「アザーガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」で共演したウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグが再びタッグを組んだファミリーコメディ。二人の子供をもつ女性と再婚したブラッド。一生懸命なイクメンぶりの甲斐あって、パパと認めてもらえ始めた矢先、彼らの実の父ダスティがやってくることに。マッチョでワイルドな元夫に対抗意識を燃やすも全てが空回りしてしまうが・・・。
あらすじ
ラジオ局の重役を務めるブラッドは、バツイチ女性サラと結婚し、サラの連れ子である2人の子どもの父親となる。しかし穏やかで真面目な性格のブラッドは子どもたちにとっては退屈で、いまいち打ち解けられずにいた。そんなある日、サラの前夫であるワイルドな特殊部隊員ダスティが、子どもたちに会いに訪ねてくる。容姿も性格も正反対のブラッドとダスティは、子どもたちの支持を得ようと意地の張り合いをはじめるが……。(映画.com解説より)
タイトルに「俺たち」がつかないからか(?)ウィルフェレル作品にしてはおバカ度は低めで、割と人に勧めやすい映画かなと思います。ジャンル的にも「ファミリーコメディ」ですし。
ストーリー展開としてはあらすじの通りで、正反対というかカッコよくて「ザ・理想のパパ」なダスティに全く歯が立たないというブラッドのダメっぷりに笑わせられる感じ。学校の送り迎えとか、いじめに対する助言だとか、彼も彼で父親としては合格点なのですが、いかんせん対戦相手が強すぎた。予告動画で使われているダスティの懸垂シーンでははっきりと「ブラッドを追い出して再び自分の家族を取り戻すつもりだ」って宣言しちゃうわけで、基本的にはブラッドを応援したくなるような映画になっています。
下品なシーンは少なめと言いましたが、黒人差別だとか、投げたボールがよりによって車椅子の少年に当たる、いじめられたくなくて視覚障害者のふりをしただのお馴染みの不謹慎なジョークは健在。感覚の違いかもしれませんが、これで爆笑する人はいるのだろうか。
終盤にかけての流れは大方の予想どうりですが、わかっていても幸せな気持ちになっていい終わり方でした。どちらが父親にふさわしいか、よく考えればわかること。ダンスシーンも明るくて、まさにハッピーエンド。しかしそのあとのダスティに待ち受ける運命はちょっと意外で、なるほどそういう事かとニヤリとさせられました。
Amazonプライムで無料対象だったので字幕版を視聴。検索の仕方が悪かったのか、ウォッチリストに入れたときは吹き替えはヒットしなかったのですが、5月現在、吹き替え版も無料対象のようです。
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