グリム・アベンジャーズ / 白雪姫や赤ずきん。おとぎ話のヒロインらが鏡の力で現代のL.Aにワープ。故郷を救うため、悪の野望を打ち砕け。

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魔法の国で正義の悪の争いが勃発。世界征服をたくらむルンペルシュティルツヒェンは邪悪な軍隊を従え次々に国を攻撃し、その魔の手はついに白雪姫の城まで。空間を移動できる『魔法の鏡』をわが物にしようとするも鏡はわれ、白雪姫ともどもロサンゼルスにワープ。彼女を助けるため、赤ずきんや白雪姫、ラプンツェルらも後を追うが……。
お馴染みのヒロインたちが大活躍。個性豊かな攻撃手段で、アクションを魅せる。はたして悪の野望を打ち砕けるか!?
本家アベンジャーズでハルクを演じてきた(最近の映画だと変身後の声のみ)ルー・フェリグノも出るよ!。
あらすじ
昔々、魔法の王国で、善と悪が死闘を繰り広げていた。白雪姫、シンデレラ、眠れる森の美女、ラプンツェルたちは、敵を追って現代のL.A.にタイムスリップ。しかしそこでは、宿敵の魔術師が市長となり、悪の帝王として君臨していた。魔術師の狙いは、赤ずきんが持つ魔法の鏡を奪い、時空の扉を開いて自らの軍隊を呼び寄せること。そうなれば、2つの世界は共に悪の手に落ちてしまう。白雪姫たちは魔術師の野望を砕くため、決死の戦いを挑むが…。(アルバトロス・フィルム、商品ページより)


敵役がルンペルシュティルツヒェン(以下、魔術師)ということで、同じく童話をモチーフにした海外ドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』を彷彿とさせますが、この作品は女性のカッコよさをメインにしたアクション映画で、ずばり主人公側は全員女性です。ほんの少しあとから鏡に飛び込んだのにも関わらず鏡の向こうではだいぶ時間が経ったようで、魔術師はLAの市長になり、地元警察を私物化してやりたい放題。洗脳して思い通りに動かしたり、ゾンビのような操り人形にしてしまうこともできるという極悪ぶり。はっきり言ってかなり勝ち目は薄いです。

先に触れたルー・フェリグノは肉体を強化され、灰色のハルクという感じ。ドラマ超人ハルクで主演してた人なので、見ていた方はニヤッとするかもしれません。彼と対峙するのは主に赤ずきんで演じてるのはエリザベス・ピーターソン。主に弓と己の力のみで戦うのですがかなりの強さでアクションシーンでは一番輝いていました。ただ、魔術師よりも彼が引き連れているオオカミとの因縁を優先し、単独行動も多し……。
それ以外のヒロインたちは長い髪を振り回してみたり、冷気を出したり凍らせてみたり、それぞれの特徴を表していて面白かったです。ただみんな同じようなタイプの女優さんなので最初の方はキャラクタの区別がつきにくいなって印象を受けました。

後半になるにつれ、予告動画でも少し使われているようにヒロイン同士の対決だったり、魔術師側の一人が協力してくれたりといよいよ最終決戦かというムードが出てきますし、鏡の向こう側からついに……というのも予想以上にLAの危機!な感じで良かったです。

ちゃんと復讐者=アベンジャーズだし、B級映画の域は出ないかもしれませんが普通に楽しめる映画だと思い増す。女性のカッコいいアクションが見れますし。

DVDレンタルで視聴。アルバトロスフィルムなので、デカ文字字幕も完備。

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