないのもイメージ通り。タイプ違う仲間がいてワチャワチャしてるの楽しい。ステンレススチールってことでめちゃくちゃ硬いから絶望しますよね。どうか四肢が切れるとかはやめてくれよって願うばかり。ホラー映画「ヘレディタリー継承」とかね、もう記憶から消したいんですよあれ。
ハサミでもダメなのは予想できましたが、スタンド能力を活用しての抜け方、特にパコは良かった。筋肉の振動あそこまで細かく制御できるとなると単純に思えて結構凄いのでは?顔の肉を動かして変装とか考えてましたけど、それ以上にいろんなことができる。順番が前後しちゃいますがこのあの後の露伴の戦いでエアコン?の隙間に肉を挟んだりとかもしてますしね。一方で「スムース・オペレイターズ」もなんでもありで強い。今回みたいなやつの応用で関節をずらして狭いところから脱出とかもできそうだし。いわゆるチームの回復担当でもありそう。ウサギだけ活躍してない気がしたけどドラゴナへの言動がなかなかツボ。本当の性別を知ってるんだろうか。
それと重要なことだけど猫で確定だとして、露伴の仲間なのか、それとも勝手にうろついてるだけなのか。露伴には攻撃してないか、あるいはワイヤーを避けててるから無事、あるいは「自分には攻撃しない」って書いたのか。とか色々考えちゃいますね。今はまだ「罠」としてだけど、より能動的に飛ばしてきたりしたら厄介すぎる。

手練れの露伴と、読者だけが知っている状況
過去キャラ出てきて何が嬉しいって、どんな人物でどんな能力かわかってるところなんですよね。だからどう展開してくのか予想するのも楽しいし、また裏切ってほしい。仮にこれが露伴スピンオフならピンチだろうとなんだかんだヘブンドアーで突破しちゃうのがわかるけど、主人公チームの被害者だからなぁと。これまでの感想でも書いてきたた通り「それぞれの格を落とさずに」うまい着地点をしてほしい。で、それが今回さっそく堪能できてめっちゃワクワクしました。鉢合わせ、バトルを一貫してドラゴナたちの目線で書いてくれてるから、怖い怖い。
いつの間にかダイヤがおっこちて、手を伸ばしたら目の前に露伴。(読者が)ページをめくって、彼女がダイヤに手を伸ばす、もう1人の手。顔を上げると見られている。
「凄いな」「だがどうする?」この冷徹な表情よ。金品目当てにこの家に押し入ってるんだ、どうなるか覚悟の上だよねっていう圧を感じます。
そこからは露伴の無双っぷり。改めてこの能力強すぎますよね。本にさえできれば命令書き込めるから不意打ちで拘束されてもなんとかなる。いざ始まると一気に決着がつきますけど、そこに至るまでの「ドドドドドド」はこれぞジョジョって感じのハラハラ。西部劇のアレですよ。
『動くなってつってんだ』『さもなくばバイオレンスしかなくなるぜッ!』パコを印象づけるセリフとしてずっと残りそう。パワーワードだ。

ダイヤモンドの謎
ドラゴナたちの情報を読むことで、「単純な金目当ての強盗」と知って安心したり「どこまで知っている」というセリフからわかる通り、金銭価値以上のものがあるのは間違いない。その上で不思議なのはそもそもなぜリュックから落ちてしまったのかということであり、4話ラストのキャッチしたつもりなのに落としてしまったというのは謎ですよね。金庫から出した時点で【触れられない】ってこともないだろうし、露伴もまた陽動のために「欲しいかい?やるよ」って投げてる。持ち出そう=移動させようという意志に反応している? 1話読み返したり、今回も税関ってワードが出ている通りそもそも日本から持ってきているわけだしなぁ。岩生物とかそういう類の存在なのか?何にせよハワイという土地に意味があって露伴はきてるわけだしな〜

次回いよいよジョディオVS露伴、か?
ドラゴナだけはダメージ少ないとはいえ、3人はボロボロ。目的も素性もバレて露伴が圧倒的に優位のこの状況でどう解決するかっていうのも予想分からなくて。一番は完膚なきまでに倒してきっちり口封じしてダイヤを持ち出すことだけどそれも一悶着ありそうだし、仕事できなきゃボスにどう報告するんだって話。そもそも「3人じゃ足りなかった」という振り返る発言で犠牲者出そうな不穏さがあるし。「OKわかった僕たちの負けだよ」ってあっさり降参して、取引を持ちかけるのかな?なんて思うけど露伴が納得するようなものもあるか?っていう。何にせよ3人ほったからしにするわけないから相対するのは確定でしょう。猫を相手に共闘?もなんか違うしなぁ。
もししかして露伴は危険な場所へ調査するときの護衛にするのか?チームを。そんな気がしてきました。溶岩関連。よく見たら表紙イラストも岩っぽいところを歩いてる?
護衛チームって表現すると5部オマージュって感じもしますしね。

読んでる時も楽しいけど、こうやって予想してる時もまた楽しい。
ということで4話の感想でした。

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