青空エール / 人気コミックを土屋太鳳、竹内涼真主演で実写化。吹奏楽部に入った女子高生と、甲子園を目指す同級生らの青春を描く。お互いへの思いを抱えながらそれぞれの目標に向かうのだが・・。: 映画感想.net ～映画ファン「きよ」のオススメ作品紹介～

2017年09月28日 19:00

青空エール / 人気コミックを土屋太鳳、竹内涼真主演で実写化。吹奏楽部に入った女子高生と、甲子園を目指す同級生らの青春を描く。お互いへの思いを抱えながらそれぞれの目標に向かうのだが・・。

実写化されている高校デビューや俺物語!!で知られる河原和音の人気コミックを、ホットロードやアオハライドの三木孝浩監督が実写化。主演は土屋太鳳＆竹内涼真。応援することの素晴らしさを知り、初心者ながらも強豪吹奏楽部に入った主人公つばさと、彼女のクラスメイトで甲子園を目指す野球部の大介。二人はお互い惹かれつつも、それぞれの目標に向かって頑張っていた。
「まれ」で土屋の弟を演じた葉山奨之の他、堀井新太、松井愛莉、上野樹里他共演。

あらすじ
甲子園のスタンドで野球部の応援にいそしむ吹奏楽部にほれ込み、名門・白翔高校に入学した小野つばさ（土屋太鳳）は、野球部の山田大介（竹内涼真）と出会う。互いに甲子園を目標に頑張ろうと約束を交わすが、トランペット初心者のつばさはなかなかうまくいかず、くじけることもしばしば。そんな彼女を励まし、同じクラスでもある大介にいつしか惹（ひ）かれていくつばさだったが……。(シネマ・トゥデイより)

タイトルが表す通り、応援をテーマにした恋とスポ根要素の青春ドラマ。頑張る登場人物の姿に、こちらがエールを送られているようでした。

主人公のつばさが本当の素人＆やって見たら頭角を表すという訳でもないので最初は部活メンバーの中ではかなりダメダメ。葉山くん演じるスーパー1年はイライラ。それでも絶対に投げ出さず、一生懸命やり続けるつばさの姿は本当に胸を打たれますし、部活連中も認めざるを得なくなってい来ます。ちょっとドライな感じの顧問の先生が見捨てずに目をかけてくれる気持ちもわかります。あれだけがむしゃらにやってたら。
演じてるのが上野樹里さんなので「スウィングガールズ」を思い出してニヤニヤしました。

もう一人の主人公大介も思ってた以上にがっつり描かれていて、特に中盤の展開は予想外だったので余計に衝撃的でした。堀井新太くん演じる相方ピッチャーや先輩との絆も丁寧に書かれていて、甲子園ファンとしても見所満載。一貫して「夢に向かって諦めずに歩み続けるかっこよさ」を全力で描いているので、悲しい終わり方はしないとは思ってませんでしたが、試合の結果とかとてもハラハラしました。

キャスト陣は他のドラマなどでもっと年上の役柄もやっているので高校生役はどうなのかなと思っていたんですが、実際見始めると違和感はなかったです。土屋さんは体育会系の元気なイメージが強かったので、落ちこぼれ系で自分に自信を持てないって姿も新鮮でした。

Netflixにて視聴。