バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 / DCコミックの2大ヒーロー、まさかの対決。強大すぎる力の前にした人類は、彼をどう扱うのか。そして仕組まれた戦い。真の敵はいったい。

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僕が好きな映画トップ10にいつもあげているノーラン版3部作で綺麗に完結していたバットマンが再びスクリーンに現れる。そしてスーパーマンと戦う。アメコミそこまで詳しくなくてもほとんどの人が知っていそうな2台ヒーローの対決というぶっ飛んだテーマを扱ったこの映画は、アクションだけでなくそれぞれの正義、心理描写でも魅せてくれる

あらすじ
バットマン(ベン・アフレック)は、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり……。(シネマトゥデイより)


ソフト発売日にアルティメットエディションを動画レンタルで視聴したんですが、3時間は長いね。圧倒的なボリュームでしたが、それ以上に中身も濃かった。他の映画が軽い、という意味ではないですが、最近のDCコミック映画は割りとシリアスで、重厚なストーリー展開を見せるものが多く、マン・オブ・スティールの続編にあたる今回もそれは例外ではありません。
速く戦うところを見せてくれよ、っていう思いもあるんですが、まずはじっくりとバットマン、スーパーマンの置かれた状況を描写し、それぞれに感情移入できるようにしてくれてます。

シビル・ウォーもきっとそうやって見るんだろうなと思ってますが、「どっちに肩入れして視聴するか」というのは前々から考えてまして、力の差もあることだしバットマンかなぁって感じだったんですが、気が付くとスーパーマン側にたってるんですよね。自分が。その力を持って一生懸命人だすけしてるのに、テレビのコメンテーターとか言いたい放題。恋人だっているし、普通の生活している一人の人間なのに、武力(武器)扱い。特に母親との会話シーンが泣けましたね。僕は前作の父親のとった行動はちょっと納得してない部分があるんですけど、それでも彼が息子に伝えた「正義とは」みたいなものはすごく意味があると思うし、ある意味私刑に走ってるぽいバットマンとの対比もとても良かったと思う。特に彼らの親が映画の重要な要素になるんですが、家庭環境の違いがそのまま価値観の違いにもつながってるような気がして面白かったです。

バットマンもバットマンで、冒頭の「前作のようすを一般人目線から描く」というのは本当に素晴らしくて、スーパーマンやべぇって思う彼の気持ちもまたすごくわかるし、超有能執事アルフレッドも含めた彼のもつリソース(知識、財力、装備)で、スーパーマンを絶対に倒す周到な計画を立てて実際圧倒したところは見ていて非常にハラハラしたし、すげぇ!って言葉しかでなかった。
その他にも誘拐された人を救うシーンではバットマンらしい戦闘を見せてくれて良かったですし、予告で見てなんだろうと思ってた砂漠っぽいシーンでの姿もなかなかカッコ良かったですし、ちゃんともう一人の主人公としての活躍をしてました。

だけどね、一番かっこよかったのはワンダーウーマンなんだ。これは多分見た人の8割はそうじゃないかと思うんですが、終盤の強大な敵とのバトルシーンでの彼女の登場の仕方と戦闘シーンは音楽を含めてめちゃくちゃかっこ良くてですね。主役を食うってこういうことかな、と。「ヒーロー同士で戦うけど、最後はより強大な敵を前に共闘」ってな流れかなと予想してる人も多いと思いますが、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンの3人の連携プレイは非常に良くて、映画終盤のクライマックスにぴったりでした。

前回強く印象に残ってる「殴られたら吹っ飛んでいく」演出はこのラストバトルで結構見れたのでそこも満足でした。ドラゴンボール感というか、腕っ節だけでも規格外、というのが感じられて好きなんですよね。シリアス路線にあってもここだけははっちゃけてるというか。

基本的に前作「マン・オブ・スティール」を見ていない魅力半減な気もしないでもないですが、サブタイトルから分かる通り「ジャスティスリーグ」へのつなぎ映画なので、ここからはじまるんだっていうのがヒシヒシと伝わる映画です。ラストで匂わすどころかきちんと「○○です」って描写しちゃってるのはなかなかすごいと思いましたし、ジャスティスリーグの面々が少しだけ見れるのでそこもご注目。特にフラッシュは海外ドラマ版のイメージが強いので多少違和感がありましたが、ジャスティス~の予告みたら気にならなくなりました。

マーベル映画を想像するとちょっと暗すぎない?って思われるかもしれませんがこれはこれで良さがあって楽しめましたし、アクションも満足。アメコミ知らない人も、ワンダーウーマン目当てでもいいのでおすすめしたい1本です。

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