アニメも放送された、山内泰延によるコミックを実写映画化。主演は菅田将暉。
いつもつるんでいるモテない男子高生3人組。男子校なのも相まってまともに女性と縁のなかった彼れらだが、女子高と合同で文化祭を開くことになり、男子は浮足立っていく。意識しすぎて挙動不審になったり、それぞれに恋の予感も!?
野村周平、吉沢亮、岡本杏理、山本美月ら注目の若手多数共演。
あらすじ
男子校の高校生タダクニと同級生のヨシタケ、ヒデノリは、身内以外の女子とはまったく接点のないモテない3人組。何かといえばタダクニの部屋に集まってはマンガを読んだり、妹のスカートをはいて軽蔑されたりとしょうもない日常を過ごしていた。そんなある日、近くの女子校と文化祭を共同開催することが決まり、準備のため女子高生たちがやって来る。普段目にすることのない女子の華やかさに、タダクニら男子は浮き足立ち……。(WOWOWより)
男子高校生あるある、というか男子あるあるのオンパレード。ここまでわかりやすくはありませんが、女子の登場にソワソワしちゃう主人公らの気持ちに超共感。
数か月前放送されたドラマ『ごめんね青春』を思い起こされますが、これもそれまで男だけでアホなことばかっりしてたところに、いきなり女子との共同作業することになるわけで、似ています。より男子側にスポットを当ててコミカルに描いてます。
共同作業、といっても女子はコスプレ喫茶、男子はお化け屋敷と言う風に別々の出し物なので、直接やりとりするのは実行委員会など。ガムテープがないから貸してと言われて全員が固まってしまったり、期間中女子用になるトイレをきれいにしすぎる(便座カバーつけちゃう)など、意識しすぎてるのがとても面白かった。
女なんか別に興味ないしなぁ、文化祭とかだりぃなぁ、みたいな彼らの思う『モテそう』な行動をしてて笑ってしまう。それなのに目があったり、会釈されただけでもしかして好きになられた?とか勘違いしちゃうところがなんとも笑
眼鏡キャラのヒデノリは文学少女と、馬鹿なことばっかり言ってるヨシタケはコンビニ店員とそれぞフラグ?が立っていて、文化祭を舞台にした男子全体の描写に加えてそれぞれの結末も見もの。
特にヨシタケのストーリーはね、美人な年上のお姉さんに恋するとたいていこういうオチが待ってるよね……と切なくなりました。すべてを察した友人のさりげない行動にちょっとグッと来た。
そんな感じで基本主役3人にスポットが当たってるものの、お化け屋敷担当するメンバー全員キャラが経ってて面白かった。文化祭という、普段と比べると非日常だけではなくて、何気ない毎日の様子とかもっと見てたいなぁと思いました。
最後のしょうもない会話を含めて、劇的なことがないのが逆にリアル。そう感じさせてくれる映画でした。
WOWOWにて録画、視聴。
男子高校生の日常 Blu-ray グダグダ・エディション
posted with amazlet at 15.06.12
ポニーキャニオン (2014-03-19)
売り上げランキング: 22,034
売り上げランキング: 22,034
男子高校生の日常 DVD グダグダ・エディション
posted with amazlet at 15.06.12
ポニーキャニオン (2014-03-19)
売り上げランキング: 77,824
売り上げランキング: 77,824
人気ブログランキング参加中。
この記事へのコメント