主演ははオースティン&アリーに出演しているローラ・ラマノ。
プロムクイーンを狙うモニカはネットでの意見を参考に髪型も靴もドレスも靴だって完璧……のはずだったのに、すべてとんでもないことに。夜のパーティまでになんとかしようと奮闘するも、買っておいたネックレスがいわくつきの逸品で、FBI捜査官に付きまとわれることに。ティーン向けのドタバタコメディ。
あらすじ
「オースティン&アリー」のアリー役、ローラ・マラノ主演の最新ディズニー・チャンネル・オリジナルムービー。学園祭プロムを控え準備に余念がないモニカ(マラノ)。しかしパーティー当日、その日に限って髪形が決まらず、着ていくドレスも破れて愕然とする。そこへ、モニカが質店で買ったネックレスを探しているFBI捜査官の女性・リズ(リー・アリン・ベイカー)が現れる。(smartザ・テレビジョンより)
何をやってもうまくいかない日っていう意味もあるタイトル通り、主人公モニカがさんざんな目に合ってしまうドタバタ系コメディですが、そこはディズニー最後にはスカッとさわやかに気分よく見終われる素敵な物語でした。
あらすじに書いてあること以外でも付き合っているつもりの男の子に裏切られてたり、唯一の移動手段だったリズの車が警察にとられてしまったり。とにかくやることなすことが全然うまくいかなくて、大丈夫なのかこれっていうレベル。おまけにネックレスをめぐって本物の悪党が彼女たちをつけ狙ってくるし。
ものの考え方とかタイプが全然違うリズとモニカ。何度も口論になりますが、そういうやりとりを経て、二人は自分には足りなかったものが少しずつ見えてきます。特になぜモニカが他人の評価をこれほどまでに気にしてしまうのかっていうのはなるほどなぁっていう理由があって、ちょっと切なかったです。なんども(リズとモニカは)親子ですか?と聞かれ、そのたびに二人して『ありえない!』って怒ってた二人が、最後はそういう関係にもにた絆になるっていうのはグッときました。リズはリズで親子関係でうまくいってなかったのですが、そっちも最後には……これも良かった。
前述のとおり全体としてはコメディで結構笑えるんですが、モニカやリズに感情移入できるし、アナ雪ではないですが、『ありのままの自分でいい』っていうメッセージを感じて、勇気をもらえるヒューマンドラマっていう感じもしました。ネックレス泥棒との攻防は控えめで、さくっと解決したのもよかったです。
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