邦題の「俺たち」で分かる通りウィル・フェレル主演のコメディ作品。70年代のサンディ"ア"ゴ。主人公ロンは人気絶頂のニュースキャスター(アンカーマン)で、個性的な仲間とともに彼が出ている番組はいつも視聴率一位。そのためやりたい放題なのだが、彼の前に野心溢れる女性キャスターが転属してくる。彼女に一目惚れするロンだったが・・・。
ポール・ラッド、スティーヴ・カレル、デヴィット・カックナーらコメディでよく見るメンツが共演。ヒロインはクリスティナ・アップルゲイト。チョィ役でベン・スティラーも。
あらすじ
1970年代のサン・ディエゴ。ロン・バーガンディらのチームはいつも行動を共にする地元のテレビ局が製作する「チャンネル・ニュース4」で人気のニュースキャスター。人気キャスターという名を欲しいがままにして、好き放題、パーティー三昧の毎日を送っていたロンたちの働く局にある日、野心溢れる美人ニュースキャスターのヴェロニカが入社してくる。初めのうちはそんなヴェロニカに猛アプローチをかましていたロンだが、彼女がロンの看板番組にキャスターとして起用された途端に態度が急変。自分の座を奪われてはなるものかと全気力をあげて嫌がらせを決行するのだが・・・(Wikipediaを参考)
舞台が70年代のため、全体的なファッションもそうですが、人々にとってのTVがどういう存在か、あるいは女性軽視といった、時代背景を思わせる要素がいくつも。それにしたってヒロイン・ヴェロニカに対する風当たりはちょとやりすぎ。
前半部分はそんな彼女にベタ惚れなのでただただ「ぶっ飛んだ男」って感じのロイですが、とある事件で現場に遅刻、挙句ブチ切れ始末。そこからはネチネチと嫌がらせの毎日。「器の小ささ」をギャグにしている感じですね。基本、くだらなくて笑えるんですが、彼女語った夢をジョークだと思った、と言い切るところはちょっと酷すぎる気が。
それに加えて人種差別などのブラックなネタも多々あり、視聴率で争っているほかのチームとの乱闘に突入し、死人まで出ちゃう。それをサラッと流すのもすごい。それにスティーヴ・カレル演じるブリックというIQ低いという設定のキャラの言動がめちゃくちゃで、笑っていいやら悪いやらって感じもしました。
嫌がらせの天罰が下ったのか、ヴェロニカの仕返しでとんでもない失態を演じ、一気に落ちていくロイ。呑んだくれてひどい有様になるんですが、彼が入り浸るバーの店主がダニートレホで笑います。そんな彼に復活のチャンスが来るが、っていうところから一気にラストに向かって物語が収束するのですが、めでたしめでたしのハッピーエンドでいい話風に終わるのも潔くて良かった。何よりバクスターが無事だったのがね。
例によって頭を使わずにサクッと見れる愛すべきオバカ映画なのでそういうのが平気な方にならおすすめできます。ちなみに主人公の吹き替えはジェイソンステイサムなどでお馴染みの山路さん。渋くてかっこいい声でおばかをやるギャップ。エンディングにNGシーン集が流れれるのですが、主演のウィルフェレルでさえ「こんなくだらないセリフよくもまあ」みたいなこと言っちゃってます。
Netflixで吹き替え版を視聴。
続編はAmazonプライム無料対象なので、そちらもどうぞ。近日中に紹介しますが、この作品を見てなくても、まあ問題ないかなと思います。※近いうちにそちらも紹介します。
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