【Netflix映画】ハート・オブ・ストーン / ガル・ガドット主演。国際的な平和維持組織からイギリスのMI6に潜入中の諜報員。仲間の裏切りによって組織の重要なテクノロジーが奪われてしまう。過酷な状況、1人立ち向かうことに。

Netflixオリジナル作品。ガル・ガドットが凄腕諜報員を演じ、世界の危機にたった1人で挑む様をダイナミックな映像で見せる。監督はトムハーパー。
MI6にIT担当として入り順調に仕事をこなしきてきたレイチェルストーンだが、その正体は都市伝説として囁かれる国際的な平和維持組織「チャーター」の一員だった。仲間に秘密を抱えたまま任務をこなす日々の中突然襲撃を受け、助けるために本来の姿を晒してしまう。しかも仲間に裏切り者がおり、組織にとって重要なテクノロジーの「ハート」を奪われて世界がピンチに。ストーンはたった1人で彼らに挑むが。
ジェイミー・ドーナン(「フィフティシェイズ」シリーズ)、アーリヤー・バット、ソフィー・オコネドーら共演。
あらすじ
主人公レイチェル・ストーン(ガル)は高い身体能力と天才的頭脳を誇る超一流エージェントで、英国諜報機関・MI6と、世界平和のために活動する秘密組織・チャーターに所属する。武装組織に仲間を殺された彼女は、組織の目的が世界中のシステムを操作できるテクノロジー「ハート」であることを知る。奪われた「ハート」を奪還すべく、レイチェルは敵組織の足取りを追うが、背景には予想を超えた事態と驚愕の黒幕が潜んでいた。(シネマ・トゥデイより)


大好きな(笑)ガルガドット主演のスパイものっていうことだけしか知らずに視聴を開始したので、普通にMI6の仕事をやってて中で孤立→仲間にバレないように超絶なアクション。我々視聴者にはチューターの一員だとわかるっていう流れで一気に心が持ってかれました。劇中で重要な意味を持つ組織の要「ハート」というシステムはあらゆるものに接続して行動予測など「スパイにとっての最高のサポートAI」って代物なので、特殊なコンタクトをつけたストーンが視界越しに最適解のルートを提示されて雪山を降っていくのはそのスピード感もあってめちゃくちゃテンション上がりました。

単身乗り込んで全滅させる、しかも証拠隠滅っていう難しい任務もこういうかっこいい女性がやるからより映えるし、チャーターの後方支援担当のジャックもオタクって感じで好き。マティアス・シュヴァイクホファーさんはネトフリ作品の「アーミーオブ〜」2作でも記憶に新しいですよね。多分吹き替えも同じ人。現場で頑張るストーンに対してこっちもピンチになるものの活躍してました。

仲間に素性をバラしてまで救うとこからの戦闘&カーチェイスは「こういうのがいいんだよ」のオンパレードでこれまた好きでしたし、キャラが変わったように生き生きと戦うストーン好き。でもそのあとの裏切りが衝撃的で。そこからは無線に介入してきた謎の女性ハッカーのケヤダワンと合わせて敵対することに。なんならちょっとラブロマンス要素をによわせて「エージェントだから普通の恋愛すらできない」って流れのキャラだと思ってたのに。劇中いちばんの悪役だったとは。

ハートのサーバー(?)があんなところにあって、単身乗り込むところは「ミッションインポッシブル」を彷彿とさせるし、まさかのケヤとのコンビに。この、敵なんだけどまだ若者だしそこまで悪人じゃないキャラとの共闘もいいですよね。土壇場でしっかり自分の保身というかすぐに暴走させないようにしてるのも良かった。ストーンと共に姉妹っぽい関係に見えてくる。この女優さん、RRRのヒロインだったんですね。そちらも近いうち見たいのですが、今後さらに売れそう。

奪われちゃったから対して支援ができないだけでなく、酸素供給を切られて組織本部がピンチになるのもハラハラしましたが、ネットがないのにどうする?「固定電話だ!」って流れが面白かった。散々威張ったりしてたのに、最終的にストーンになんとかしてもらうしかないのも若干のざまみろ感。まあ「システムが出した最適解」と「人間のハートを優先するストーン」で揉めるのは仕方ないし、結果ストーンが正しいってのもいいお話だったなぁと。

最終決戦の緊迫感もなかなかでしたし、そこを含めガルガドット本人の戦闘アクションもがっつり見れて全体的にすごく面白かった。一部CGっぽさが見え隠れしてる部分もあるけど、スパイモノとしての見応えは十分あったしハートというテクノロジーや国際的な秘密組織などワクワクする要素がてんこ盛りで期待以上に楽しめました。

ガルガドットファン、スパイアクション好きには特に必見の一本。

Netflixにて吹き替え版で視聴。今回も甲斐田さんが担当してました。
8/11より好評配信中。

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