Gメン / 小沢としおの青春漫画を岸優太主演で実写化。モテることを期待して男子校に転校するも最底辺のクラスになった勝太だが、個性的な面々と楽しい日々を過ごしていた。しかし戦いに巻き込まれ……。

実写ドラマの「ナンバMG5」の原作でも知られる小沢としおによる同名漫画を岸優太主演で実写化した青春アクションコメディ。「バイオレンスアクション」や「極主夫道」などの瑠東東一郎がメガホンを取る。
人気の高い男子高校に転校し、モテモテの日々が待ち構えていると妄想していた門松勝太だったが、実際に入ったのはそこでも最底辺のクラス「G組」個性豊かなクラスメイトたちが存在し、当然女子から見向きもされていない。それでもあきらめずナンパに勤しみ、クラスメイトたちとバカやりながらも楽しい日々を過ごす勝太。学校一の人気者瀬名と知り合うが、そのことをきっかけに暴力事件に巻き込まれてしまう。担任教師のストーカー被害、G組の因縁の相手との抗争、誘拐事件など次々とトラブルが起きるが、持ち前のケンカ強さと諦めない心で立ち向かっていく。
竜星涼、矢本悠馬、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭ら共演
あらすじ
女子に人気の高い男子校へ転校するも、問題児ばかりが集う「最底辺」クラスの1年G組に振り分けられた門松勝太(岸優太)。個性豊かなクラスメートや上級生たちと共に学園生活を全力で楽しむ中、突如凶悪事件が発生する。大切な人を救うため、そして仲間たちとの絆を守るため、勝太は壮絶な戦いに挑む。


特にスタッフを調べずに見始めたのですが、独特のカメラワークとギャグのテンポでああ瑠東監督か、ってすぐにわかりました(笑) 酔う、って程じゃないにせよ画面が切り替わったりゆらーってなるのは見入ってると若干疲れるんですよね。福田作品とか木村ひさし演出と同じくわかりやすい。
でもそんな感じでコミカルに始まったのに、予告動画でわかるとおりかなりアクションが本格的なのでびっくり。キャスト陣かなり頑張っていましたね。

僕にとっての岸くんはバラエティでのちょっとポンコツな感じとかナイトドクターでの役柄のイメージがあったんですが「喧嘩の腕は一流」だし、仲間思いで正義の心を持っている生徒派の主人公してて期待以上にかっこよく見えました。ただ女性にモテたいって気持ちが強いのでちょいちょいギャグっぽくなるんですが、それでも女性を大事にしてるし古き良き時代の【漢】でしたね。

相手役としては恒松あゆみさんがレディース(?)女性の不良として登場しますが、派手なオーラ出てるのに実際は恋愛の経験が少ないという【純情ヤンキー美女】を演じてて、ベタだけど可愛かったです。勝太を利用するために色仕掛けしてくれっていう仲間からは期待されてるけど、リアルに好きになっちゃてる相手だからどうしたらいいかわからない感じ。女性の魅力全開の服装と、年相応の女の子って2パターンの私服見れますし、お馴染みの「悪役に誘拐されるポジション」でヤンキーものの王道ヒロインでした。

そうそう、最初に書くべきでしたが結構下品というか下ネタがバンバン出てくるのでそこはご注意を。モテたい男子高校生はまだしも、担任教師の吉岡里帆さん(酔っ払ってキレるところとか好き)、さらには経験豊富という設定の小野花梨さんはかなりエグいこと言っててこれまた体はってたなぁと。キャストといえば田中圭、高良健吾の二人まで先輩とはいえ高校生役なのはもうツッコミ入れる気も起きない清々しさだし、一番のラスボスの尾上松也さんがノリノリでやってて全体的にすごく笑えました。原作は読んでないのですが、ファンからはどうだったんだろうか。

アクションシーンは最初に「あれ?勝太って強いのか?」とわかる女の子を救うシーンから、勘違いでの瀬名とのタイマン。学校でやりたい放題してる先輩グループとのバトルだったり、今触れたラスボスのヤクザ連中とのヒロイン救出劇などいろんな規模がありましたし乱闘シーンでは仲間の個性も出しててかっこいいし見応えありました。例えば矢本悠馬くんの肝田はプロレス好きの設定を戦いに盛り込んでたしね。

ザ・ヤンキーものって感じの作品で中身自体は割と予想しやすい流れではあるものの、アクションあり笑いありで気軽に楽しめるのが良かった。いろんな要素が出ててきて飽きなかった。

Netflixにて視聴。

ソフトは1/17より発売
B0CMCVDFSW
Gメン 豪華版 [Blu-ray]

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