俺たちシリーズでお馴染みのウィル・フェレルと『バス男』のジョン・ヘダーがW主演したコメディ作品で、メダルをかけて争ってきた正反対の二人のスケーターが、ひょんなことからペア部門に出場することになって奮闘するという王道スポーツもの、にギャグシーンを詰め込んで作られた傑作映画。
ウィル・アーネット、エイミー・ポーラー、ウィリアム・フィクトナーら共演。
あらすじ
マッチョで派手な演出を売りにしているフィギュアスケーターのマイケルズ(ウィル・フェレル)と、繊細(せんさい)なナルシストのマッケルロイ(ジョン・へダー)は世界選手権で同点1位となり、表彰台で大乱闘を繰り広げてしまう。2人は男子シングル部門から永久追放の裁を受けるが、男子ペア部門での復活に望みをかけペアを組みスケートリンクに上がることに……。(シネマ・トゥデイより)
最強絶叫計画的な、お下品コメディと似た類の作品かと思っていたので、ブラックなユーモアこそあれ、普通に見入っちゃうストーリー展開と、かなり本格的なスケーティングシーン(CGも使ってると思いますが)で期待以上に楽しめました。下劣さも控えめ。
お話としてはあらすじの通りで、それぞれスケートしかなかったのに競技参加できなくなった二人が見つけた唯一の方法。それは誰も予想しなかったペアを組むという方法で、話題性はばっちり。これを快く思わないのがライバルの双子ペア。それまで普通にメダルをとってきたんだから正攻法で勝負すればいいものを、妹に色仕掛けさせたり結構あくどい。彼らの妨害を受けながらも練習に励み、禁断の大技を成功させることを目指していく。
この大技がね。あまりにも危険すぎて北朝○でしか披露しなかったし、結果的に死者が出た、とかいうガチで危ない奴(スケート靴のブレードで頭が吹っ飛ぶ)なんで、フィクションだからこそやれるわけですが、トレーニングするうちにお互いの心を知り、理解していくっていうのは普通に感動的で、くだらないギャグの連発を予想してた分思いがけず胸が熱くなりました。
前述のとおりパフォーマンスシーンも見応えあって、ペアを組んでからも大会シーンでは2回、それぞれ個性的な技の数々で面白かったです。例によってフィクション全開ですけど、これはこれで。終始、男同士でペア=ゲイかよ、的なギャグがありましたけど、それ以外はちょっとカッコ良く見えちゃうほどでした。
全体としてもわかりやすいストーリーでテンポよく進むので、さくっと見れてそこもいい感じ。バカバカしくてニヤニヤ程度ですがずっと笑って見れましたし、割とおすすめしやすい部類のコメディだと思います。
Amazonプライムビデオにて字幕版視聴。
ウィル・フェレル出演作だとアザー・ガイズが印象的ですが、俺たちシリーズも制覇したいと思います。
俺たちフィギュアスケーター [DVD]
posted with amazlet at 16.07.30
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2009-11-27)
売り上げランキング: 10,645
売り上げランキング: 10,645
人気ブログランキング参加中。
この記事へのコメント