砂上の法廷 / キアヌ・リーブス主演。敏腕弁護士が挑むのは、父親殺害の容疑をかけられた息子。しかし彼は証言どころか一切言葉を発しず、有罪が確定しそうになるのだが・・。

砂上の法廷 [Blu-ray]

ジョン・ウィックで再びアクションのキアヌって感じですが今回は敏腕弁護士を演じ、かなり不利な裁判に挑む奮闘を描く。彼が担当するのは父親殺しの容疑をかけられた一人息子で、その家族とはかなり親しい間柄なためいつも以上に熱心に取り組むが、肝心の息子が一切口を開かず・・・。
キアヌの他、母親役にレニー・ゼルウィガー、被害者で父親にジムベルーシら共演。
あらすじ
大物弁護士が自宅で殺され、弁護士のラムゼイ(キアヌ・リーヴス)は容疑者として逮捕された被害者の息子マイク(ガブリエル・バッソ)の弁護を引き受けることになる。法廷では次々と彼の有罪を裏付ける証言が飛び出すが、ラムゼイは証言の中にうそがあることに気付く。そんな中、黙秘を続けていたマイクが思わぬ告白を始め……。(シネマトゥデイより)


最初に言っておきますとこの「砂上の法廷」っていう邦題がものすごくセンスあって、原題の「THE WHOLE TRUTH」という皮肉ったタイトルにも通じるとてもあってると思います。裁判では全て"偽りのない真実"を語るとされていますが、予告動画で「騙される」とあるように、かなり嘘が蔓延してます。それがまたこの映画の面白さなんですけど。

被告人である息子が喋らない、っていう時点で単純な事件じゃないというのは明白なんですが、誰が殺したのか、またどのような理由からなのかってが一番の見所。出てくる人物も少ないので「実際に息子が殺したのか」「母親が殺したけど息子がかばっているのか」などが考えられますが、裁判で喋る様々な証人たちと、彼らが語ることば、そして嘘から、どっちの可能性も捨てきれなくて本当に悩ましいです。
しかも中盤あたりから息子マイクが口を開き、そこからさらに事態が急変。ますます先が読めません。

一応「嘘が見抜ける」という助手の存在がありますが、感覚的にみんな何かしら隠してるだろうなってわかりますし、法廷ドラマとしてもありがちな描写なのでそっちのハラハラは少なめ。もちろんラストに陪審員がどう判断するかは緊張しますけど、一人一人掘り下げられることもないので、やっぱり「どんな夫、父親だったか」どの人物が語る「被害者像」が一番真実に近いのかってのを考えながら見ていくのが面白いと思います。
本当にDVしてたのか?と。

ネタバレにならない範囲でいうと最後の最後でどんでん返しがあり、「そういうことなのか」って気分になります。一応中盤あたりにちょっとだけ伏線はありましたけど、全部かたがついた後だったのでなんとも。
ただもしかしてこの後・・・って予想したりはできますけどね。
それまで全部含めてタイトルが皮肉になってるのでそういう意味では楽しめました。

スターチャンネルにて吹き替え版を録画、視聴。

砂上の法廷 [Blu-ray]
砂上の法廷 [Blu-ray]
posted with amazlet at 17.08.09
ギャガ (2017-07-04)
売り上げランキング: 8,518


砂上の法廷 [DVD]
砂上の法廷 [DVD]
posted with amazlet at 17.08.09
ギャガ (2016-08-02)
売り上げランキング: 40,535



この記事へのコメント