僕のワンダフル・ジャーニー / 何度も生まれ変わり飼い主の元へ戻ってきた不思議な犬「ベイリー」が、今度は彼の孫娘を守る決意をする。大ヒットし、犬好きの涙腺を破壊した(笑)「僕のワンダフル・ライフ」の続編。

犬が何度も生まれ変わって飼い主と再開する。W・ブルース・キャメロンの小説を実写化し大ヒットした「僕のワンダフルライフ」。原作本 "A Dog's Purpose "の続編である "A Dog's Journey" を、前作キャストを続投し映画化。イーサンの孫娘CJが大人になるまでを描き、彼女やイーサンといった飼い主たちと犬の絆の物語で今回も泣けるポイント多数。ラストシーンの破壊力は前作以上。
50年で3回も生まれ変わり、ついに最初の飼い主イーサンと再会できたベイリー。幸せな日々が続くが、寿命がきてしまう。「生まれ変わっても孫娘CJのことを頼む」という言葉を胸に刻んだ彼は、またしても生まれ変わり、奇跡的に10歳になったCJと再会。なんとか飼ってもらうことに成功するが……。
イーサン役のデニス・クエイドら前作キャストに加え、成長したCJ役にキャスリン・プレスコット、幼馴染みトレント役にヘンリー・ロウら共演。
あらすじ
愛する飼い主のイーサン(デニス・クエイド)に会うために50年で3回生まれ変わり、ようやく再会した犬のベイリーは、イーサンと彼の妻ハンナ(マージ・ヘルゲンバーガー)と一緒に農場で暮らしていた。ある日、孫娘CJの母親グロリア(ベティ・ギルピン)が娘と一緒に出て行ってしまう。悲嘆に暮れるイーサンとハンナを見たベイリーは、ある決意をする。(シネマ・トゥデイより)


1作目の紹介はこちら
僕のワンダフル・ライフ / 君に再会するまで、何度でも生まれ変わる。大ヒット小説を「HACHI (ハリウッド版ハチ公物語)」の監督が映像化。誰もが涙する傑作ドラマ。
http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/A-DOG-S-PURPOSE.html

この1作目2作目含め、予告動画を今見返しても泣いてしまうんですが、覚悟して身構えてたのにも関わらず2時間の中で何回も泣かされてしまって大変だったので、大袈裟でもなんでもなくハンカチをご用意して視聴をお勧めします。これ犬好きとか抜きにして全員なくと思う。

あらすじの通り、また一人の人間に会うために生まれ変わるという部分は前作と共通してるので似た物語になってしまうかという若干の不安も当たったのですが。今回は中盤になかなか会えない時期がある以外は基本的にCJに飼われてる期間が長いのでそういう要素は少なめ。絶対に会うんだという強い意思が起こした奇跡という感じですね。匂いとか、ブレスレットの音で彼女の存在に気がつき自分から動きますし。「私を飼って」という保護犬の服きてるエレベーターのシーンとか、あれ譲渡会から脱走してますからね。すごいバイタリティ。

今作はどちらかというと犬が「人と人と関係」に影響を及ぼす方にスポットが当たっていて、素直になれなかったり勇気が出せなかったりする中で、飼い犬という存在がいかに大事かっていうのが描写されます。物理的な意味でも、精神的な部分でも。それは幼なじみのトレントとの仲であったり、母と娘、さらにその親世代との距離感であったり。急に夫をなくし、娘CJをどう育てればいいか混乱して周りが敵に見えてしまうという母グロリアのことも状況から言えば同情しなくもないんですが、かなりダメな親。彼女が変に嘘をついたせいで祖父母ともなかなか会えず、結果、イーサンとベイリーも終盤になるまできちんと顔を合わせられません。それでも訪ねてきたほんのちょっとの時間で「ベイリーか?」って気がつくところは泣けます。

