アベンジャーズ/エンドゲーム / 「インフィニティ・ウォー」の雪辱を晴らす。何に変えても。アメコミヒーロー最多登場、これまで追いかけてきたすべてのファンのための物語。MCUの集大成。

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アメコミ原作のヒーローたちを複数の映画、ドラマで展開し一連の世界観を作り上げる「マーベルシネマティックユニバース」の、一つの区切りとしてある意味での「完結編」として、全世界大ヒットしたアクション作品。
前作「インフィニティ・ウォー」の直接的な続編であり、映地球上の全生物の半分が塵と消えてしまうという衝撃的なラストから、それでも立ち上がったヒーローたちの戦いを描いており、これまでシリーズを追いかけてきた思い入れが強いほど涙腺がやられる傑作ドラマ。
ロバート・ダウニーJr、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワースら「アベンジャーズ(2012)」の最初の6人に特にスポットを当てつつも、これまでのMCU出演者たち大集結で怒涛の3時間ノンストップで楽しませてくれます。長いので共演者は割愛。
あらすじ
アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)らアベンジャーズとサノス(ジョシュ・ブローリン)が戦った結果、全宇宙の生命は半数になってしまう。宇宙をさまよいながらスーツの開発を続けるアイアンマンをはじめ、生き残ったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)やソー(クリス・ヘムズワース)らは再び集まり、サノスへの逆襲を始める。(シネマ・トゥデイより)


本作のネタバレに関してはこのブログの方針通り、なるべく伏せていますが、前述の通り直接的な繋がりがある前作「インフィニティーウォー」の内容はどうしても触れてしまうのでご容赦ください。すでに書いてある通り、前作のラストではヒーローを含めた生物の半分が消えてしまったという衝撃的な展開を見せます。そこで今回は、なんとかして報復し(アベンジャー=復讐者、報復者)、自体を元に戻そうと奮闘するというお話になってます。

というか「どうにかしないといけないけど、一体どうするんだ」っていうのは全員が思っていた訳で、その方法がまたすごかったですね。単純に「●●すればいい」っていうのは誰でも思いつく案の一つだと思うのですが、この映画の場合だと予想より一手間かかっていて、それが結果的に「これまでのMCU作品へのオマージュ」であり「見てきてくれたファンへのサービス」になっていたのがめちゃくちゃ上手いと思いました。

そもそもこのエンドゲームを楽しみにしていた人は前作も見てるだろうし、最初からじゃないにせよ、何らかの形で他のMCU作品に触れてるって方がほとんどだと思うんですよ。僕も含めて、全部の作品を追ってるって人もかなりいると思います。だからこそこの節目になる物語をどう決着するのか、半分が死ぬという悲劇をどう解決するのかずっと考えて公開を迎えた訳ですから、それで見はじめたら懐かしくて印象深いシーンのオンパレードやられたらもうこの時点で泣いちゃいます。一つ例をあげると、構想ビルからトニーが飛び降り、落ちていく途中でスーツが展開してアイアンマンになる!っていう大好きなシーンを、現在の最新のスーツでやってくれたりとかね。声出ちゃいますよ。

それだけじゃなく生き残り組一人一人にドラマがあって、これまでの映画を見てきたからこそそれぞれの気持ちが痛いほどわかって。結果として誰かを救えても、怪物になることに恐れ続けてたハルクが、その力ですら敵わない敵(サノス)がいた時、とか、ヒーローを引退すると決意するほど大事だった家族が指パッチンで消えた時の怒りや悲しみ。やっと見つけた居場所、家族のような仲間を救うためにできることは何でもしようと奔走する彼女。一方で、新しい生活を踏み出し、目を背けることで辛さから逃れようとした天才。一番心にくるのは、序盤にて報復には成功にしたにも関わらず虚しさだけが募り、別人のようになってしまったあのキャラクター。ストーリーを知らずにあのビジュアルだけ見たらかなりコミカルなんですけど、見てるこっちまで辛くて、全然笑えませんでした。だからこそ母親とのやりとりは余計にくるものがありましたね。こうかくとほぼネタバレになっちゃうかもしれませんが、「のび太とおばあちゃん」の話を彷彿とさせるあの流れはズルイよ。あれで感動しない人いるのか?ってくらい泣けました。

