キューティーブロンドなどラブコメに多く出演しているリース・ウィザースプーン、そして最近ではアベンジャーズのハルク役などでもおなじみマークラファロのW主演で贈る、王道ラブストーリー。
やっとの思いで気に入る物件を探し当てた男性。気ままに少していると、どこからともなく女性が現れ、私の家で何してるの!と叫ばれてしまうのだが……
フランスの小説『夢でなければ』をマーク・ウォーターズ監督が実写化。
あらすじ
働き過ぎが原因で交通事故にあい、幽霊となってしまったヒロインのエリザベス。彼女が住んでいたマンションは貸しに出され、そこを独身のデヴィッドが借り受けた。ところがエリザベスは自分が幽霊になっているとは知らず、新たな住人となったデヴィッドを追い出そうとするのだが、彼女は少しずつ記憶を取り戻し……。(Yahoo!映画作品紹介を参考)
王道中の王道ラブコメ。最後まで楽しませ、最高のハッピーエンドに気分爽快になる素敵な映画。
英語版の予告動画と、配給元の後悔している吹き替え版のワンシーン2種類の動画を張ってみましたが、あくまでのこの映画、ラブ”コメディ”ですので、非常に楽しく見ることができます。まずは幽霊という現実に気づかない、そして気づいてからもいつまでも部屋に出没しつづけるエリザベスと、そんな彼女に振り回されるデイビットという構図があって、ドタバタっぷりが笑えます。
ナポレオンダイナマイト(バス男)主演のジョン・ヘダー君が霊能力者役で登場し、困り果てた彼女を除霊できないか相談されるのですが、結果的には二人の幸せに向けたいろいろなヒントをくれて、かなりいい役どころでした。「あんたら相思相愛になったのか?そういうオーラが出てる」エリザベスの姿自体は見えないものの、存在を信じてくれた数少ない一人。
そう、なんとかエリザベスが再び目覚めるように彼女の姉を訪ねるのですが、まったく信じてもらえないっていうのも予想通りながら笑えました。なんでそんな秘密しってるのよーって包丁向けてるシーンがそれです。でもとある登場人物がそんな彼女と意外な関係があって、ちょっとニヤッとしました。伏線だったのかと。
ドタバタを繰り広げながらも、上で触れたように二人の心が通じ合い、タイトル通り恋人のようになってくる。こうなるともうなんとかして復活してくれないかなと思うわけですが、その方法がね……もう奇跡だとか、できすぎてるとしか思えないんですけど、それでいいんですよ。これこそ最高のハッピーエンド。あれこれディズニー配給の映画かなと思っちゃうような、グッとくる展開でしたね。
そんなわけでどんな人にも安心してオススメできる珠玉のラブコメなので、ぜひ見てもらいたいなと思います。
TVで字幕放送されたものを視聴。
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