最終絶叫計画シリーズのピーターサフラン、鉄板英雄伝説シリーズのジェイソン・フリードバーグ&アーロン・セルツァーというパロディ映画の凄腕?スタッフたちが集結したワイルドスピードオマージュ映画。
ポールウォーカーはいずれにしても、ヴィン・ディーゼル、ミシェルロドリゲス、ドウェインジョンソンら本家キャストたちにどこか雰囲気の似た俳優陣を取り揃え、パロったりお馬鹿をやりつつもそこそこ見れるカーアクション映画に仕上げた傑作コメディ。
出演はアレックス・アッシュボー、デイル・パヴィンスキー、リリ・マイロニック、アンドレア・ナヴェド、オマール・チャパーロ他。
あらすじ
潜入捜査官のルーカスは、LAでセレント率いるギャングが主催する違法ロードレースに参加。ワイルドなスピードで愛車を激走させるも、まさかのガス欠&エンストで結果はビリ。しかし、セレントのアジト潜入に成功したルーカスはギャングたちにすっかり気に入られ、マフィアがファーストフード店に隠した金を強奪することに。2台の車で店ごと引っ張り逃走するが、カーチェイスとなり・・・。ハイスピード&ハチャメチャな騒動が巻き起こる!(Amazon商品ページより)
上記あらすじでかなりの部分が説明されてしまってますが、ワイルドスピード(特に1作目とメガミッション?)を彷彿とさせるのである意味とても予想しやすく、いかに本家をアホに改変するかを純粋に楽しめて面白かったです。これ系の作品は割といろんな作品から引っ張ってきて、どの映画が来るのかとワクワクするのですが、この作品ではワイルドスピード1本に絞ってる感じで好印象。他にも映画の王道ネタや、メタネタ(BGMが不穏だからこれから何かあるぞ、予算が足りなくなる)などもありましたけど。
予告動画に使われている、とりあえず画面映えするために入れた追加メンバーも面白かったです。カメオって名前のラッパー。「音楽の予算が安く済む」って言ってましたけど、たまにある"ミュージシャンをメインキャストにして劇中音楽も担当してもらう"のはこういう理由なのかと変に感心しちゃいました。
デ・ラ・ソルというマフィアもキレやすいオネェということで強烈な個性だったんですが、ヴィンディーゼルのそっくりさんが個人的に一番笑いました。登場した時から爆笑。目をひん剥いて恐竜みたいにキョロキョロ、そしてベビーオイルを塗りまくる。屈強な肉体なのに超お間抜けで、部下の女性警官に呆れられてるってのが本当に面白くて、出てくるたびにツボってました。
メインであるカーチェイスシーンも、序盤こそニトロの代わりに、、、。などネタに走ってますがカスタム仕様の車やアクションは結構見応えあり、ギアをチェンジしてそれっぽく写すとなんか本格的に見えちゃって笑います。仲間を助けるために一台ずつ速度を落として追っ手を倒していく、というおなじみのあれもありましたし(わかってたけど攻撃方法がくだらなすぎて笑)
ワイルドスピードは1作目からかなり好きな作品ですが、個人的には愛あるオマージュという感じで怒るというよりもニヤニヤしっぱなしでしたけど、パロディ映画特有のくだらなさが苦手な人なんかは作品を馬鹿にしてるのか!と腹はたっちゃうかもしれないのでご注意を。
Amazonプライムビデオで無料対象だったので、字幕版を視聴。
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テレビ東京の午後のロードショーでは3月はワイスピと題して、17日に2作目、24日に3作目が放送予定です。おととい1作目やっちゃいました。本家の復習してから、という方はそちらもどうぞ。アホミッション的に3作目はあんまり関係ないかもしれないけど「クールなアジア人枠」ってのは多分あの人のことだと思うし。
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