ジャック・リーチャー NEVER GO BACK / トムクルーズ主演、元軍人で今は放浪生活の男ジャックの活躍を描く「(邦題)アウトロー」の続編。友人の濡れ衣を果たすため、彼は走る!

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK [Blu-ray]

リーチャイルドによる小説「ジャック・リーチャー」シリーズの実写映画2作品目で、今回も主人公であるジャックをトムクルーズが好演。今は民間人であるものの、軍の元捜査官だった男が、正義のために奔走する様をド派手アクションと共に描く。
新キャラクターとしてコビー・スマルダーズ(アベンジャーズのマリア・ヒル)や、プリズンブレイクなどで同じみロバート・ネッパーらが共演。
あらすじ
アメリカ軍の優秀な秘密捜査官だったものの、今では街から街へとあてもなくさまよう生活を送っているジャック・リーチャー(トム・クルーズ)。ある店でトラブルに見舞われた上に保安官に連行されそうになった彼は、自分をめぐる何かしらの陰謀が動きだしているのを察知する。やがて彼は、元同僚であったターナー少佐(コビー・スマルダーズ)を訪ねるが、彼女がスパイ容疑を掛けられて逮捕されたことを知る。ターナーを救い出して共に事態の真相を追ううちに、軍内部に不穏な動きのあることをつかむが……。(シネマトゥデイより)


トムクルーズのアクション作品、というよりもサスペンス的な要素が大きく、スパイ容疑の濡れ衣を着せられた一件から、軍の中にはびこる悪について調査し、正そうとするっていうお話。その流れの中で、都合が悪いためにターナーもろとも命を狙われて逃げたり、刺客たちをぶちのめしたりっていうアクションがたっぷりと堪能できるってな感じです。

前回ジャックは謎めいていて危険な男っていう印象があったのですが、今回は割とそれは抑えめで、ずっと正義のヒーローな感じ。ターナーのために戦うところもそうですし、「ジャックの娘かも?」と思われる少女を気遣って守るところなど。もちろん言動としては冷たい方ですけど、優しさが隠しきれてないよ笑

前半戦は刺客たちから逃げてるイメージが強かったのですが、後半になるにつれてことの真相が少しずつ見えてき、また反撃に出るのでさらに面白さがましてワクワクでした。もっと安全に進められそうなのに、信頼できる人間が少ないからか、敵のど真ん中に突っ込むようなマネをするからハラハラもすごくて。でもそこがジャックリーチャーらしくてよかった。しっくりこない。って言う口癖?も印象的。

サスペンスとアクション以外にもユーモアも結構あって、例えば上記予告映画の最後に使われてるような飛行機内のトイレで刺客を倒す➡︎「気分が悪いようです」って流れとか、敵を淡々と倒しつつ皮肉っぽいこと言うのがニヤリとします。あとは娘かも?の子とのやりとりは終始ジャックがペースを乱されちゃってなんだか微笑ましかった。この子のシーンのおかげでいい緩急になってたと思います。ターナー少佐と女子同士仲良くなってしまって蚊帳の外になるのとか本当面白かった。なんの映画だったけ?と思うけど。

わかってた通り物語はハッピーエンドで終わるんですが、そう言うジャックの人間らしさがました関係でラストが余計に胸をうつ終わり方でした。この感じだと続編も作りやすそうですが、1話完結だとハードルも下がっていいですよね。実際トムクルーズ以外のメインキャストは今回からだったし、どう言う人物かの説明もあるので(都市伝説的な)前作の「アウトロー」を見てない人も楽しめると思います。例によって見てた方が感情移入できると思いますけど。

旧作になるのを待ってたら、Amazonビデオでプライム会員無料対象になったので速攻で吹き替え版を視聴。

11月に廉価版が発売のようです。
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