もう一人CJと恋人になりかけた不良っぽい奴も豹変っぷりが怖いというか普通に犯罪者で、作中唯一の嫌なシーン。まあ対照的にトレントという好青年がいるわけですが、アリババピクチャーズが共同制作だからかな?と勘繰ってしまうくらいにめちゃくちゃいい奴。序盤からほんとお似合いなんですけどなかなか二人の中は進展せず、ベイリーのおかげで再会してもそれは変わらず。しかしあることが起きて一気に近づきます。

生まれ変わりのタイミングと合わせて映画は分かりやすく30分くらいで場面が変わるんですが、前半でベイリーがガンの探知犬としての意外な才能を見せるシーンがあるんですね。発症してる人は独特の匂いがするらしく現実世界でも活躍してるんですが、彼もまた嗅ぎ分けられるようで。その流れをみたときにめちゃくちゃビビりましてね。「あー、これイーサンがガンだって気がつくパターンなのかな」(死んじゃうのかな)って予想しちゃいました。ネタバレになってすみませんが、それは別のキャラクターが担当しますし、早期に発見されたこともあって無事に治ります。子供も見る映画ですからね。これはほんと良かった。文字通りの命の恩人ってわけで、ますますベイリー好きになります。

CJの物語としても、ずっと夢として歌手になりたかったもの、あったものの人前で歌うことができなかった彼女がついに披露するという展開もあって胸熱です。日本語吹き替えだと歌まで日本語になってて、担当した早見あかりさんが歌っております。個人的にはこの映画に限らず歌は原曲で字幕で出した方がニュアンス出るんじゃないかなと思ってます。下手、とかではないんですが、プロの声優さんじゃないぽいな、誰だろ?と調べました。他のメインキャストが高木渉さんや大塚明夫さん、朴璐美さんや石川界人さんだったのでね、周りがうますぎた。特にイーサン役は老け具合によって声色が変化してるのはさすがだと思いました。ビッグボス(メタルギア)やってた声でベイリーを「ビッグドッグ」って呼ぶのがなんか好き。

そうやって色んなことが良い方向に向かっていき、そこに至るまでにも何回も泣かされたんですが、終盤あたりの怒涛の展開がこれまたすごかった。目の前の犬がベイリーだって確信して少しも疑わないイーサンと、例のジャンプを見せてCJに信じさせるシーンからはじまり、全てを悟った彼女(いやガンを知らせるポーズで気が付け) 「ベイリーなの?」の問いに答える彼(犬)の言葉。基本的にベイリーの心の声は一切人間には聞こえないんですが、そういうのを超えて意思の疎通ができててほんとグッとくるんですよね。ちょいお間抜けな部分もあって何度も和ませてくれるし、前作同様にほんと「こういう風に思ってくれてたらいいな」って思って見てました。

そしてやってくる別れ。なるほど、そういう順番できたか。っていうね。生まれ変わるときに草原?を走ってるのが伏線というか、見事に1作目からやってきた長い旅の延長としてこれ以上ないっていう描き方してるし、「虹の橋」を出してこられたら泣かずにいられるわけないだろうがよ。例によって頭おかしくなりそうなほど声だして泣きじゃくりましたよ。やっぱりイーサンとベイリーの物語だったんだなぁって。
当たり前すぎて書きませんでしたが、1作目を見ずにこれだけ見るのはもったいなさすぎるんで、こちら単体でみずにちゃんと二つとも見て欲しいと思います。これだけでも成立してるけどね。

ディズニー作品と同様に、これほど見る前から「絶対泣かされるよな」ってわかってた作品も他にないんじゃないかってレベルなんですが、その予想をはるかに超えて感動しました。犬好きかどうか、飼ったことがあるか問わず万人が感動し泣ける作品だと思いますので、本当におすすめします。

Amazonプライムビデオで会員無料対象ということで吹き替え版を速攻で視聴。いずれソフトも購入したいと思ってます。



動画はこちら


1作目はこちら

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