セレブな彼女の落とし方 / アシュトンカッチャーが冴えない男を好演。高嶺の花、社長の娘に頼られ二つ返事でOKした留守番業務。しかしハプニングにつぐハプニングで……

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『ベガスの恋に勝つルール』などロマンティックコメディ多数出演するアシュトンカッチャーが、冴えない男を演じます。憧れの女性リサの家で留守番することになったトム。しかしリサの父親はトムの職場の社長でもあり、両方の意味でも失敗はできないのだが……
ヒロイン役にタラ・リード。父親で社長にはテレススタンプ。
あらすじ
大手出版社に勤める冴えない青年トムは、厳格で完璧主義者の社長ジャックの下で、いつクビになるかと心配しながら働いてきた。そんな彼の憧れは、パーフェクト美女の同僚リサ。だが彼女はボスであるジャックの娘だった。セレブな彼女に声もかけられないトムだったが、ある日リサのほうから自宅に来てほしいと誘われる。絶好のチャンスと出かけるトムだったが、彼が頼まれたのは留守番とジャックが大切にするフクロウの世話で……。(WOWOWより)


(2つ目の動画は)物語冒頭。憧れのリサと会話することができたのに、拾った他人の鞄に入ってた雑誌を見られ、ゲイだと思われて……


見終わってから監督が「裸の銃を持つ男」や「最強絶叫計画」のデヴィッド・ザッカーだと判明し、超納得。つぎから次へと主人公がトラブルに見まわれていく感覚が、ギャグの応酬っていう印象でジャンルは違えど似た匂いを感じます。

メインとなるのは留守番を任された夜なんですが、そのたったの一晩の間にいろいろなことが起こり、それに翻弄され続けるという非常に単純明快な話。昼間解雇された女性秘書とその彼氏が訪ねてきたり(あろうことか社長の家に泊まることを勝手に許可)家族とは接近禁止命令が出ている長男と、とってもいかつい麻薬取引の相手の登場。さらに社長の大切なフクロウがそのドラッグを飲んでしまい……

とにかくハチャメチャな状況を演出するために全ての登場人物、出来事があるって感じで、何も考えずひたすら笑えばいいってタイプの映画ですね。最初こそ家具を傷つけないでなど何とか事態を修正しようとしてたトムでしたが、あきらかに修復不可能、これ絶対クビになるだろっていう散らかり具合になっててもスルーしてたのは面白かった。もうどうにでもなれーって感じでしょうか。リサが帰宅し、やっと自分の想いも伝えられて……

タイトルになってるくらいなんで冴えないけどここぞというところでカッコいい姿を見せる系だと思ってたのですが、そこの部分はかなりベタな展開で、やっぱりギャグに重きをおいた作品なんだなと改めて。もちろんかなり変わり者の社長も家族愛に目覚めたりとかグッとくるシーンもありますけどね。

ロマンティックコメディっていうよりも、ドタバタものって感じの映画。主演のアシュトンカッチャーのヘタレっっぷり、巻き込まれっぷりはとても良かったです。

TOKYO MXで放送された吹き替え版を録画、視聴。

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