メッセージ / 突如として地球に飛来した、12隻の宇宙船。彼らの目的は一体何なのか。言語学者ルイーズ。一定時間ごとに許される面会にて少しずつ理解していくが・・・。エイミーアダムズ主演SFヒューマンドラマ。

メッセージ (吹替版)


テッド・チャンの短編小説を原作としたSFドラマで、主演はエイミー・アダムス。地球の12ヶ所に現れた巨大な宇宙船。その一つを調査するために軍に依頼された大学の言語学者ルイーズは同じく呼ばれたイアンらと共に「彼ら」と接触を試みる。想像を絶する世界に戸惑いつつも、彼と交流するための方法を模索する彼女だったが・・・。
アベンジャーズのホークアイなどのジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーら共演。
監督は、ブレードランナー2049のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
あらすじ
巨大な球体型宇宙船が、突如地球に降り立つ。世界中が不安と混乱に包まれる中、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は宇宙船に乗ってきた者たちの言語を解読するよう軍から依頼される。彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、彼女は時間をさかのぼるような不思議な感覚に陥る。やがて言語をめぐるさまざまな謎が解け、彼らが地球を訪れた思いも寄らない理由と、人類に向けられたメッセージが判明し……。(シネマ・トゥデイより)


冒頭からルイーズとその娘?と見られる映像が流れ、物語が始まっても彼女の家族についてはそう言ったフラッシュバック的な描写でしかわからなくなっている。不思議だなぁと思っていましたがそれが後半に判明していくある事実によって伏線だったのか、と納得。これはネタバレなしで見て欲しいと思います。

全体的に霧がかかった世界を見ているような映像。主に宇宙人?と対話する時がガラスの向こうがもやでなんとなくタコのようなシルエットだということしかわらないためなのもあるのでしょうが、それ以外のシーンも例えば集めたデータを元に言語を体系づけているところも薄暗いので、ずっと灰色な印象でした。

しかしお話自体はとても引き込まれるものがあって、序盤あたりで危険を顧みずなんとか会話しようと試みたルイーズと、それに答えた宇宙人、そして驚きの「文字」(?) どこかのレビューで善の世界、なんてのを見ましたが、確かに水墨画みたいな感じで面白いです。

そしてそこで出てきた逸話の「ある言語を理解すると、その言語を使う人たちの価値観や考え方もできるようになる」っていう奴。さらっと出てきたのですけど結構重要な価値観でしたね。後半全てが繋がって、一気に駆け抜けていく、前述の例えを繰り返して使うなら霧が晴れていくような演出は鳥肌ものでした。
あくまでルイーズは対話を試みてるけど、12ヶ所もあればとりあえず攻撃しちゃえていう勢力があるのもうなづけます。序盤から他国の反応、情勢についてはニュース報道って形で同時進行されてましたけど、その後半でその辺りとも絡んでいきます。

全部を理解した上で色々な回想のことを思うと、例えば娘?の父親との関係性の変化は多分そういうことなのかとか、色々予想できましたし、何より宇宙人の目的、伝えたかった「メッセージ」は、ジョジョ読者にとってはある人物を思い起こさずにはいられないので、どのような展開になるのかなって考えることがとても楽しかったです。

宇宙船のデザインはお菓子に似ていると話題になりましたけど、実際見始めるとそういうこと忘れちゃうくらい世界に入り込んじゃったし、何より突入した時の無重力感とか、地球との技術の差とかとてもワクワクしました。
その意味ではSF要素も結構ありましたけど、ルイーズがどう思い、何をして、彼らから何を得たのかっていうのは一貫してたので感情移入しやすいし、わかりやすかったと思います。

映画の原題はARRIVALですが、邦題のメッセージも物語を表しててなかなかいい改題だなと思いました。

スターチャンネルにて吹き替え版を録画、視聴。

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