後半から展開してく「仲間を救うための大計画」の鍵となるのが、アントマンなのですが、この他にも「あの時映画には出てこなかったけどあのヒーローは何してたの?」の答えになるような要素もチラホラあってそこも嬉しかったですね。あのキャラクター、今回も樋口可南子さんが吹き替えしてます。ついでにいうとホークアイの宮迫さんもそのままでした。全体的にシリアスなお話のはずなんですが、彼を中心にちょいちょい笑えるシーンも含んでて、適度に肩の力を抜けたのがよかった。文字通り手に汗たまるし身体中に力入れながら、下手したら息するの忘れちゃうくらい熱中しちゃってますからね。こういう存在は助かります。アメリカのケツ!は笑えます。
今回も故スタンリーはカメオ出演してます。さらに個人的に嬉しいカメオ出演は、ドラマ版「エージェント・カーター」のジャービスがそのまま出演してくれたこと。一番最初のトニーの助手的AIの元ネタになっった人です。

その大作戦がある意味成功し、そしてある意味ピンチになってしまうのですが、そこからのアクションも物凄かったです。ヒーロー大集結映画の集大成って言われてイメージする映像の、数倍はすごかった。特にそこに到るまでの流れがもう涙なしには見れないんですよ。とある有名なセリフをこれまで散々言わずに引っ張ってきて、これ以上ないっていうタイミング、シュチュエーションであのキャラがいう。鳥肌立ちっぱなし。それぞれヒーローに見せ場を作りつつも、いわゆるBIG3、アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーで宿敵に挑んでいく絵が見れたのも大満足。シビルウォーでは一度袂をわかった二人ですが、今回改めて握手するシーンもあったりして、ヒーロー同士の信頼、絆としてもめちゃくちゃ熱いです。ソウルストーン関連とか、まさにそう。家族みたいなものですよ。

ヒーローもので最後まで悪の勝ちだったら大変なので、最後にはアベンジャーズ側が勝つのはある意味誰も疑ってなかったとは思うのですが、その勝利の代償がこれまた大きくてですね。僕はあまり自己犠牲っていうのは好きじゃないんですが(どうしたって泣いちゃうから)、サノスのセリフと対照的で、だけどこの一連の物語の決着にピッタリ(これもずっと追ってきた人なら尚更心にくる)な言葉で決めてくれるので、完全に涙腺が崩壊しました。特にすぐさま近づいてきたとあるキャラがね……。中盤あたり、新しくはじまった人生を大事にして、もう危険な道を歩むののはやめようと思った時に彼の写真を見て決意が揺らぐっていうシーンがあったので余計に泣けます。3000回……もかけがえない存在でしょうけど、彼もまた大事な仲間だった。だから取り戻すために奮い立てた。思えばかなり初期から「人間の無力さ」を実感してたんですよね、あのヒーローは。

その涙も乾かないままにサプライズがもう一つ残っていて、めちゃくちゃビックリ。メタ的なことを言うと今回の作品でマーベルと契約が終わる人たちがいるなんて噂が立っていたので、そういった視点からの予想もあるっちゃあったのですけど、まさかこう言う形でとはね、と。でも良く良く過去作を思い返せばものすごい自然というか、ずっと彼の中で悩んできたこと、引っかかってたんだろうなと思いますし、祝福する気持ちでいっぱいです。またラストに流れる曲も卑怯なんだよなー。これもネタバレになっちゃうかも知れませんが、スピンオフドラマも追っかけてる身として余計に泣けました。

ということでなるべく本筋に触れないようにしたのでいつも以上にまとまりはなくなってますが、「シリーズ作品をある程度見てから」の視聴を声を大にしてオススメしたい作品なのは間違いないです。話題作だからって理由だけでこれオンリーで見ちゃうのは勿体なさすぎる。流石に全部っていうのは大変だと思いますし、公開当時から「どれを見るべき」とかって有志が候補あげたりしてると思いますのでググルなりしていただければ笑個人的には映画もドラマも全部見て!という感じなのですけどね。

前作に引き続き、日本版のUHD Blu-rayを購入。本編、Blu-ray,3D版Blu-rayそして初回特典のボーナスディスクの4枚入ってました。前作とのセットなんかもあるみたいなので、そちらもご検討ください。

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